よし、提案その①だね?
恥ずかしいけど、明日は丁度、敦賀くんに逢うし、やってみるよ!
ーその翌日ー
<注意!ここからは蓮視線。>
・・・俺は、夢でもみているんだろうか・・・・。
「敦賀さんのせいで、トキメてるじゃないですか・・・。」
彼女が・・・最上さんが・・・こんな・・・こんな・・・。
こんな(恋してる乙女みたいな)可愛い顔で、涙目になりながら俺を見上げてあるなんて!!
お嬢さん・・・抱きしめていいですか?
「どうしてくれるんですか・・・この気持ち・・・。」
うん・・・抱き締めていいかな?
「敦賀さんのせいです・・・私・・・恋・・・!?」
・・・いや、もう抱き締めてるけど。
「つ・・・敦賀さん!?」
「・・・ドキドキする?」
「っ・・・!?」
「俺がこうすると。」
「あ・・・あたりまえじゃないですかっ。」
「クス・・・そっか。」
「~~~っ。や、やっぱり、敦賀さんは意地悪です!すごく!!」
「意地悪な俺は嫌い?」
「うぅ~~。やっぱり意地悪・・・。」
「ごめん、ごめん。で、さっき、なにを言おうとしたの?」
「・・・そ、それは・・・//////。」
「うん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きです・・・・。」
「ごめん、聞こえない。」
「っ~~~~!!好きです!!敦賀さんっ。」
「うん、よくできました。」
「・・・やっぱり、意地悪です・・・。」
「だって、しょうないだろ?」
「最上さんが可愛くって、可愛くってしかたないだから。」
「っ~~~//////!!!や、やっぱり、敦賀さんって、プレイボーイですっ。」
「なんで?」
「だ、だって、どうして、そんな恥ずかしいこと口にできるんですか!?」
「だって、本当にそう思ってるから。」
「うぅ~~//////!!」
「好きだよ、最上さん。」
「うぇ!?」
「・・・うぇ、は酷いな・・・。」
「だ、だって、急に言うから・・・その・・・//////。」
俺の腕の中で、もじもじする最上さん。
ああ・・・どうしてくれようか・・・この娘・・・。
「びっくりして・・・その・・・。」
「もう、黙って?」
「え・・・?あ・・・、ん・・・。」
彼女の顎をもちあげて、その唇に俺が自分のを重ねると、最上さんは受け入れるように目を閉じる。
重ねれば、柔らかい感触が俺を支配して、うっかり深くしそうになるのを耐えた。
彼女の唇から離れると
「・・・も・・・もう、一回してください・・・。」
最上さんが予想外のことを口にした。
「あ・・・あの・・・//////。つ、敦賀さんが、言ったんじゃないですか・・・1回じゃファーストキスにはならないって・・・。」
俺が驚いた顔したからか、最上さんは若干焦ったようにいう。
「クス・・・そういえば、そうだったね。」
「そ、そうですよ//////。」
「うん・・・じゃあ、もう1回・・・。」
「はい・・・。」
最上さんが目を閉じる。
そして、もう1回、俺は彼女に唇を重ねた・・・。
<蓮視線おわり。>
ー結果ー
敦賀君、好きな子と恋人同士になれたらしいよ//////?
ー相思相愛になりましたー