2006-05-21 13:49:45
テーマ:映画

ふたりにクギづけ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ふたりにクギづけ〈特別編〉

不自由と自由の間は遠いようで近い気がする
人間って思ったほど自由にはなれないもの。
どちらかと言えば、縛られることを望むような人間も多いもんです。
真に自由であることの代償も欲しくないし、責任も果たせんのでしょう、己では。
その証拠に、自分のアイデンティを国家にゆだねるような国粋主義もいれば、
未だに宗教で自分を縛らなければ救われないと思うことで生きている人もいる。
既存の神で駄目なら、宇宙人だ言わんばかりにカルトにはまる芸能人も多いな、トム・クルーズとか。
自由というのは、どんなところにも寄りかからず、立っていることだ。
だけど、少しでも、みんな柱が欲しいんだよね。
寄りかかっていながら、立っているという認識で自由だと思ったいる、そんなものかもな。
制約がある方が自由というのを想像できるという人もいるけど、それは寄りかかっていることを
知っているってことだろうな。
自由になれなくても、自由な想像が出来るなら、魂だけでも自由にはなれる。
例え、それが不自由な肉体をもってしても。


ふたりにクギづけ
マット・デイモンとグレッグ・ギニアの二人が兄弟というのでは、どう想像しても釘付けになる魅力は
あるか疑問だと思う。
しかし、その兄弟の形が異質なものであったときには、眼を見張る、注目する、釘付けになるかもしれない。
それも、「結合性双生児」という形であれば、当然だろう。
関係ないが、「結合性双生児」は、よく「シャム双生児」と呼ばれることがある。
それは見世物で有名になった兄弟「グエン兄弟」がシャム(今のヴェトナム)の人間だったところから来ていると聞く。
(もちろん、「ベトナム」の「枯葉剤」のもたらす悪影響というものでも起こるだろうけど、ヴェトナム戦争より昔の話である。)
話を戻すと結合性双生児が主人公の映画である。
もっと俗な言い方をするとフリークスが主人公の映画である。
これは、かなり危険な賭けになる可能性の大きい映画だ、洋の東西を問わず、フリークスは見世物という
ことが少なからず無意識的にあるからだ。
古くはトッド・ブラウニングの「フリークス」の上映禁止運動、日本でのドリフの小人プロレス中止と
いうときに働いた「善良な市民」の方々の抗議は「可哀相な人を虐めるな」である。
一見、まともに見えるかもしれない。
だが冷静に考えれば、これは見下しているものの見方だ、同じ位置に立っている見方ではない。
人を憐れんだ目で見ることの残酷さに気がついていない人の見方である。
だから「善良な市民」の方々は「障害者」を「天使」のように見ることにするらしい。
見下す自分の後ろめたさを隠すように。
「障害者」が出てくる映画は、ほぼ全て、常に偉業を成し遂げた(ハンディキャップがあるけどという注釈つきで)偉人伝の話か、天使の様に無垢な人間として登場するのが常。
前向きで、無垢な魂の人。
でも、これって現実とは、ほど遠い存在ではないか?
腹黒い障害者だって沢山いるし、後ろ向きな生き方をしている人もいるし、汚いやつも、下衆野郎だっている。
それは、隣にいる人間そのもの。
個人的には、車イスの人間には、嫌な奴の方が多かった気がする。
いい奴の方が世の中少ないんだから、そんなもんだろう。
だが、ドラマや映画だと簡単にそれはできない、「善良な方々」の抗議が恐ろしいから。
汚いものを見たくないっての偽善だ。


ファレリー兄弟は、友人に言われた時から、常に障害者を現実の存在として描くのが常になっていて、
それが彼らのこだわりと言ってもいい位。
この映画では主役が結合性双生児です。
しかもそれを笑おうという趣向なのだから、大きな冒険と呼ぶ他ない。
ファレリー兄弟、応援してます、ウォシャウスキー兄弟より。


