美容院に行ってきて髪を切ってきたんだけど、その間に読んでいた「NUMBER」の先々々々週号ぐらいのジャイアンツ原監督のインタビュー記事に感銘を受けた。
強い組織を作るための方法、なる記事。
劇団をやっていると、アクトリーグをやっていると
強いチームとはどのようにしてつくっていくものかということは常に考える。
もはや職業病。毎日毎分考えている。
実にいろんな角度からの話があるが
ある選手、芝居なら役者に対して
自分の能力に気づかず、低い位置からものごとを見ている選手に対して
どうするか。
WBCのときに、原監督は亀井選手に対して思ったそうな。
そして実行したことが書かれていました。
ちなみに原監督はそのとき亀井選手に対して
なでなでしたそうな。
なでなでっていうのは、文字通りじゃなくてね。
やさしく、その、パンチをくらわすというか、そういうことのようですね。そんな表現じゃなかったですが。
まあ、冗談半分もあるでしょうが。
あと、他に実行したことがいっぱい書かれてました。
メディアが発信する原監督のお人柄を考えると、意外な方法というか。
なんかそんな印象ですが。
しかし、そこにミソがあって。
この、高いところからものを見る重要性というか。
高飛車になるとかそういうことではなくてね。
そういう意識にあげるということが、一流になるためにどれだけ大切かということ。
どれだけ能力があっても
どれだけ活躍の場があっても
積み重っていく段階で
習慣的な部分で
大切なんですな。
まあ理屈上は簡単なんですが、行動として伴うことがどれだけ大切かということ。
WBC時には、選手皆さんが茶髪を黒くし、長髪を短髪にしたらしいですね。
あのスターたち全員がですよ。
野球に詳しくない方にはピンとこない話かもしれませんが。
原監督の話は「その行為自体は実にくだらないことですが」という下りから始まります。
「日本のために戦うとはどういうことか?お前さんたちどう思う?」とキャンプ時に問いかけ
「日の丸を背負って戦うために、勝つために、なにかを犠牲をしてみないか?小さなことからでも始めてみないか(おもいっきり略、改編)」
選手たちは、次の日に一人二人と
髪を切ってきたらしいです。
それは原監督の「すべては勝つために」という目的の元
何かを犠牲するということが、人を何倍も強くする
と原監督は語るのです。
勝つといういうことがどれだけ大事なことか。
そのひとつのために、たくさんのことを犠牲にして取り組む。
だからこそ勝ちを得た瞬間に
その勝ちの価値が
とてつもないものになる。
スポーツ選手だから髪を切るということが犠牲につながるという部分はあるので、役者ならどうかということはありますが
どれだけ犠牲を払って
どれだけリスクを背負ってやるか
見ているお客さんが、ちゃんと見てらっしゃいますよね。
そしてそして。
そんなことを考えて。
自分も含め
自分と一緒に稽古しているメンバーのことが頭に浮かんで
そんな日本の野球の一流のかたがたと比較して大変恐縮ですが
何かを始めてみようと思う反面
そうは言っても
いくつも努力している人はいっぱいいるし
はたまたそんなことは毎日死ぬほど考えているよ
でもなかなか結果がでないんだよ
そんなもがき苦しんでいる人の顔が次々と脳裏に浮かび
その極端な形でない部分というか
まあ、NUMBERって書き方が極端ですからな
もっと現場サイドで
色々考え実行し、うまくいくこともあれば
うまくいかないこともある
そんなウロウロを繰り返している
今の自分が、自分の仲間たちはどうしていけばいいのか?
頭を振り絞って考えているのです。