2005-11-13 20:55:41

VS ジェ●ケリー M田 その5

テーマ:VS ジェ●ケリー  

トイレから戻ると、絶対売ってやるぞーって、ふたり並んでM田とS浦の気合がみなぎっていました。

S浦なんて鼻毛が三倍くらいになっていましたからね。S浦が鼻毛神拳の構えをとりながら話します。

「宝石店に来る機会なんかめったにないんだし、せっかく来たんだから今日、頑張って決めていってくださいね」と。要するに宝石のニーズなんてないって事じゃねーか。ニーズがあるなら自ら何度でも足を運ぶだろ!冷静に聞くとツッコミどころ満載の営業トークです。

では、ちょっくら遊んでみましょう。

「ところでS浦さん、僕、今日は賞品をとりにきただけなんですけど、急にこんな商談になるなんて思ってなくて…。賞品を取りに来た人には全員にネックレスをすすめてるんですか?」

「いえ、興味を持った方にはおすすめしていますけど…」

「そうですよねえ。セールスするための口実で賞品を渡すとかいって呼び出してたら特定商取引法に違反しちゃいますもんねえ」

「…。」


さらに問い詰めます。

「ところでS浦さん、懸賞の当選発表はまだ先だったと思うんですけど、どうして、もうこのブレスレットが当選してるんですか?」

「そ、それは。。当選発表はプラズマテレビなどの当選者の発表でして。。。」

「おぉ、まだプラズマテレビの当選するチャンスがのこっているのですか!」

「えぇ…。まあ…。」

まあ、あたるわけはないでしょうけど。

ここでS浦が切り出しました。

「あの、木曽様…。別に無理にすすめてるわけじゃないので…。」


なんだ、もうギブアップかよ。どうやら僕がまったく買う気がない事に気づいたようです。M田もなんだかションボリしてきました。ではそろそろ行ってみましょう。理不尽にいきなりブチギレて見ます。説教タイムの開始です!!!



「んだとぉぉぉ!ゴルァァ!!!だれも買わないなんて言ってないだろうが!そっちから呼び出しといてとっとと帰れってのかよ。あぁ?」

さらに、視線をM田に向け、続けます。


「それとも何か?お前はいつも無理にうりつけてんのか?」


「…。」


「なあ、M田さん。自分のやってること分かってる?ローンという高額な借金を人に負わせてるんだぜ?」


「…はい。」


君は多くの人に恨みを買ってもおかしくないんだぜ?」


「…はい。」


M田ぁ。ぶっ殺してやる!って売りつけられたやつらは思ってるよ?」


「…はい。」


俺が被害者なら、絶対に担当者を拉致って犯してるぞ」


「…はい。 …すみません。」


M田は驚くほど素直に聞きました。女の子に説教プレイ。これは萌えます。女子社員をいじめるセクハラ親父の気持ちが分かります。

僕の変貌振りに驚いたのもあるんでしょうけど、M田はもう目にいっぱい涙をためています。目標達成まであと少し。

ここで見かねたS浦が横槍を出しました。

「そんなにM田に詰められても…。M田、もうあなたは下がりなさい!」

これは誤算でした。あと少しのところでM田は裏に下がって行きました。


「ちょっと待てやゴルァァ!俺は今日をM田に言われたとおり丸一日空けてきたんだぜ。M田だっておれの話に最後まで付き合うのが社会人のマナーってもんだろうが!呼び戻して来い!お前が下がれや!」


「私たちはデート商法をやってるわけではありません」

誰もそんな事いってないって。もうね、なんかS浦も錯乱してて脈絡のないわけわからないこと言い出してます。そんな時ひとりの男が現れました。

「か、課長!」

神が降臨したかのごとくS浦が課長とやらにすがります。んで、わざとらしく用事を思い出し下がって行きました。

「申し訳ございません。あとは私が…」といって課長が僕の前に立ちはだかりました。

いろいろいちゃもんつけましたが何をいっても「申し訳ございません」としか言わないのでこれ以上面白くなりそうもありません。そういう作戦のようです。

まあ部長が出るまで粘ってもよかったのですが、その前に営業妨害で警察が出てくるかも知れないので

ここで退散する事にしました。

まあJRと地下鉄の領収書を渡してしっかり往復分の交通費をもらいましたよ。


最後に店を出るときM田が見送りに来たので「お仕事がんばってね」と笑顔で声をかけましたが、もう抜け殻のようになっていて、リアクションがありませんでした。


それ以来、もうジェ●ケリーの懸賞に当選する事はありませんでした。少し前の全員プレゼントのライターすらシカトされましたからね。もう呼んでもらえないのは残念です。

ジェ●ケリーってとっても楽しいところでした。


え?財布の中のゴムですか?当然、使う機会のないまま今も財布の中で朽ち果てています。



VS ジェ●ケリー M田 THE END

2005-11-09 21:05:49

VS ジェ●ケリー M田 その4

テーマ:VS ジェ●ケリー  

僕がネックレスを試着するとM田が紙を取り出しなにか数字を書き始めました。

このネックレスの値段が80万円くらいで月々いくらで… と本格的にセールスが始まりました。

「月々たったこれだけで買えるんだから頑張って


っていうか買いたいとか、欲しいとかって言ってねーし。だいたい何を頑張れっちゅーねん。ローンの支払いを頑張れって事か?