さて映画の主人公は、自分らの不自由さを生かして、それを楽しんでいると言えるくらいに
自由に思える。
それこそ、アメフトだって二人一緒に。
まぁ、女たらしだったり、ネットでチャットしてたりと妙に人間くさいところがいかにもで。
それよりも一番、興味深いのは、自分らの経営している店を閉じてでもハリウッドに行ってしまうところか、
自分らの生きている土地や仕事にも縛られていない彼らは自由だ。
なんて馬鹿なことをと思いつつ、そんなことを容易に出来ないだけに羨ましいと思う。


ファレリー兄弟の映画はいつもエンドクレジットが楽しい感じで、それこそちょっとだけの脇役も一緒に
出てきて歌っていたりするけど、今回はちらっと写っていた友人が語っているところが出てくる。
映画ではそれほど出てこない人ではあるけど。
自分の友人を出せたことが誇らしいのかもしれない。


障害者を天使のように崇めるのでなく、くだらないことを言える友人として付き合えることの方が
よっぽどヒューマニズムと思うな、特にこの頃は。

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2006-05-14 21:36:45
テーマ:映画

ファンタスティック4

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] <2枚組特別編>

オリジナルの良さは、何なのか?
最近のハリウッド映画はチキン野郎が取り仕切っているのか、
リメイクがとてもとても多い。
確かに、昔の映画で名作と呼ばれるものは数多い。
ビジネスでは、開拓の新規よりも既存の顧客を大事にするということを是とする。
しかし、それはお客さんが同じものを期待しているときに意味があるのではないか?
マクナルドのハンバーガーとか、吉野家の牛丼、森永チョコレート、ディズニーランド
これらは、昨日と違うことを期待していることは少ないものだ。
日替わりでハンバーガーの味が変わることを期待している人は恐ろしく少ないだろう。
変わらないことで商売が続いているのが、これらの特徴だ。
しかし、いつも違うことを期待される(多かれ少なかれ)業界であるテレビ屋や映画屋は、
看板が毎日のように変わるのが常で毎日のように変わることを期待もされていると思うんだが。
老舗の和菓子というわけではないのだ。
新しいものを作るのはいつでも賭けだ、そうビジネスにはなりえない。
ビジネスマンが、仕切っている今のハリウッドからリメイクと漫画映画がなくなることは
期待できないのだろう。
思えば、
ヒット映画に似た映画を作れの時代だったのが70年代
ヒット映画の続編を作れの時代が80年代~90年代
ヒット映画のリメイクを作れの時代が21世紀の今
なるほど少しづつ退化している気がするなぁ。


そんな無駄なことを思いつつ「ファンタスティック4」


これもリメイクなのだ、最初の映画化がとても見る機会が少ないだけで。
最初の映画化は、あのロジャー・コーマンのところだから、ある意味想像が出来てしまう。
それ故に見たくなるから困ったものだ。
「殺人ブルードーザー」を「クィーンコング」を「ビキニマシン」を「マニトウ」を見たくなるような人は
間違いなく見たくなるだろう。
そういえば、スパイダーマンの特典ディスクでスタン・リーが「ファンタスティック4」について
コメントしていたなぁ、見られないとか見せられないと言っていたような気がする。
噂はいろいろ聞くから、期待してしまうんだろうけど(違う意味で)多分、想像は超えなさそうだな。


一応、リメイクであるこの映画のストーリーは、まぁ放射線でミュータントになった4人が正義のために
戦うという話、X-MEN、スパイダーマン、超人ハルクと原作者は同じ。
時代が時代なので放射線でアレ?というのは今となると難しいものがあるけど、それは仕方ない。


しかし、他の作品とは違って、明らかに躁状態というべきか。
X-MEN、スパイダーマン、超人ハルクは、どちらかといえば鬱なんだけど、これは、特にヒューマン・トーチ君がとてもハイなせいか、ザ・シングの悩みもとても軽く見えてくる、実際軽かったんだが。
宿命とか言う重いものも背負っていないせいか、彼らが危ないレスキュー隊くらいに見える。
こんな話なら、吹替えをぜひ、昔のアニメーション版と同じにしてほしかったなぁ。
「宇宙忍者ゴームズ」の時と同じで。
あの吹替えは、今は東京の芸人さんの吹替えで、シリアスなんて木端ミジンコにされていて、
今見ると大笑いできます。
アニメも入れると映像化は、3番以降になるわけで。


