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2009年01月27日

歌い手、勢揃い!!

テーマ:事務 その他
 今日はシュトゥットガルトの教会音楽家たちが企画する、年に一度の歌い手コンテスト(?)があったので行ってみた。
 教会では大きなコンサートはもちろん、ちょっとした音楽礼拝の場面でも、歌のソリストが必要になることが多々ある。歌い手の方も心得ていて、仕事をもらうために教会音楽家のところへ「声を聴いてください」としょっちゅう電話をかけてくる。そこで、年に1回みんな集まって、まとめてやってしまおうという企画らしい。
 立場上、シュトゥットガルトの辺境オルガニストの私には当然その手の情報は直接来ない。私もソリストの情報を欲しがっていると知って、オルガンの先生が誘ってくれたのだ。「(案内をもらってないのに)行って、一緒に聴いて大丈夫なんですか?」と念のため先生に聞いたら、「別に構わないと思うんだけど。何かいわれたら僕が何とかするからおいでよ」と言ってくれたので、ちょっとホッとして出かけたのだった。(……教会音楽家の世界も、結構人間関係がややこしいので怖いのだ_ _;)

 行ってみたら、会場にはもう何人かの教会音楽家が来ていたが、知らない顔ばかり。歌い手は別室を控え室にしているようである。入り口のところでちょっとキョロキョロしていたら、私の教会のあるデーガロッホ地域のトップの教会音楽家S女史や、シュトゥットガルト中央地域での仕事を受け持っているP女史等、知った顔が少しずつ現れてホッとする。本当はこういうとき、堂々と部屋にいる全員に自己紹介して回れるぐらい度胸があるといいのだが、なにせ今日は「招かれざる客」だという意識があるものだから、どうしてもおどおどしてしまう。S女史も企画側として一瞬「あら?どうして彼女がいるのかしら」みたいな顔をしていたし。(でも聞かないところが大人なのかも…?^^;)
 M氏という古参の教会音楽家が現れ、新顔を認めて挨拶してくれて、そこで初めて先生の名前を出したら「ああ、そう」の一言で終わってしまった。そうこうしているうちに、例によって例のごとくギリギリでうちの先生も現れた。挨拶するや否や、着席の号令がかかる。座る時に、隣や前後になった人と簡単に握手と名前で挨拶。集まっている教会音楽家は12~13人といったところである。

 今日はシュトゥットガルトのトップの教会音楽家、H氏が病欠だそうで、代わりに午前中はS女史、午後はツッフェンハウゼン地域のトップの教会音楽家K氏が進行係をするとのこと。11時から15時までと先生に聞いていて、まさか4時間ぶっ続け?そんなに歌い手がいるの?と思っていたのだが、進行表をもらったら見事10分刻みで全部埋まっている。おそろしー!!
 アルトのMさんからスタートし、3人アルトが続き、その後ソプラノ登場。それから2人キャンセルになったらしく、進行表にあるのとは別の名前の人が歌った。どうやら最初から歌うのは24人と枠が決まっていて、誰かがキャンセルするとウェイティング・リストに名前の載っている人が飛び入りできるシステムになっているらしい。逆に言えば、それだけ応募者がたくさんいるということなのだろう。
 音大を出ている歌い手であれば、みんなそれなりの声は持っている。だが、10分の枠で、自分の持てる力を出し切る…というのは大変なことだと思う。自分の長所をアピールできる曲を選ぶのはもちろんだが、コンディションもその10分のために整えておかねばならない。音大の試験や就職試験で問われるその「厳しさ」を、今回初めて審査員の側になって改めて強く感じた。次から次へと歌を聴いていると、残酷なほどその差がわかるのである。
 今回は一般の就職試験やコンテストとは違い、就職が決まるわけでも、点数がついて一番が選ばれるわけでもない。聴いている教会音楽家のうち、誰かの目に留まれば、何かの機会に電話がかかってくる…という形で結果が表れる。すぐ結果が出ない分余計に厳しいかもしれないが、これだけの人数がいれば1人が買ってくれなくても、他の誰かの目に止まるチャンスはあるわけだ。実際、「こういう声はシュッツやる時には欲しいけれど、ブラームスではちょっと…」とかいうこともあるわけで、私も含めた教会音楽家側は、聴きながら熱心にそういう内容のメモを取っているのである。
 例えば私が取ったメモの例を、ソプラノで挙げてみると…
 「明るく軽い声だが、ビブラートかかりすぎ、表情があまりない。」
 「明るく表情豊か。高音も安定しているが、高くなると鋭い声になる。」
 「力強いがくもった声。音程のとぶ箇所が不安定。高音が上がりきらない時あり。」
 「コロラトゥーラ。中音域も良く出る。ドラマチック系の力強さは持たないが、安定した透明な声。」 