買うことを前提に話を進めるのってずうすうしくない?まあ、この話の進め方はマニュアルなんでしょうけど。


僕はある一大決心をしています。セールスを始めたらM田を説教して泣かす、と。


もうすでにM田のずうずうしさにかなりムカついていますので、いきなりキレてもいいんですが、徐々にカモからクレーマーに変身していきましょうか。少しだけ口調をきつくしてみます。

「これって信販会社でローン組むわけ?」

「そうだけど…」

「じゃあ、金利がいくらかかるのかとか知りたいし、残一括も視野に入れて検討したいから、金利表みたいなヤツもってきな。それがなきゃローンの話なんかできねーだろーが」

「え?」

「だから、早く金利表もって来いって言ってんの!」

まあ 金利表なんてものがあるのどうか知りませんが、とりあえず いちゃもんをつけときます。

M田は明らかに僕の様子が変わったのを見てあわてながら、席を立ちました。


数分後、M田がもう一人、女の人を連れて戻ってきました。

「はじめまして。私、M田の上司のS浦と申します。」といって僕に係長の肩書きのついた名刺を渡しました。

ちなみにコイツ 鼻毛出てます。しかも猛烈に。さらに結構 歳くってます。

「申し訳ございません、金利表はありませんで。年利○%で手数料が○円くらいになりまして」

S浦係長が説明します。

「あっそ」と僕が適当に相槌をうつと

「ところでゲンソクさんのためだけに特別に用意したものがあります。普段はお客様にはお出ししないのですが、ジェムクオリティの中でも最高品質のトリプルAの宝石がついたネックレスをなんと、、、」

といってS浦が出した宝石には72万円の値札がついていました。

 なんでやねん! 

なんで安くなっとんねん。まあ「金利表もってこい」って言ったのがコイツいけるって思われたんでしょうね。

原価に対していい加減な値段をつけてるからこんな事で切るんでしょう。でも、こんな子供騙しに引っかかるやついるのか?

予想外の展開になってきましたので、ブチキレる予定を少し先に延ばし、もう少しこの鼻毛女をいじって遊んでみる事にしました。

でも、その前にお茶をペットボトル4本も飲んだためかトイレに行きたくなりました。あっさりと行かしてくれましたよ。まあ、当たり前の事ですが。


ここで気づいたことですがジェ●ケリー名古屋店は店内に携帯の電波がまったく届きません。助けを呼んだりできず、またセールス中に余計な電話がかかってきたりすることがないので、偶然かもしれませんが、よくできています。しかし、トイレなら携帯の電波が届くようです。
軟禁されたり、きっぱりと断れない人はトイレから警察に通報することもできますし、そのままこそっりとトンズラすることもできます。

僕も首に80万円のネックレスをつけたままトンズラして史上初の「ジェ●ケリーから万引きした男」として歴史に名を残したい衝動にかられましたが、それはさすがに僕が警察に通報されそうなのでやめました。

トイレでうっかりというかわざとネックレスをトイレに落としましたが、気にしないで、もう一度首につけました。おしっこも済ましすっきりしたところで鼻毛係長と戦闘再開と行きましょうか。


長くなってしまったので今日はこの辺で。

次回で完結したいと思います。(できれば(^^;;)


では To Be  Continuedってことで。。。

2005-10-30 20:14:14

VS ジェ●ケリー M田 その3

テーマ:VS ジェ●ケリー  

いよいよやってきました運命の日曜日。2時に約束していましたので、1時ごろM田より電話がありました。

いまさらもう話すことがないので、「交通費は一応担当者が負担しますので、忘れないで領収書をもってきてくださいね。」って言ってましたので、当然ちゃっかり もらっちゃいましょう。

ここで僕は、ひとつある決心をしました。

それは、セールスを始めたらブチギレて説教し、M田を泣かす、と。

 

