gogo!320che⇒サンフレッチェ -377ページ目

チームは、なにを勝ち取ったか。

 毎日のように最高気温が36度を上回る広島。

 この日も暑かった。夕方になると多少気温もさがるのだが、それでも気温は29度、湿度も60%をこえ

スポーツをするには、厳しい環境である。


 山形は、FW田代が怪我から復帰、チームも4試合負けなし、さらなる押し上げに期待がかかる。 

 対して広島、ようやくFC東京に勝利するも、引いたサッカーをするチームに弱いと定評のパスサッカーに

疲れもあいまって、ここそこに落とし穴がある状態。

 それでも、ミカの復帰、熱中症だった山崎をサブに入れられるというところは、多少安心できる材料では

ないだろうか。


 ファーストシュートは、山形。引いているだけのチームとは、言わせないというところだろうか。

 そうであれば、ミシャの「マイクパフォーマンス」が効いたのかもしれない。

 山形の田代、増田の補強は、これまでの山形のサッカーを変えてきているのかもしれない。

 それまで、攻撃的なチームにたいして無用な攻撃を仕掛けてくるようなチームでなかった山形だが

堅守に攻撃構築がプラスしている。中盤のプレスは、攻撃に繋げるためのもの。切り替えという概念が

山形のサッカーに生まれつつある。

 前半は、この山形の新しいスタイルの穴を見つけようとする広島。

 やはり、新しいサッカーとなれば、ポジションのずれは、否めない。ここそこにスペースがあり、広島がもし

去年の年末くらいの出来であれば、前半のほうが点を取りやすかったのでは、ないだろうか。


 思ったより動かない山形の前線に入り込む浩司。前半13分、槙野のボールを受けた浩司の振り向きざまの

シュート。今日は、こういうすばやくトリッキーな動きが必要なようだ。

 裏を狙う浩司に横竹のフィード、こういうパスが通れば一発だが、なかなか難しい。しかし、山形のような

チームには、こういう攻撃を繰り返すことが大事だ。


 前半15分までは、前線を押し出していた山形だが、ロングフィードでの攻撃に対処したいのか、全体が

引いてきた。

 18分、そこに飛びだす青山。ここを決めきるスーパーさがあればいいのだが、そこまで期待するのは

酷というものだろうか。


 20分を過ぎると、山形陣営には、黄色の森が立ちはだかり、バックラインから見るとパスを出せるコースは

見えないのだろう。

 持って上がろうとしてぶつかり合い、ファールでFKという場面が増え始める。

 22分、山形、宮本が負傷退場。山形は、プランにない交代を余儀なくされる。小林がピッチに入る。

 交代により山形のサッカーが変る。トップに当てて引いて守るいつもの山形になった。

 その動揺を見逃さない広島。青山を中心に中盤の玉際を厳しくする。

 