 1時間半たったころ、トイレ休憩に一旦外へ出た。休憩はタイムテーブルに入っていないから、各自適当にトイレタイムを取らざるを得ない。で、トイレから出たところで知った顔を発見。去年先輩のアシスタントをした時、ソロを歌っていたバリトンの歌手で、教会音楽家兼シュトゥットガルト・オペラの合唱団員であるBさんだ。進行表を見て「もしや?」と思っていたが、案の定であった。歌う順番待ちをしているのである。
 「あれっ?僕、あなたを知ってるよね?」というので、ちょっと立ち話。先輩から「Bくんは報酬に関係なく、時間が空いていればいつでも来てくれるよ」と聞いていたので、いざという時のために「シュトゥットガルトに合唱団を持っていて、たまにソリストを必要としている」という話もちらっとしておいた。実際若いけれど非常にいい声の持ち主だし、一緒に仕事をしやすそうな好青年でもあるので(笑)
 Bさんと話していたら、外から扉を開けて知った顔がまた登場…!ハイデルベルク時代の学生仲間、Aくんである。「お久しぶり~!こんなところで何してんの?」ってAくんよ、そりゃないだろう。私が歌手じゃないことぐらい知ってるだろ?(爆) ちなみにAくんは卒業後1年間実習生をやり、その後産休代理でシュトゥットガルトに教会音楽家の職を見つけた。産休を取っていた教会音楽家が半分仕事に復帰し、相変わらず残りの半分の仕事をしている、というところまで知っていたが、同じシュトゥットガルトに住んでいるのに全く会う機会がなく、ご無沙汰していたのである。
 というわけで、Bさんに"Viel Erfolg!"(成功を祈ります!)と声をかけ、Aくんと一緒に会場に戻った。この間7分ぐらいだったらしく、聴き逃すかも?と思っていたソプラノの歌手の、最後の1曲を聴くことが出来て良かった。次がBさんの番で、安定した力強い低音でのびのびと歌っていた。大したものである。

 お昼頃、進行係がK氏に交代したのだが、K氏は会場に入ってくるなり一言、「窓開けて休憩にしない?」 …どうも余程空気が悪かったらしい。みんなも頷いて、ちょっとだけ休憩を取ることになった。
 さて、実は私、大変不義理なことをK氏にしてしまっていた。2年前まで私はツッフェンハウゼン地域に住んでおり、トップのK氏とも交流があったのだが、引越しのバタバタで行き先も告げないまま、ツッフェンハウゼン地域から突然姿を消した形になってしまっていたのである。その後、パソコントラブルでメールアドレスを消失したこともあって、完璧に連絡しないままになっていた。もっともこれは言い訳にすぎなく、K氏のメールアドレスなんてインターネット検索で出てくるのだから、その気になればすぐわかるのである。ここで会ったが百年目!?というか、ここで会ったからには平謝りして関係回復を図るべし。
 というわけで、早速K氏のところへ行って平謝りしたのだが、幸いにして「うん、でも今日ここで会えてよかった。新しい住所教えて。」とすぐに言ってくれた。私もK氏にお願いして、メールアドレスを書いてもらい、無事連絡先交換完了。怒ってなくてよかった…(少なくとも表面上は)。
 音楽家として活動するには、こういう繋がりを持っておくのはかなり大切なのだ。それをサボっていたのは、やはり私の「不徳のいたすところ」である。学生時代はそんなことどうでもいいと思っていたが、残念ながらこの世の中はやはり人脈で動いているのだ…ということをつくづく感じさせられるこの頃である。