店舗に着くと店内に案内されついにM田とご対面。うん、かわいい。まじで。ちょっと頭が悪そうですが

僕はもはや腰を曲げずに、まっすぐに立ち上がれない状況です。

景品をわたされ、そのとき、受取証なるものにありとあらゆる個人情報を書かされたのですが、おそらく今後、この受取証がカモリストとして活用されると思います。

さて、ひととおりのやりとりが終わり、M田が聞いてきました。

「飲み物はなにがいいですか?」

「ビール

はじめに飲み物は飲み放題ってきいていたので、今日はつぶれるまで飲むぜぇ。無料だもんね。

「あ、ビールはちょっと」

なんだよ、ないのかよ。お茶かコーヒーしかないって?まじめにやれよ。って言ってやりたかったのですがここでキレては財布の中のゴムが無駄になってしますかも知れません。キレるのはもう少し我慢です。

 

M田がペットボトルのお茶をもってきて宝石講座がはじまりました。

まあ、よく覚えていませんが大体こんな感じだったと思います。

 

宝石の品質はランクわけされていて最高品質のものはジェムクオリティという。

うちはジェムクオリティの宝石しか扱わない。

会社名は、その品質から名づけた。

うちは希少価値の高いアレキサンダー大王という宝石を扱っている。

アレキサンダー大王を扱っている宝石店はあまりない

うちは宝石業界で高い評価を受けている

 

てな感じだったと思います。

にしても話が長い。興味ない僕にとっては退屈なだけです。この時点でもうすでに一時間くらいはたってます。お茶のおかわりも、4杯目にかかっていましたからね。

もうそんな話はどうでもいいからとっとと脱げよ!って言いたかったのですが、今日はM田にいわれたとおりに一日空けてきています。時間は無制限ですのであせらず行きましょう。(はじめの電話で約束したときM田にしつこいくらい当日は丸一日あけるように言われていた。長時間のセールスを当たり前のようにやるためだろうけど)

それから なんか知らないうちに話の方向性が変わってきました。

結婚するのにいくら金がかかるかとかそんな話になってきました。で、婚約指輪は百万円くらいするので貯金するつもりで今から用意しないといけないとか、そんな話をしだしました。

んで、M田が席をたち何種類かアレキサンダーのついたネックレスを持ってきました。

「このなかで、どれが気に入った?」

とか言ってきます。

ん?気に入った?まったく興味ねえんだけど。

でもそういっちゃうと ホラ もう僕とM田さんはラブラブじゃないですか。恋人も同然じゃないですか。

そんな彼女の愛する宝石の興味がないなんて言えば、嫌われちゃうかもしれない。

だからいえませんよぉ。

「このネックレスを普段から身に着けて、結婚するときに石だけはずして指輪に付け替えて婚約指輪として送ればいいよ。」ってM田が攻勢をかけてきますのでしぶしぶ「これかな」って選びました。

「じゃ 身に着けてみて」

え?こんな高そうなもの試着していいの?今日は一週間洗濯してない悪臭を放つ服をきていますが、臭いがうつっていいんですな。じゃ 試着しましょう。

「わあぁ。すごーい。よく似合う!!かっこいい」

とM田がおだてます。

あほか?似合うわけねぇじゃん。今日は全身ユニクロの千円台の服で身を固めてます。しかもでかいリュックを背負っていかにもオタクルックです。そんな 俺がこんなアクセサリーをつけても いかにもアンバランスで違和感ありありです。鏡をみて泣きそうになるくらいダサかったもん。

でも、ま 彼女に合わせておきましょうか。

「え?そうかな。ぼ、僕 アクセサリーなんてつけたことなくて。。照れるなあ。」

「ホンっト、よくにあいますよぉ」

 

M田が紙を取り出しサラサラと何か数字を書き始めています。

いよいよセールス開始ですかな。

 

来るべき時が来たようです

 

次回に続く

2005-10-24 23:48:13

VSジェ●ケリー M田 その2

テーマ:VS ジェ●ケリー  

こんなブログにコメントをつけてくれる人がいるとは。。あもりにもうれしくって調子にのって早速 続きを書きます。仕事も忙しく月一の更新でよしと思っていたのですが、がんばります。


ジェ●ケリーから電話があった翌日のことでした。またもや僕の携帯がなりました。M田のmy携帯からでした。なにを話したのかよくおぼえていませんが、たわいない世間話で盛り上がりました。いや盛り上がったわけではないのですが、キモオタなりに話をあわせ、それなりの会話が成立しました。それ以来毎日M田から電話があり、ジェ●ケリーの店舗に行く目的がなんなのか、忘れそうでした。あ、そうそうM田にヌイてもらうことだっけ?あ、いやいや 賞品を取りに行くんでしたね。

われに返った僕は電話のなかで、少しゆさぶりをかけてみました。

「友達で 宝石にスゲー興味あるやついるんだけど一緒にいっていい?」

「え?私 一人でふたりの接客なんかできないし、一人で来てもらわないと困ります。」

M田はしどろもどろに なりながら、賞品をとりに行くだけなのに 一人で来いというのです。

まあ そりゃそうですな。M田は宝石を売りつけるのが目的ですから。二人だと相談とかされて売りつけにくくなります。ふたりまとめて売りつけようとかんがえないとは、M田はまだまだ素人ですな。

