前回までの記事。


『【原発利権①】海外から見た「日本の原子力村」』 4/12

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10859484438.html


『【原発利権②】官僚・学会・マスコミの癒着について』 4/13

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10860473955.html


『【原発利権③】元チーフが語る「ずさんな工事」』 4/14

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10861158179.html

『【原発利権④】犠牲にされ続ける被曝労働者』 4/17

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10861250545.html


『【原発利権⑤】政界①:民・自供に悪かった&右派左派と原発』 4/18

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10865132592.html


『【原発利権⑥】政界②:抹殺された知事と、自民の星』 4/19

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10866098388.html


『【原発利権⑦】実は原発は高かった!隠された高コスト』 4/27

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10872118863.html


 今回は、「」でチラっと取り上げたものを掘り下げる形だ。

 マスメディアと東電の癒着。マスメディアに顔を出す学者の癒着

 いかにして「原発は賛美され、反対の声は封じられてきた」かを、見ていきたい(・ω・)



【御用学者が、ムラの中では一番必死(笑)】


『だから東大教授はTVで「安全」を強調するのか』   livedoor ニュース/ゲンダイネット 4/10
http://news.livedoor.com/article/detail/5479269/


「東電の寄付金の額を全部足すと、6億100万円に上る。ほとんどが大学院工学系研究科の講座だ。NHKによく登場する東大大学院の関村直人教授が所属しているのが工学系研究科である。東電からもらったカネで研究している学者が、東電に不利なことを言えるわけがないのだ。」


 東電の多額のカネなくしては、研究ができない。

 東電に養ってもらいながら、東電に都合の悪い事を言えるだろうか?


「寄付講座は、当然、寄付者の意図をくんだ研究内容が多くなる。東電に限らず、大学の理系部門には電力会社による寄付講座がゴマンとあります。研究費がなければ、やりたいこともできないし、原子力関係は特にカネがかかる。だから、電力会社に研究資金を出してもらえる原発推進派でないと偉くなれないのが現実です。第一、原発がなくなれば、自分たちの食いぶちがなくなってしまうのだから、必死で安全性をアピールするのです(東大工学系の準教授)」


 匿名での発言だが、「名前を出せば干される」となれば、それもやむを得まい(-ω-)

 それにしてもまぁ、原子力ムラの中で、「原発が無くなって一番困る」のは、実は御用学者ではなかろうか?

 東電にせよ関連企業にせよ官僚にせよマスコミにせよ、「原発だけが仕事」ではない。ゆえに、原発が消えてもなんとかなる。

 しかし・・・原子力学者は、原発が消えたら、即廃業の危険があるうえ、「再就職」も難しいだろう・・・いやはや、必死になるのもうなずける(’ω’)


「関村教授と同様にNHKに頻繁に出演する東大の岡本孝司教授も、『大丈夫です』しか言いませんが、彼は原子力安全委員会の班目春樹委員長が東大工学部教授だった時の教え子です。班目さんは原発推進派の頭目みたいな人ですから、岡本教授が安心を強調するのは当然のこと。みのもんたの『朝ズバッ!』に出ている東大特任教授の諸葛宗男氏も、東電の寄付講座のおかげで、東芝の技術顧問から東大教授に転身したといわれている人ですから、批判なんてできるワケがありません(前出の準教授)」


 他にも、関係者のコネ入社なども取りざたされているが、そういうのもひっくるめて、「なんと閉ざされた、狭い世界なのだろう」と感じてしまう(-ω-)

 うーむ、「ムラ」とはよく言ったものだ・・・w



【芸能界も、反原発だと仕事が干される!?】


 芸能界の動きを見てみよう。


『清志郎の魂を受け継ぐ反原発の有名人たち 山本太郎、いしだ壱成、伊集院静』 リアルライブ 4/11

http://npn.co.jp/article/detail/13866781/


 忌野清志郎といえば、「サマータイムブルース」に代表される、反原発ソングをいくつか発表している。

 だが、発表当時、販売元の東芝EMIは、数週間後にはこれを「発禁」にしてしまった。

 理由は一切、説明されず。その不穏な動きは、音楽業界を委縮させた。


 都合の悪い曲なら、そもそも発表しなければよかっただけのはずだ。

 だが、「販売後に回収」している。これには、親会社の東芝が、原発事業に参入しているせいではないか・・・と、業界ではウワサされたそうだ。

 これが、音楽業界における「原発はタブー」の始まりである


 が、それをズバっと破って話題なのが、斉藤和義である。

 自らの歌をカヴァーし、「ずっとウソだった」と題して、反原発ソングを「ネットでゲリラ演奏」。


 興味深いのは、斉藤氏が反原発を歌った事、そのものより・・・

 このネット動画を、レコード会社側は必死に削除しようとしている姿ではなかろうか?