 休憩時間中、Aくんともちょっと話をしてみたら、産休を取っていた教会音楽家はすでに4分の3復帰しており、彼は残りの4分の1の仕事をしているとのことだった。それで家族を養うのは大変なんじゃ…?と思ったら、シュトゥットガルトの全く別の教会で職をゲットし、今は両方の仕事をしているのだそうだ。彼は元々、シュトゥットガルトのトップの教会音楽家H氏の弟子だということもあって、上手くやっているようで一安心である。
 今回審査(?)に来ている主だった教会音楽家は、歌い手の連絡先や履歴を手元に持っていた。先生も持っていたので見せてもらって、気に入った歌手の連絡先のメモを取ろうとしたら、先生曰く「あ、それメモとらなくていいよ。後で全部メールで送ってあげるから」とのこと。至れり尽くせりで、ありがたいことであるm(_ _)m
 そうこうしているうちに約10分遅れで後半が始まった。最初がバリトンだったが、音程が不安定なところがあり、B氏との差が出てしまって残念な出来だった。
 結局、ソプラノ11人、アルト8人、テノール3人、バリトン2人。そのうち、私が何かの時にソリストを頼みたいな、と思ったのがソプラノ4人、アルト3人、テノール2人、バリトン1人。難点はあるが場合によっては…というのがソプラノ2人、アルト3人、テノール1人、バリトン1人、という結果であった。ま、でも問題は「お金」だよね…_ _;

 終わったあと、私はすぐに仕事に行かねばならなかったので、うちの先生とK氏に手短に挨拶。Aくんにも挨拶をしようとしたら「僕も今出る」というので、一緒に会場を後にした。
 Aくんが「君の教会は、大きなコンサートをやるだけのお金あるの?」と聞くので、「ないよ」と身も蓋もない即答をする私。「ただ、例えば去年、モーツァルトとハイドンのプログラムで、ソプラノのソリスト1人呼んでコンサートやったんだよね。その程度なら何とか出来るって感じ。」と言ったら、Aくん「ふーん」と一言。Aくんが新たに持った教会が、経済的に厳しいであろうことは想像がつくので、彼も悩んでいるのかもしれないな…と思う。
 活動をするためのお金のやりくり、人脈を作ること、等々… 教会音楽家の腕が、音楽でない部分で試されるというのも残酷な話だ。高い理想を持って教会音楽家を目指す人には申し訳ないが、いくら実力があっても、うまく動き回れないと音楽する場を持つことすら出来ないのが現実である。厳しいよなぁ~_ _;

 いずれにせよ、今日はいろいろな意味で有意義な日だった。自分の声を聴いてもらおうとする、積極的な歌い手の姿勢にも少なからず刺激された。今日聴いた歌い手に仕事をお願いする日が来るのかどうかはわからないが、この先コンサートの計画をする時に、必ず役に立つだろうと思う。









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2008年07月17日

嬉しかったこと2つ(^^)

テーマ:事務 その他
 かなりバテバテ気味で迎えた木曜日だけど、今日は嬉しかったことが2つ。



 まずは、ホイマーデン教会に


 新しいオルガン椅子が到着。

 
Orgelbank  2年前から交渉していて、やっと新品到着。
 真新しい木の匂いがたまらなくいい感じ…!(うっとり)

 古い椅子は高さが変えられないタイプで、私はかろうじて何とかなる高さだったのだが、他のオルガニストは困ってた…はず_ _;
 初心者のレッスンをする時なんか、椅子の高さをまず決めなくては身体が上手く安定しないので、本当に困りものだった。

 それで牧師&役員会と交渉していたのだけれど、最初は「今ある椅子の足を切って、木のブロックを下に置いて高さを変えるようにしたら…」という話になっていた。で、見積もりを出してもらったらなんと

 400ユーロ!!

