劇場公開されてたときに観に行こうと思っていて、映画館に行ったら時間があわなくて別の映画を観てしまった、というこの映画。やっと観ました。


ソフィア・コッポラ×キルスティン・ダンストということと予告版がめちゃくちゃかわいかったのですごく期待してたんですが。。。


ネタバレだったらごめんなさい。


ソフィア・コッポラらしいガーリーさ、色使いとかモチーフとか、あとヴェルサイユ宮殿や衣装、たくさん出てくるお菓子はすごくよかったです。ソフィア・コッポラらしいガーリーさは「ヴァージン・スーサイズ」と変わりなくって感じですかね。独特です。キルスティン・ダンスト、あの髪型結構似合っててかわいかったです。


でもストーリーはというと、「ヴァージン~」と同様、何が言いたかったんだろう?と思ってしまいました。皇太子妃や王妃といった見方よりもティーンエイジャーって見方をしていて、その点はおもしろい。戸惑いとか子供っぽさとか若さとかはよく出てる。でもこれが歴史かといえばそうじゃないので、これはこういう映画だと思って観るとまあおもしろいかと。


あと音楽。歴史モノだからといってクラシックとかイメージしてたら大間違いでした。ロックです。でも中途半端な気がして。ロックだったらもっろごりごりにロックでいっちゃうか、クラシックとあわせちゃうかどっちかしたほうが個人的にはよかったです。


なんだかしっくりこないんですよねー、観終わった後。たぶんラストがえ?これで終わり??って思えるものだったからかもしれませんが。。。映像はとてもよいので、気に入ったシーンとか壁に貼りたい感じです。



東北新社
マリー・アントワネット (通常版)