 27分、秋葉のシュート。洋次郎から奪ったボール、洋次郎は倒れたままだった。その後山形CK。

 審判が見ていない状態での再開とのことで、やり直し。クリア、奪ったのちカウンター。

 広島は、山形より速く切り替えることで、バックラインを固めさせない。

 山形も負けじとバックラインを固める。


 これは、消耗戦だ。先に気持ちを切らせたほう、先に勝ち急いだほうが負ける試合だ。

 負けたくない。でも、勝ちたいと思いすぎてもだめ、どちらが自分達のサッカーを貫きとおせるか、体力と

気力が続いたものが勝利できる様相になってきた。


 前半終了間際、山形交代、秋葉から古橋。これも、プランにない交代のようだ。

 しかし、この古橋がピッチのはいることで、山形は、違う一面を見せることになる。


 山形にとって、古橋が入ることは、攻撃のスイッチとなるのだろうか、打って変わってポゼッションから

広島ゴールを狙う山形。

 広島は、山形の動きを見ながら試合を進めていく。決して自分達からペースを作らない。

 山形が守ればボールを回し、山形が攻めれば広島も攻める。 

 山形のようなチームには、自分達の意図が見えないサッカーをすることが得策ということなのだろうか。


 上下のなかから、寿人の個人技での突破、PA内での切り返しを止めに入ってしまった山形DF。

 足を刈ってしまった形になり、広島PKをゲット。

 寿人は、痛んだため一旦ピッチをでる。PKキッカーは、浩司。落ち着いて「普通」にPKを決めた。


 ただ、ここから勝ち急いだのは、広島だった。

 1点先制しただけ、時間は、まだ、35分も残っている。

 どうしたことか、自陣に引き、前線の人数を減らしてしまった。


 広島は、攻撃主体のチーム。山形のように1点を堅守できるようなチームでは、ない。

 前線でも持てない、後ろでも持ちきれない、前なのか、後ろなのか、その動揺を見逃さなかったのは、

やはり、古橋だった。

 ひたすら前掛りに仕掛ける山形。今やらなければいつやる!そんな気迫が見える山形の攻撃。

 気迫負けする広島。

 先制から5分後、広島は、完全に崩された形で、増田に今シーズン初ゴールを献上する。 

 さあ、どうする広島。

 山形は、追加点を狙って、崩れ始めた広島を追い立てる。

 息も切れ切れの広島、やはり流れから点が取れないということは、こういうことだ。失点することで

自分達のサッカーに自信がもてなくなる。

 

 ミシャの動きが早かった。

 良太をすぐさまミカに交代。疲れが見えるイリアンを山崎に交代。攻撃を示唆する交代カードを切った。

 しかし、宰相は、気づいていたのでは、ないだろうか?

 「うちは、後ろで守るチームでは、ない。ボールを回しながら失わないことで守備をする。」

 その原点に立ち返ろうという采配だったのでは、ないだろうか。

 

 ミカがサイドを上がることで山形の左を制圧した。山崎が中盤を走ることでラインを消してまわり山形の

攻撃を遅らせ、人数をかけさせない。

 そうすることで、今度は、山形が前なのか後ろなのか迷いが見え始める。


 青山の体調を考え、丸谷を投入。

 山崎の上下、フレッシュな丸谷の動きにより広島の前線が活性化される。

 浩司がバックラインに入りこんでいたが、丸谷のワンボランチも危なげながらも機能している。

 山形もあきらめては、いない。どちらかといえば、広島のほうが勝ちたい気持ちが上だったのかもしれない。

 

 山形、ベテラン下村を投入準備。

 その間も広島は、ミカと山崎を中心に中盤を動き回るサッカーを展開する。

 寿人もそれまでかなり良くなかった洋二郎も前線でのポジションチェンジを繰り返し、二人の動きに呼応する。

 

 72分、広島のポゼッションにどう動いていいかわからくなった山形守備陣、まずは、山崎の落としをチェック

できなかったとこに始まり、そのボールを持ったミカがまたパスを選択すると思い込んでしまった。

 ミカは、そこで、山形DFが止まってしまったことを見逃さなかった。

 そして、効き足でない左で力の抜けたシュートを放った。

 

 山形の黄色い森からミカのシュートが見えたとき、GKは、それを、止めるだけの距離を埋めることが

できなかった。

 ミカ、来日初ゴール。サイドプレーヤーとして絶賛されながらも、長く苦しい怪我との闘いの後のゴール。

 メンバーの喜びもひとしおである。


 広島勝ち越し。山形は、交代メンバーを下村から長谷川に変更。

 高さを生かし、シンプルに攻撃をする。それを広島は、ボールを回しながら時間を使う。

 ゴール前で競ることだけは、避けたい。

 小林監督が吠える。「前にだせ!」

 85分、広島は、試合を終わらせる形成に入ってきた。

 

 しかし、まだ山形は、死んでいない。PA内で長谷川と競り合う中島、出血しながら守り抜く。

 山形CK、田代、長谷川が中で張る。

 カウンター、寿人ファールを受ける、FK、ミカのシュート、タイムアップ。ロスタイムは、3分。

 山形、最後の死力を尽くす。監督と共に闘う山形。


 対して広島は、先制後のような冷静さをうしなうプレイは、しなかった。

 ひたすら冷静にボールをキープする。

 この勝利を手に入れるためには、技巧でごまかすのでなく、心の強さが必要であること。

 これまで勝利から離れていたのは、この「心の強さ」がなかったからでは、ないだろうか。


 決していいサッカーでは、なかった。

 どちらかといえば、山形のほうが自分達のサッカーをしていたかもしれない。

 しかし、勝ちたかった。どうしても勝ちたかった。

 監督の気持ちが伝わったかのようなミカのシュート、そして、その後のサッカーは、なにかを思い出したかの

ような、自分たちのサッカーを体現した形となった。



 この勝ち点3は、上位に食いつくために貴重な勝ち点となった。


 チャレンジは、まだ終わっていない。


 さあ、ここからまた、歩き出そう。


 