 ただ単に足を切るだけなのに、なぜそんなにするの?だったら(もちろん高くつくのだが)、ハンドルを回して高さの調整の出来る椅子を買った方が… ってぶつぶつ文句を言った(^^;)のが去年の12月。
 Orgelbank-memori
 その後予算等々どうなったのか、実はよく知らなかったのだが、ついに新品到着…ってことは、私の希望を通してくれたわけである。

 しかも、高さを表す目盛りがちゃんとついている!これはありがたい。オルガニストの常套手段として、よく使うオルガンの椅子に鉛筆で自分の高さを書き込んだりするのだが、この目盛りがあればその必要がない。自分の椅子の高さが、何センチが覚えておけばいいわけだ。

 予算のめどが立たないようだったら、どこかから中古の椅子を安く譲り受けるとか何かしないとなぁ~と思っていたのだけれど、良かったぁ♪
 参考までに、あとでこっそりお値段も聞いておこう…(苦笑)



 夜はシュテックフェルトで、夏休み前最後の合唱練習。今日から本格的に、秋のコンサートプログラムの練習に取り掛かった。ハイドン&モーツァルトで、レベル的にはうちの合唱団にとってあまり問題がないので、楽しくやれるプログラムだ。
 ドイツで夏休み前というのは、日本でいう「年度末」にあたり、1年の1つの区切りである。今日は練習後にみんなで持ち寄りパーティー(もちろんワインつき^^)をすることになっていた。
 手早く(でも持ち時間はいっぱいいっぱい使って)練習を終わらせたのだけど、そうしたら最後に突然メンバーの一人が立ち上がって

BlumenRose

「今年も1年ありがとう」と、花束を持って来てくれた(*^^*)

 みんな、ありがとう~(感涙)


 所用で出かけていた牧師がパーティーの途中で戻ってきて合流、そこでも改めてお礼を言われて、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)

 …でも、本当はお礼を言わねばならないのは私の方なのである。
 この合唱団に出会って、初めて合唱指揮が楽しいと思えたのだから。

 もちろんアマチュアだし、技術の問題はたくさんあるけれど、みんなが真剣に音楽に取り組むところに、必ず結果はついてくる。
 その楽しさを知っている前向きなこの合唱団だからこそ、私も自分の持っているものを全部注ぎ込んで、みんなと一緒に頑張ろうと思った。私が一生懸命になれば、みんなもそれに応えてくれた。まだまだ駆け出しの私の方に問題がたくさんあったし、今もあるわけだけれど、ここ2年半の間にこの合唱団に刺激されて、私自身もすごく成長できたと思う。
 だから、本当は私が「ありがとう」を言わねばならないのだけれど…今日はそれが出来なかった。
 でも、いつか言える機会があったらな…と思うし…何より感謝の気持ちをパワーに変えて、今後も合唱の仕事を頑張りたい。

 とってもとっても嬉しくてまた夜眠れなくなってしまった、夏休み前最後の練習日だった(*^^*)