 ヒステリックな反応が、むしろ音楽業界にいまだにはびこる「反原発アレルギー」をにおわせるではないか(℃_,゚ *)


 他、注目なのは、俳優の山本太郎の発言(ツイッター)だろう。


 「反対。って言うと、芸能界で仕事干されるんです、御存知でした? でも言ってやります」

 「原発発言やリツイートはCHECKされ必ず仕事干される」


 はてさて、この発言が本当かどうか・・・証明は難しいだろう。

 もともとこの人自体、そんなに仕事がいっぱいある人じゃないだろうし(’ω’)


 こうした「芸能界の真偽不明のカラクリ」みたいなものは、原発の話に限らず、イロイロあるものだ。

 そういうのは、あんまり真に受けないのが正しい対処と言える。


 ・・・だが、「ホントーかもしれない」と思わせる証言が・・・



【暴露されまくる「報道の実態」】


 元「噂の真相」副編集長・川端幹人氏は、すでに「別冊宝島」において、原発とメディアの癒着ぶりを書いているが・・・

 その中身を踏襲したような語りを、ツイッターで展開しており、それの抜粋・羅列が、下記のリンク先サイトになされている。


『川端幹人さんのツイート――原発報道のタブー』 ことば・その周辺 4/16(順次追加中らしいです)

http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-267.html


 ここからさらに、僕なりにまとめ・抜粋してみたい。


「既成メディアの"煽るな圧力"は、明らかに広告が原因。東電の広告費は300億円とかいわれてるけど、そんなレベルじゃない。

 東電には広告とは別に、普及啓発費という予算がある。電事連や他の電力会社、原子力の天下り法人の広報予算などもあわせると、メディアに流れてる金は2千億円! ミヤネ屋も朝ズバッもめざましテレビもバンキシャも報道ステーションもNEWS23も東電がスポンサー。」


「宮根なんて今も東電にふれる際は「批判するわけじゃないですけど」と言い訳しているし、一部の月刊誌ではこの期に及んで、執筆者に「東電の批判だけは書かないで」と圧力をかけている。」


 2000億もの広告費の内情については、ツイッターのまとめの後半を読めば「いかにウラを取ったか」がわかるが、長いのでここでは省略する。

 ちなみにこの金も、電気代ないしは税金から支払われている。ぼくらのお金で、ぼくらは洗脳されてきたわけだwwww


「青木理が「週刊現代」で暴露した、関西電力によるMBS原発ドキュメンタリー番組への圧力。広告を引き上げたうえに、原発安全講習を受けろと迫ったらしい。講習会って、お前らはSWCか。」


 SWCというものについて、軽く解説しておこう。

 ユダヤ人の「ナチ狩り」を目的にした、強大な民間組織のこと。

 だが、日本の出版界では、「言論弾圧の団体」として語られる。

 マルコ・ポーロという雑誌が、「ナチのガス室は存在しなかった」という趣旨の記事を載せたところ、直接的・間接的にさまざまな手段で抗議をしてきたのが、SWCなのである。

 それだけならまだいいが、マルコ・ポーロのスポンサーに圧力をかけ、みんな引き揚げさせてしまい、結局この雑誌は廃刊に追い込まれてしまったのだ(゚Д゚)

 そう、カネさえあれば、言論は弾圧可能だという証明が、SWCである。


「2009年にNHKが「原発解体」という番組を放映した際には、日本原子力技術協会や日本原子力文化振興財団など原子力団体が執拗な抗議活動を展開した。

 このとき原子力団体に丸のりして、その言い分をまんま掲載したのが花田紀凱率いる保守論壇誌「WiLL」。「WiLL」には電力会社や電事連の広告、数ページにわたる原子力のPR記事が頻繁に掲載されている。また、同誌の発行元は関連会社で東電のHPや展示物制作を受注。

 産経の「正論」、読売系の「中央公論」も電力会社のPRを毎号のようにのっけてるし、もしかして、この国の保守って電気の力で動いてる?


