自分のルーツに触れた週

火曜日、キックボクササイズクラスに僕がキックを始めた頃、一緒に練習していた森山先生が後輩の女子選手を連れて見学しに来てくれました。

女子選手は指導に悩んでいるらしく、参考になったか、どうかはわからないけど、

自分の辛かった事や嫌だった事をなるべく教え子達には経験させないような、指導をして行きましょうという、意見で一致しました。

水曜日、森山先生とその女子選手の会長から直接お礼の電話がかかって来て、昔ばなしに花が咲きました。僕が、16の時始めてキックボクシングを知り虜になって、もう潰れてしまったけど、関西では伝説だったシカノジム。

その会長は当時の大先輩で僕は怖くて怖くて仕方ない先輩だったけど、いろいろ指導についてお話させて頂き、沢山励ましの言葉も頂きました。

あぁ。まだまだ頑張んなきゃって思いました。

金曜日、突然、東京のキックの生き字引である藍原さんからDVDが届きました。あれ？なんか頼んでたかなぁ？って思い、開けてみると伝説の試合、立嶋VS前田、立嶋VS延藤、が収録されているではないですか？

クエストから発売されている分は見た事あったんですが藍原さん目線で撮影されたものは初めてみました。

この頃のキックは強烈なまでの個性のぶつかり合いで、僕は大好きです。当時は全日本キックとMAキックが主流で全日本キックはセリーグ的な感じでした。早速ジムで上映会しましたが、みんなポカーン的な感じでした。

土曜日、元SB大阪ジムで一緒に練習して、切磋琢磨していた大黒さんが遊びに来てくれました。

16歳で入門した、シカノジムが潰れて、プロ選手達は出稽古扱いでSB大阪ジムに通いだしました。アマチュアの僕もくっついて、大阪ジムに行きました。その前に現れたのが大黒さんです。

大黒さんはアマチュア選手の頃から努力、努力の人でトーナメントを次々に優勝して、プロになりました。国嵩さんと戦った試合なんてアマチュアながらため息が出るほどの、激戦でした。

今は東京のフェニックス、加藤さんの元で練習しているらしく、またまた縁を感じてしまいます。

またまた昔話に、花が咲き次回はミットを持たせて頂く約束をしました。

1週間でこんな思い出ある方々と出会えて、連絡を取れて、新年明けたばかりですが、何か意味があるんだろうと思いました。

最近、ちょっと疲れ気味だったんですが、もっといろいろ考えて頑張んなきゃって思いました。