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2008年06月09日

トレジャーハンティング その2

テーマ:事務 その他
 「トレジャーハンティング その1 」に引き続き、今日もSさんのご実家にお邪魔。
 今回は前回ほど時間はかからないだろうと思いつつ、続きに取り掛かる。昨日、シュテックフェルトの合唱団員が一人お宝発掘に来たとのことで、またいろいろ箱が動かされていたが、Sさんいわく「あなたが手をつけていないって言っていた場所は、そのままにしてあると思うわよ。」 ……覗き込んでみたら、手をつけていなかった場所のレコードも量が減っているような気はするけれど…まぁいいや^^; とりあえず私の「どうしても欲しいもの」「保留」の山はそのままにしておいてくれたので。
 残りの箱をいろいろ開けてみる。また私の専門とはあまり関係のない流行歌のレコード等もあって、この辺は容赦なく「いらないもの」へ。だんだん最初の頃に比べて、「いらないもの」の思い切りがよくなってきた気がするのだけど、それは「どうしても欲しいもの」「保留」の分だけで、すでにおそろしい量になっているからなのだ…(汗)。
 でも、ブラームスの交響曲とかシューマンのピアノ協奏曲、シューベルトの歌曲等、相変わらず定番なのも出てきて、これがまた「どうしても欲しいもの」「保留」の方に加えられていく。しかし、もったいないのは百も承知だが、こんなに持って帰っても置く場所がないよなぁ…(滝汗)

 Sさんは別室で片づけをしながら、時々様子を見に来てくれたのだが、今回はヘルパーさんもいなかったので、つい話に花が咲いたりした。戦後まもなくの料理本を見せに来てくれたり、お父様の思い出を語ってくれたり…。実家の片付けだから、Sさんもいろいろなことを思い出して懐かしいのだろうと思う。
 「父は毎日のようにこの書斎で切手コレクションの整理をしながら、レコードを聴いていたの。私はよく向こうの床に座って、新聞を読んでいたわ。私のクラシック音楽の知識は、ほとんどこの時に得たものなのよ」とSさん。ドイツの音楽愛好家って、こういう羨ましい環境で育っている人が多いんだよねぇ…本当に。
 もちろんSさん自身も、お父様のコレクションの中から自分用のレコードをすでに選び出してある。主にカラヤンのレコードとのこと。あと、詩の朗読のレコードも見つけて、取ってあるとのことだった。

 1時間かからずに全てのレコードを見終え、いよいよ「どうしても欲しいもの」「保留」の分のレコード見直しを。最初の頃に「どうしても欲しいもの」に入れたものも、他のレコードを山ほど見た後では優先順位が変わっていて、「いらないもの」となったりした。それから、「保留」の方は容赦なくかなりの量をカット。無論、ドイツ民謡やミュージカル、オペレッタ、クリスマスソングなどはほとんど「いらないもの」行きとなった。
 こうして1時間かけてかなりの量をカットし、最終的に私が持って帰ると決めた分は…

LPkakutoku

この2つの山 プラス 一袋。
 …これでもかなり思い切って減らしたんだけどなぁ…(滝汗)


 一袋分は「即持ち帰り用」。話のネタ(もしくはブログのネタ…笑)になりそうなレコードと、少し小さめの10インチサイズのレコードを入れたのだが、いざこの袋を持ってみたら、ずっしり
 Sさんにも「大丈夫?袋が破れたりしないかしら?」と心配され、手提げ状態ではなく、抱えて持って帰ることにした。それにしても、レコードってこんなに重かったっけ…?まさしく、お宝の重み!!(笑)

 
こちらが持ち帰り分。

LPkakutoku2


 Sさんにお礼を言い、運搬のことについて少し話した上で、Sさんのご実家をあとにした。

 こうして一気にレコードの増えた我が家…。Sさんのご主人がレコードを運んでくださる日までに、収納場所を考えておかねばならない。
 うーん、ここはやはり…CDプレーヤーを追放するしかないか!?(ぉぃ

 冗談はともかく、せっかく手に入れた「お宝」、大切にして聴きたいものである。今まではレコードのお手入れ用品をちゃんと揃えていなかったのだが、それも購入しておかないとなぁ…と思った私であった。どこかで手に入れられることを祈りつつ…。