で、金曜日の電話で「明日はできないけど、日曜は忘れないできてね」っていうのです。(なんか、だんだんため口になってきてた)

ああ 明日はM田さんから電話がないのか。寂しいけどしょうがないなって思ってたら、土曜の夜、M田から電話がありました。

「仕事の合間になんとか時間つくれたので」と。

これはうれしい。あきらめていたところに電話がかかってきたのです。いい感じじゃん。こりゃ本来、風俗店では禁止の木番までいけるかもな。

っておもってはいけません!!(※注 ジェ●ケリーは風俗店ではありません)

そういう手口なのです。デート商法?はいろいろ手の込んだ事を考えますな。


さて、今日はこの辺で。。

次回はいよいよ、ジェ●ケリー潜入。

ゴムをひそかに財布の中にしのばせ、期待に胸をふくらませつつ。

乞うご期待!!

ってだれも期待してねーよ。

(※注 ジェ●ケリーは風俗店ではありません)

2005-10-23 22:24:05

VS ジェ●ケリー M田

テーマ:VS ジェ●ケリー  

一年ほど前のことです。
う~ん。なんかおもろい事ないかな~。儲け話でもないかな~って毎日、悶々
としてたんですよ。ネットサーフィンしてたら いろんな情報でてるけど、な
んか全部怪しいじゃないっすか。うん、全部あやしい。儲け話って。
でも、ま、ナスビってタレントも昔 懸賞で生活してたことだし、懸賞でも応募
するか。懸賞で一財産をきずいてやるでぇっておもって懸賞についてしらべてみ
たんですよ。
その中でみっけたっていうか、見つけざるを得なかった。
なにが?って、ジェ●ケリーって会社の悪評っすよ。
ネット懸賞の愛用者の「二十歳以上の男女で、独身で、有職者」の人なら誰もが、
ジェ●ケリーの勧誘電話を経験したと語っているようなんですよ。
調べた情報によると、
 
 ここの懸賞は必ずあたる。
 やたらなれなれしい電話が異性の担当者から、かかって来る
 やたらプライベートな事を聞いてくる。
 賞品は店舗まで取りに来るよう言われる(郵送はしてくれない)
 店に行くと宝石のうんちくを長々と語りセールスが始まる。
 担当者は結構かわいい(かっこいい)
 断ってもなかなか帰してくれない。
 場合によっては軟禁されしょうがなくローンで高額な宝石を買わされる。
 きっぱり 断れる人には無料キャバクラ


ほほう。なかなか香ばしい情報が出てきますな。
必ず当たる懸賞ですか。懸賞で一財産を築きたい僕には願ってもない話です。
しかも無料キャバクラときたもんだ。キャバってヌキはなしだっけ?
まあ うまくいけば おっぱいくらい触れるかもしれないって思ってさっそく
応募しました。変な企業に個人情報をさらすのは抵抗ありますが、無料ピンサロ
のためにしょうがありません。たのしみ~。

で、3日後くらいにフリーダイアルから電話がありましたよ。
友達がほとんどいない僕ですから携帯がなった瞬間にジェ●ケリーだって分かりました。

引っかかりやすいカモを演じるために、ただでさえキモオタの僕が、さらに
キモオタになりきって電話に出てみました。
「ジェ●ケリーのM田といいますが、懸賞に当選しまして」
とかいってます。
ん?おかしくない?懸賞の締め切りもっと先だったような。。なんで、抽選する前
に当選してんねん!って突っ込みたかったのですがあえてスルーしときます。
担当のM田はなれなれしく話してきます。


「ゲンソクさんは彼女さんとかいるんですか?」


「え、あ、いや、 し、素人童貞です。」


キモオタを演じようとするあまり、わけわかんないことを言ってしまいました。
さすがに引かれたかなっておもったんですが、彼女は嫌なそぶりをみせず、なれなれしく いろいろとこちらの情報を引き出そうとしてきます。
年収とか聞くのはきっとローンの審査が通るか探っているのでしょうね。
さすがにあまりの長電話にうっとおしくなってきましたが、彼女の機嫌を損ねてヌイてもらえなくならないように話をあわせました。
1時間ほど話し、僕がカモであると確信した彼女は、僕に自分の個人的な携帯の番号を伝え

「では 今週の日曜日にお店まできてくださいね。絶対 来てよかったって思って
 もらえるように頑張りますのでよろしくおねがいしま~す」
といって電話を切りました。あ~疲れた。

さて続きは後日書きます。



このブログでは月一更新を目標に日記を書いていこうと思います。

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