『ラスト・ブラッド』のバトルガール、チョン・ジヒョン | コワれるまで ALLORA

『ラスト・ブラッド』のバトルガール、チョン・ジヒョン

なんとなく録りためていた、深夜のロードショーをやっと消化しました。

『ラスト・ブラッド(BLOOD THE LAST VAMPIRE)』(2008年)。



かなり怪しげな日本の地下鉄からはじまって、こんな棚田はないだろうといった山村風景。
見始めて「これ、どの国の映画?」と首をかしげましたが、香港とフランスの合作映画だそうです。
たぶんフランスはお金を出しただけで、メインは香港映画でしょう。
奇妙な日本の描き方が興味津々で、観てしまいました。

大がかりなワイヤーアクションや絢爛な色彩美は、まあ最近の大陸系映画でやたら観られるヤツ。
そこは食傷気味だけど、主演がうれしい。

『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンです。

ラブコメからワイヤーアクションへ。
もう、この女優さんの素顔を見失います。



とにかく、つっこみどころ有り余る、やりたい放題のB級映画ですが、繁華街での殺陣はスゴイ。
延々10分くらい、チョン・ジヒョンが斬って斬って斬りまくる。

普通なら絶対どっかで手傷を負うところだけど、ヒロインはずーっと強いんです。
チョキバトルガールです。
『ATHENA』のジョンウも無傷。そこは腹が立つ)

上戸彩の『あずみ(2003年)』は200人斬りでしたっけ?
あれはかっこよかったけど、この作品はもっとすごい。

この映画のチョン・ジヒョンこそ、猟奇的なんじゃないかはてなマーク(^O^)