それにしても、「ミスター・インクレディブル」であれだけ面白いアメコミの映画を見た
後では、SFXとジェシカ・アルバくらいしか見るところがない。
これは知っている映画のリメイクを見るときと同じ。


違いを見るだけ、それってつまらなくないか?
偽札を検査するんじゃないんだからさ。

少しは違う映画を見せて欲しいもんだよ。
そうそう、DVDのピンナップについていた松本零士の書いた絵のイメージで作ると
違うものになりそうで面白そうだ。

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2006-05-10 20:12:17
テーマ:ドラマ

ダムド・ファイル

ポニーキャニオン
ダムド・ファイル DVD-BOX Vol.1
ポニーキャニオン
ダムド・ファイル DVD-BOX Vol.2

「本当にあった怖い話」って、なんでいつも幽霊なの?

「本当に怖い幽霊ではない話」てな感じのビデオがあるくらいだから、大抵は幽霊なんですね。

私が、今までで一番怖かった瞬間は、自分のカードの明細がすぐに支払えないような高額な

請求が束になって入っていたときです。

実際には、この後も地獄が続いていたので、本当に怖いと思うのは信用できない人間というのが

私の今の感覚ではあります。

私は、どう考えても「悪魔の住む家」一歩手前のような危険を感じるところに10年以上住んでいたときもあるんで、幽霊も怖いんですが(金縛りにあったときは九字をきることで抜けられましたけど)、快楽や気まぐれで平気で地獄に突き落としてくれる人間の方がやはり怖い。

そんな私も結構怖いと思ったのが、


「ダムド・ファイル」


名古屋限定の「本当にあった怖い話」の再現ドラマなので、ある意味、ベーシックな話が多いといえば多いんですが、

これは、まずビジュアルがかなり怖い。

頭から紙袋を被っていて、スーツ姿で血だらけという、ありふれたものを組み合わせただけなのに、凄い迫力だったりします。

多分、血だらけでなくても怖いビジュアルかもしれません。

それが何も見えないはずなのに一直線に向かってくるんだから、怖すぎます。

他にも、ラブホテルの幽霊でも頭から暗いビニール袋を被って女をレイプしようとする男とかも、かなり凶悪なビジュアルでした。


冷静に考えてみると、幽霊は視線が怖かったり、目が怖かったりするんでしょうが、これは目が見えないってことでのコミュニケーションが絶対にできない絶望感みたいなものが怖いんでしょうかね。


このドラマでもう一つ重要なのは、出てくる登場人物が結構、鬼畜な人も少なくないところ、鬼畜でなくてもかなり酷い連中も多く、

「こんな連中なら幽霊に恨みの一つくらいあっても不思議はないかな」

と思えるのが主人公だったりします。

紙袋被ったスーツ姿の幽霊が出てくる話は、なんと主人公が殺人犯。

時効をあと数日に控えたところに出てくる幽霊がそれというわけ。


他にも、海辺で幽霊に取り憑かれたタクシー運転手は、代わりの人間を探してきて、そいつを幽霊に渡しちゃったりします。

セリフが振るっていて「死んでやれよ」だったりします。


また、さびしい一人暮らしの老人は幽霊屋敷に引越したりするんですが、幽霊屋敷と知ってビビッた息子の嫁さんにこんなところを出て一緒に住もうといわれたときのセリフも奥深い。

「ここなら、寂しくない」

もちろん、幽霊屋敷だと知ってのセリフ、こんなことを言われる息子の家庭はどうなの?って感じだ。


他にも第2次大戦の戦死者の遺骨が戻ったとたんに、かつての戦友がそろって殺されるが、

これが実はかつて見捨てたからだとわかるんだから、恨む気持ちもわからないではない。


医療ミスで死んだ上に事実を隠蔽された少年を看護して看護婦が医療ミスで死んだ少年にたたられたり。


これが名古屋限定なのは、名古屋の各所で幽霊がでるからではなく、人でなしばかりが出てくるから?