 

 

 

 

 

まあ、なんとかってやつですか

勝てそうになかった山形に勝ちました。


しかし先週まあまあやったチムは、相手が変わるとまたも?な感じ。
山形が守るのは固くても雑なサッカーするから、こっちもきちっとできん。


ヨジロは、あかんかったわー。
あの子は、気持ちがきれるとどもならん。
結局最後までやらさんといかんのは、与助とおなじやったかも。


後半、山形が修正したのは、そういう試合運びの一貫だったんかしら。
取った後にやられたシーンは、げ、まけるやんとおもったけど、やっぱミカはすごかった。

雅やんも出たし。
なんか仕事できてないてまわりに言われたけど、ミカのゴールのお膳立ては、雅やんじゃし、前で山形の攻撃遅らせたりしてたんは、雅やんじゃけんね。

雅やんださずに勝ったF東、雅やんだしてかちきれた山形。
雅、だしたほうがいいんかどうか…

まあ、詳しいことは、またあした。

今日は、なんとか勝ってよかったよ。

ホームじゃー!

 やっと試合に行ける!

 手首は、まだまだなんだけど、包帯は、外れたし、ねじれないけど、一応なんとか動くように

なってきた。


 おもしろいのは、手術の跡まわりに毛がいっぱいはえてきたww

 やっぱ守ろうとしてるんだろうか。


 明日の山形「守備10-攻撃0」って言っても、田代がどうなん?お!下村東美がここにいる!

 田代は、前回やられちゃったから、いないほうがいいんだけど、怪我は、どうなったんだろう。


 注目は、今回も活躍するのか?西河くん。

 

 できれば、調子のよくないマキにカツいれてやってほしいもんです。



 


 ミカの復調が聞こえてきますが、右サイドは、通常営業にもどりそうでしょうか。

 良太を激務から解放してやって、ボランチにアオちゃん、ナカジ、トップ下は、浩司、洋次郎・・・?

 どうも雅さんは、赤組から外れたとのこと・・・


 F東戦、確かに相手が調子悪すぎたんだけど、メンバーを見ると、ミシャサッカー創世メンバーだったん

ですわ・・・

 やっぱり、このメンバーじゃないと、うまくまわせんのんだろうか・・・?

 うちに生え抜きかオシムサッカーに触れた千葉っこじゃないと広島のサッカーは、できないなんて、あと

千葉の残党は、どこにいるんだろう・・・?

 探してでも補強しないといけないかもしれません。



 山形さん、前節は、神戸と引き分け。でも、神戸とは、似たサッカーしてるしね。

 似たもの同士は、なかなか点が入らない。



 でも山形さんは、「守備10」だから点がはいらない~。


 

 さて。どうしますかな?

 迷える、サンフレイレブン。



 

雅のゆめ、2日連続

それも一生。

 さっき、家のまどのそとで蝉がジャージャー鳴いてるんよ。


 えーもう11時よ。


 旦那がまど開けたら入ってきてパニックww



 このあいだも夜中に蝉がないてた。



 「もう、死にそうで時間がわからんのか、最後のあがきか。」



 地上での生活は、一週間。

 子孫を残し、次世代へ繋ぐだけの一週間。



 しかし、それも、確かに、生き物の一生。








 追記


 「ナマケモノは、怠けて一生を過ごす。」


 と、メールが来たので、


 「ナマケモノは、怠けているのでは、なく、怠けて見えるだけ。 


 やはり、それも、生き物の一生。」



 と、送り返しておきました。






 一生を懸命に生きる様は、それぞれなのだよ。



 なんちゃって。