プロローグ

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 広い森に悲鳴が響く。

ここは西暦4009年の地球。1000年前の全世界的大地震により大陸がくっつき、国が4つになってしまった。物語は東の国、「バーレスク王国」の首都、「プロミネンス」に住む、1人の少年を主人公とする。
「畜生!くんじゃねーよ!!メラ!メラ!!」少年が呪文を唱える。すると少年の手から真っ赤な炎が飛び出した。炎は少年を追いかける「怪物」目掛けまっすぐに飛んでいった。
「ゴララララララララララララ!!!」怪物の独々な鳴き声と共に紫色の液が炎に向けて発射された。
しかし炎には当たらず、岩に当たった。その岩がジュウウウウウウウゥゥゥと音をたて溶ける。そうこれは毒だ。しかし、これが何であってももう意味はない。なぜかって?炎は怪物に当たったからだ。怪物は
「ゴ・・ララ・・・・・・・・・・ラ」低いうなり声と共に・・・・倒れた。
「はぁ、はぁ、やった・・・。やっと・・・卒業、できるぞーーーーー!!!」

・・・・・・・・・この少年の名は「ファイラ・F・ロード」 この瞬間ファイラの運命が動き出す。
長い、長い運命の物語・・・・・・・