と思いそうなくらいである。

ここまで人でなしばかりでるのは不思議である。

講談でないのなら尚更である。


そう、このドラマで一番怖いのは、もはや天災に近い存在の幽霊ではなく、それをもたらす人間である。

身近にあって信じたいのに信じられない人間、それが最悪である。


エンディングがキングクリムゾンだったりするのも、なんだか妙な不安を感じさせるから不思議だ。

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2006-05-07 22:44:44
テーマ:映画

バス男

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
バス男

ぬるま湯に浸かっている気分というのはこういう長期の休みのときに
浸るものなんだろうと常々感じる。
GWも今日で終わりではあるんだが、人生はまだまだ続くわけで、
明日からの社会復帰がきちんとできるか自信がない私としては、
長い休みは反って毒だ。
リフレッシュなんて気分にもなれず、なかなか困ったもんだ。
仕方ないのでマッハとは程遠いくらいの温い映画を見てみる。


「バス男」


つくづく、最近の邦題のセンスは酷いもんだと思う邦題である。
まぁ、前からやる気のない映画はかなり酷いもんではあるが、仮にも
全米で記録的な大ヒットをした映画を「電車男」に便乗させようという
センスが既に最悪。

この邦題を考えた人は、とりあえずクリエイターのスピリッツというものを
微塵も理解していないのは明白なので、この業界から足を洗って欲しい。
理解できる人はいくらでもいるし、そんな人の熱心さが伝わるような宣伝を
期待したいからな。

さて、原題は「ナポレオン・ダイナマイト」と読むんだろうし、そうなっているんで
問題はないんだろうな。


この映画、アメリカのコメディにしては恐ろしく温い映画である。
しかし、この温さが妙に心地いいから油断できない。
学校のいじめられっ子のナポレオン君はメキシコ人のペドロ君とお友達になり、
ダンスパーティーがありのという感じでストーリーは進むが、どちらかといえば、
主人公の家族の方が見所というべきだろうな。
仕事もせず、女の子とチャットで一日中過ごすキップ、
高校時代を未だに引きずっている典型的な負け犬の人生のおじさんと、なかなかのボンクラぞろいで
見ているだけで、妙に温い空気が漂ってくる。
主人公もペドロも何時も口は半開きで、セリフに気迫がこもる瞬間はわずか、
選挙戦のポスターを貼る時にはAチームのメインテーマが流れるのもポイントだ。
ある意味、負け犬人生を自虐的に見ることで笑えるシャレの分かる人によってヒットしたんだろうなぁ。
桃井かおりにCMで馬鹿と言われてクレームを入れてしまう国とはえらい違いかもしれん。

しかし、なかなか気分の良い映画だった。

とんでもないことが起きるわけでもないし、テンションの高い芝居があるわけでもないし、どちらかといえばリアルなドリフの馬鹿兄弟みたいな映画ではある。
ラストはなんだかんだで逆転があるわけだけど、それにしても突拍子もないものではないあたりが、これもリアルというべきか。
まぁ、人は人なりに頑張れば結果がついてくるという気はするから、これのハッピーエンドも悪くないね。


それにしても、この映画はDVDでいきなりリリースが980円だったんですけど、どうなんでしょう?
嘘くさい全米1位ではなくて、ビデオも映画も売れた本当の大ヒットなんですけど、宣伝は適当そのものなんですけど、これってどうなんでしょう?

売れる可能性のある商品の扱いが悪いって見方はされないんですかねぇ、20世紀FOXは。

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2006-05-07 13:46:03
テーマ:映画

七人のマッハ!!!!!!!

