ハ・ジウォン、なぜこんな下品な映画に・・・ 『セックス イズ ゼロ』 | コワれるまで ALLORA

ハ・ジウォン、なぜこんな下品な映画に・・・ 『セックス イズ ゼロ』

女優ハ・ジウォンが出演しているというから観た映画、『セックス イズ ゼロ』(原題:色即是空 (セクチュクシゴン)2002年)。

映画冒頭から、ハ・ジウォンのエアロビのドアップ !!

このカメラアングルで推察できるように、内容は、ちょっと女性には勧められない の韓流セクシーコメディ。

ま、あまりのくだらなさや下品極まりなさに、笑っちゃいますけどね。


イ・ウニョ(ハ・ジウォン)が、恩人チャン・ウンシク(イム・チャンジョン)の部屋を訪れてみると・・・

実はケチャップをポスターにかけてしまって、それをなめていただけなのですが・・・

本作においては、こんなのはまだすごく上品なシーンです。

ホント、目を覆うばかりのくだらなさです。


でも、ジウォンがこのC級映画に魅力を添えてます。
ちょっとホロリとするところもある映画なんですよ。

堕胎処置を受けたウニョの事後をけんめいに看るダメ男(主人公)に、心を動かされるウニョ。

彼が妊娠させたのではないのに。


2分40秒あたりから、ハ・ジウォンのエアロビをどうぞ。


このダメ男ウンシクが所属しているのが、借力(チャリョク)部。

チャリョクって韓流作品に時々出てきて、よくわからないけど、モノを使わない拳法や空手と違って、何かのモノの力を使って心身の強さを図るスポーツ(?)みたい。

角材で腕や脚を叩くとか、腹の上のブロックをハンマーで割るとか。

といっても、いくらチャリョクでもタバコの吸い殻入りの酒を飲んだら、普通ニコチン中毒死 ドクロ するでしょう。
この映画では何度も、「これは死ぬなぁ」というハチャメチャな悪のりギャグがいっぱい出てきます。

ハ・ジウォン、こんな映画によく出たな。
いくらなんでも仕事は選ぶべきだ。



            



ちなみにこの映画、韓国で観客動員数400万人を得たとのこと。
うそやろぅっ

気をよくして2007年にはイム・チャンジョンを再登板させて『セックス イズ ゼロ2』(原題:色即是空 (セクチュクシゴン)시즌2(シヂュン2))が作られています。

こちらの動員数は初回作の半分くらいですが、それでもたいしたモノです(というか、韓国ではこのジャンルが妙にウケるんだろうか)

また2007年にはハ・ジウォンとイム・チャンジョンのコンビによる映画1番街の
(ポンガウィ)
奇跡』
(キヂョク)
が公開されています。

こちらの動員数は250万人。
やっぱりイム・チャンジョンが可笑しくて人気があるんですかねぇ。