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2008年06月06日

トレジャーハンティング その1

テーマ:事務 その他
 皆様、お久しぶりですm(_ _)m
 コメ欄を読んで下さっていた皆さんはご存知と思いますが、我がPCのハードディスクが重傷を負い、3月末から恐ろしく動作が不安定で遅いのをなだめなだめバックアップしていたのですが、4月末についに起動しなくなってしまいました。
 ハードディスクを換装し、OSインストールから全部やりなおしてPCは復活したものの、なかなかこちらのブログに取り掛かれずにいました。楽しみにして下さっていた方がいらっしゃいましたら、本当にすみませんでしたm(_ _)m
 イースター~5月までの期間には、3つほどどうしてもアップしたいネタがあるので、ぜひ書きたいと思っております。


 さて…この記事も実は「過去記事」、数日前の話。(日付はその日にしています^^)


 先日、シュテックフェルトでの合唱練習が終わったあとで、合唱団員のSさんが私のところに相談にやってきた。何でも、お父様が亡くなられて、その遺品である大量のクラシックレコードの処分に困っているのだという。「何枚ぐらいあるの?」と聞いたら、「300枚ぐらいは確実に…」とのこと(汗)
 今やCDの時代。レコードプレーヤー自体持っていない人も多く、引き取り手はなかなかない。業者もジャズ等のレコードは引き取ってくれてもなかなかクラシックのは引き取ってくれないというのだ。このままでは捨てるしかないので、本当にもったいないとのこと。
 「私、レコードプレーヤー持ってるから、すごく興味があるんだけど…」と言ったらとても喜んでくれて、欲しいレコードは無料で譲ってくださるという。そこで、早速今日、Sさんのご実家へ見に行ってきた。

LPhakkutsu1  家を引き払う準備をしているらしく、家具から物が出され、あちこちに積み上げられた状態の部屋。そしてレコードはこの通り…!
 きちんとジャンルごとに箱やファイルに収められ、整理されている。これだと300枚…あるかな!?と思った私だったのだが、何はともあれ作業に取り掛かる。
 当のSさんは、ヘルパーさんと一緒に隣の部屋で片づけをするからとのことで、ときどき様子を見に来てくれた他は、一人でゆっくり宝探しをさせてくれた。

 まず出てきたのが、ミュージカルやオペレッタ、ドイツ民謡やクリスマスソングのレコード。私の専門外なのだが興味はあるし、聴くのは好きだ。勉強のためにもらっておこうかな?とも思ったが、何せこの先どんなものが何枚出てくるかわからない。そこで、「どうしても欲しいもの」「保留」「いらないもの」の3つに分類することにして、さっそく保留の方に置いた。
 交響曲や協奏曲、室内楽の方では、全く私が名前も知らないようなオーケストラや指揮者、演奏家のものが結構出てきた。こういうのは判断に困ってしまう。私が不勉強だから知らないだけなのかもしれないし、後世に名が残るほどでなくてもいい演奏家はいるだろうから、単純に「知らないからいいや」と片付けるには躊躇してしまうのだ。この辺は職業病かもしれない…(苦笑)
 無論、知っているのもたくさん出てきた。例えばカラヤン、ベーム、フルトヴェングラー、モントウ、クナッパーツブッシュ、トスカニーニといった指揮者が、ウィーンフィルやNBC交響楽団を振っている「定番」の録音。ブーレーズのドビュッシー録音やコルトー&ティボー&カザルスのピアノトリオの録音。この辺は捨てられてしまうともったいないので、「どうしても欲しい」方へ入れる。

 途中で、裸のままのレコードがたくさん入った大きな箱が出てきた。中に小さな缶がいくつか入っている。ちょうどそれを見つけた時に、隣の部屋からSさんが様子を見に来てくれた。「あ、その缶はグラモフォンのレコード針よ。そして、その箱の中のレコードは78回転の当時のものなんだけど…」(注:グラモフォンに関してはこちら を参照)
 うひゃ~、実物は初めて見たかも。貴重!!とか思いつつも、いかなる私でもさすがにグラモフォンは持っていないため、この箱はスルーすることに^^;