 ここでは2つ、興味深いテーマが取り上げられている。


 まず、NHKの「原発解体」。

 川端氏のツイートの通り、放送されるや否や、関連団体が猛抗議。

 それだけならいいが、右翼が押し掛けたり、多くの雑誌が「間違いだらけのNHK原発解体」というような特集をデカデカと組んだのである。

 このヒステリックな「反原発封じ」こそが、かえって「原発推進の圧力」をヒシヒシと感じさせる(((((#゚Д゚))))


 さて、もう1つ興味深いのが、ツイートにある「WiLL」の花田紀凱編集長だ。

 川端氏はこの雑誌を、「東電の回し物」のように語っているが・・・

 先述の、「ユダヤ団体に言論封殺されたマルコ・ポーロ」の、その当時の編集長こそ、まさにこの花田氏なのである(゚Д゚)!

 なにか、因果を感じずにはいられない・・・世の中、こういう事もあるんだねえ・・・w


「勝間和代もそうだけど、原発PRに関わった文化人やタレントはその後、本気で「安全」と言い出すケースが多い。それは高いギャラを払うだけじゃなくて、推進派の学者や天下り法人の研究者に丁寧に「ご説明」をさせて洗脳するから。

 東電が芸能人より評論家、ジャーナリストを積極的に起用するのは、つまり社会的な影響力を持つ彼らを洗脳して、安全神話を拡散させるのが狙いなんですね。」


「電力会社の広告費に関してもうひとつ問題なのは、その正確な金額や出稿先を公開していないこと公共料金で運営している企業がその使途を公開しないなんてありえない。逆に言うと、秘密にしたいくらい後ろ暗い広告の撒き方をしているということでもあるんだが……。」


 ツイートはこの後、東電や原発関連法人が、「いかに広告費や、その中身を隠そうとしているか」が語られている。

 中には元ヤクザのミニコミ誌にまで金を出して、福島の世論を抑え込もうとしていたらしい・・・('A`)


 さらに、「2000億も出してるわりに、GREEよりよっぽど露出が少ないぞ!」というツッコミには、こう答えている。


「電力会社の広告費と露出量が見合わないというのは重要な指摘です。その理由は2つ考えられえます。ひとつは、電力会社は雑誌への広告出稿が異常に多いということです

 電力会社は、メジャー週刊誌はもちろん、論壇誌、経済誌、会員制情報誌、さらには地方の政官界スキャンダルを扱うミニコミにまで広告・PR記事を出稿しています。

 数千部しか売れていなマイナー雑誌や企業批判を書いている無名のコワモテ雑誌に広告が載っているのをみると、電力会社がメディア露出や認知度UPのために広告を出しているわけでないことがよくわかります。そして、もうひとつの理由が電力会社は広告掲載料やCM料金を値切らないことです。

 ここ数年の不況で、CMや雑誌、新聞広告は2割から5割のダンピングは当たり前という状態が続いていますが、「電力会社だけは正規の料金を出してくれる」というのは広告業界では有名な話です。この業界には費用対効果なんて考えはないってことですね。当然、払ってる金と露出は見合わなくなります。」


 そもそも、半国営の独占企業が、多額のCMをおこなうメリットなどないはずだ

 しかもそれを、「必要以上に高い金を払ってやっている」姿がここに示されている。


 つまり「広告費」という名の「口止め料」と見る方が、性質として正しいのだろう(・ω・)


「最低でも電力会社の情報公開は絶対やらないとダメ。とにかく電力会社の金はブラックボックスになっている部分が多いから、その使途を徹底的に明るみに出す。そうすればいろんなことが一気に変わる。原発をめぐる政治家や闇社会との関係も断たれるし、メディアへのばらまきもできなくなる。」


 情報公開。ここでも出てきた。

 半国営の独占企業たる電力会社は、公益性が高い・・・にも関わらず、透明性が低すぎる。

 何かあると「企業秘密」と断られる。一体何を守っているのだろうか。


 川端氏は、「オープン化で電力会社は変わる」と言う。

 言い換えれば東電は、陰でこっそり、あちこち買収している、ということなのだろう(-ω-)



【さぁ、どう評価しますか】


 学会・論壇・出版・メディア。

 どこもかしこも、「原発推進」の力学が働き、「反原発」は潰されてきた。


 しかし、それでも世論操作を「陰謀だ」とか、「思いこみだ」としか思えない、推進派のみなさん・・・

 今回紹介した「事実」だけを受け止めてほしい。そして考えてほしい。


 電力会社は、広告費を過小に報告しているが、実際には数倍の金を、使途も不透明なままにバラまいている。

 これは「事実」である。


 それは、なぜでしょう? あなたなりの別の答えが、出せますか(・ω・)?



次々出てくる「原子力ムラ」の恐ろしさよ・・・うへぇ。

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