ポニーキャニオン
七人のマッハ!!!!!!! プレミアム・エディション

ちわにくおどる。
と書くと、ちわきなおみがハムをぶら下げて踊るようなイメージが浮かびそうだ。

血沸き肉躍る。
と書かないと当然ながらイメージは沸かない。

流石、メリケンの漢字変換だと思うMS-IMEでは、この漢字が出てこなかった。
仕方ないかぁとは思いつつも、こんな風にして、誤字、誤訳が日本語に成り代わっていくんだろうなぁと、
想像できたのが悲しい。
ら抜きくらいはマシなのかもしれない。
どうでもいいが、血沸き肉躍るというものをしばらく見ていなかったことを実感させてくれたよ、これは。


「七人のマッハ!!!!!!!」(よく見たら感嘆符も7個あるんだなぁ)


タイの映画は古くはウルトラマンを見たくらいではありましたけど、最近では
「怪盗ブラック★タイガー」「アタック・ナンバー・ハーフ」「マッハ!!!!!!」「Eyes」と結構見ていることに気がついた。
どれも面白かったので、厳選しているとはいえ業界が元気なのだろうな。
特に「マッハ!!!!!!」は、新しいアクション・スターを見せてくれて、かなり熱い映画でした。

トニー・ジャーはガチンコ勝負のアクション・スターでした。

ムエタイを基調としてアクションは素晴らしいの一言につきました。

同じように「マッハ」とついていますが、トニー・ジャーはいないんですが(トム・ヤム・クンに出演しているから)、ガチンコ勝負は変わらずで、タイ映画はまったく侮れません。
ストーリーは、スポーツ省(!)の慰問に訪れた田舎の村に核ミサイルさえ持っている反政府軍が強襲し、村を占拠、捕まったばかりの麻薬の黒幕を釈放を要求、しかし、友人家族を殺された村人+スポーツ省のスポーツマン+刑事は激怒し一斉に反撃を行うという話です。


ストーリーは、単純明快では変わらずですが、スタントの無茶さ加減も変わらずです。
併走するトラックの真ん中に落ちたりするは、ほんとにギリギリでトラックを走るトラックを交わしたり、トラックにバイクで突っ込んでみたりとマッドマックスみたいなスタントもあれば、格闘では、ムエタイ、ラグビー、体操、テコンドー、サッカー、セパタクロー(!)のスポーツマンらが得意技で格闘する様子は、有り得ないとは思いつつも素晴らしいとしか思えませんわ。
地雷で片足をなくした青年が、松葉杖を支えにしてボールをキックして敵に当てる姿は、カッコイイし、体操の段違い平行棒のアクションで敵を倒したり、ムーンサルトしながら銃撃を交わしたりという姿も有り得ないのにこれまたカッコイイ。

昔、格闘バレーというまるで高橋留美子の漫画みたいなことを実際にやっているバレー教室の方がテレビに出ていたのを見たけど、それがいかに先見性が高かったと思い出しましたよ。
映像として行ったら、映像としては面白いんでしょうなぁ。

考えてみれば「Lovers」も「Hero」もミュージカルかクラシックバレーみたいだったなぁ。


この映画で面白いのは、仏教が基本としている独特の感覚でしょうか、劇中に出てくる僧侶があっさり殺されたりしますが、その弟子の子供の僧侶が銃撃戦バリバリの中で瞑想らしきことを始めたりするあたりの描写は仏教的な虚無感が現れていて興味深いところです。

また、普通このようなテロ行為に対して反抗するのは一部の人間が行う映画のほうが圧倒的に多数ですが、これは村民全てが反政府軍に対して一斉に反抗することがこれまた興味深い。
村の長老も格闘してたし。

そして妙にバイオレンスの生々しいところでしょうか、爆発して手足を飛ばすセンスは、ウルトラマンの頃からありましたから、肉食が当たり前でそれを家庭で捌くのも当たり前の国の感覚が生かされているんでしょうな。

この映画が新しいかどうかはわからないけど、90分近く、飽きずに見られるアドレナリン全開の映画でありました。

この次もあるのかなぁ、このガチンコ勝負、スタント魂全開の映画って。
期待してますけどね。(トム・ヤム・クン見ようかなぁ。)


惜しいのは、これが音声が dts 、ドルビーEXではないことくらいかなぁ。

ちなみに原題は「born to fight」ってまんまだな、流石です。


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