 テーブルの上のレコードに大体目を通しただけですでに2時間近く経過。たまたま部屋に顔を出したSさんに、「そろそろ終わりそうよ」と声をかけたら…「実はそのテーブルの後ろの棚に、まだあるんだけれど…」
  覗いてびっくり@_@ テーブルに乗っかっているのと同じぐらいの量のレコードが棚の中&棚と棚の間に置いてあるではないですか!!(写真は一部のみ… 実際の量はこの倍ぐらい^^;)


LPhakkutsu2
LPhakkutsu3
 

 ……これって、300枚という量ではないのでは……@_@;

すみません。甘く見てましたm(_ _)m

しかも、こっちにこそお宝が多く隠れていたのである。何せ、サヴァリッシュが指揮したワーグナーオペラの、バイロイト音楽祭での録音やら、ベームのモーツァルトの「魔笛」全曲録音、フルトヴェングラーのベートーヴェンの「フィデリオ」全曲録音なんかが次々に見つかったのだ。ピアノ曲、合唱曲もいろいろ出てきた。
 ありがたいことに、運搬の心配はしなくていいとのこと。Sさんのご主人が車で私の家まで運んでくれるというのだ。でも、すでにもうかなりの量が「どうしても欲しい」グループに入っているというのに…ひえ~(汗)

 3時間経過して、結局仕事に行かねばならない時間になったので、Sさんに「残念だけど、全部見られなかった…」と言ったら、月曜日にもう一度見に来ていいよと言ってくれた。
 というわけで、お宝発掘は来週に続く…^^; にしても、こういうお宝な音楽が普通に流れている環境の家に育ったSさんが、ちょっと羨ましいなぁと思う私なのであった。








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2008年02月22日

とりあえず日程をあげてみる。

テーマ:事務 その他
 教会音楽家にとって、アドヴェント~クリスマスに続く第二のハイシーズン、



 受難節~イースター



 に差し掛かってきている今日この頃。今年はイースターが例年より早い3月23日なので、3月前半にありとあらゆる日程が詰まっていて、恐ろしい…。

 というわけで、イースターまでの日程を書き出してみることにする。

 3月2日(日) ホイマーデン教会:日曜礼拝(オルガン) & バラードの夕べ(ピアノ) 
 3月7日(金) ホイマーデンのお隣の教会:世界祈祷日(オルガン&キーボード)
 3月9日(日) ホイマーデン教会:堅信礼礼拝(オルガン)
          「故郷の家」ホールにて:ポーランドを故郷とするドイツ人礼拝(ピアノ)
 3月10日(月) ホイマーデン教会:堅信礼を受けた子達の聖餐式礼拝(オルガン)
 3月15日(土) ホイマーデン教会:結婚式(オルガン)
 3月16日(日) シュテックフェルト教会:棕櫚の日曜日礼拝(オルガン&合唱指揮)
 3月17日(月) ホイマーデン教会:受難週祈祷会(オルガン)
 3月18日(火) ホイマーデン教会:受難週祈祷会(オルガン)
 3月19日(水) シュトゥットガルト空港:イースター礼拝(キーボード&合唱指揮)
           ホイマーデン教会:受難週祈祷会(オルガン)
 3月20日(木) ホイマーデン教会:最後の晩餐礼拝(オルガン)
 3月21日(金) ホイマーデン教会:受難の金曜日礼拝(オルガン)
 3月23日(日) ホイマーデン教会:イースター第1祝日礼拝(オルガン)
 3月24日(月) ホイマーデン教会:イースター第2祝日礼拝(オルガン)


 …というわけで、今から皆様に予告。



 24日が終わり次第、休暇を取ります。



 山篭りでもしようかと画策中。





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