2010年03月22日

オルガン改装へ向けての関門突破!

テーマ:オルガン・即興
皆様、またまた大変なご無沙汰ですm(_ _)m

長いことミクシィにこもっておりましたが、そろそろ飽きてきたので(爆)、ちょっとずつ外部ブログに戻ってこようと思います。去年と違い、2010年は結構波乱万丈な年になりそう(というかもうなっている…苦笑)なので、記録として残しておくのもいいかもしれないな、と思い…^^;
もう誰も見ていないかもしれませんが、ちょっとずつまた頑張ります。


さて、早速今日の報告を。
さいちゃんの教会音楽な日々-Hausorgel

実はブログ更新をサボっている間に、ホイマーデン教会のオルガン改装に向けて、オルガンビルダーと相談したり、師匠を始めとする他のオルガニストに相談したり…とちょこまか動いていまして^^;

とりあえず、州教会シュトゥットガルト地区のオルガン・アドバイザー(←ドイツ語で"Orgelsachverständiger"というのだけれど、アドバイスするだけではなく、この人の許可なしにはオルガンに手を加えることが許されない…という、ものすごく権限のある立場の人である)のL氏と話をしないとなぁ、と思いつつ、忙しさにかまけてずるずるとここまできてしまっていた。

そうこうしているうちに、定年退職した教会音楽家で、うちの牧師の知り合いのS氏が私の代役を弾きに来て、ついでにいろいろオルガンについて牧師にアドバイスした上、さっさとオルガンビルダーとアドバイザーを交えて話し合いするアポを取ってしまったとのこと。


……私がもたもたしていたのは確かに認めるけどさぁ……



むかっ そりゃねーだろーよ! むかっ



第一、なんでてめーがしゃしゃり出て来るんだよ、S氏。
ここのオルガニストは私だぞ!



さすがに、いかなるのんびり屋の私でもS氏の暴走を止めねばならないな~と思ったのであるが(何で教会音楽家ってこう自分勝手な人が多いかねぇ…私も含め^^; ←自爆)、考えようによってはこれは大チャンスでもある。というのは、オルガンビルダーとアドバイザーが揃ったところで改装案が認められたら、あとは教会がお金を用意さえできれば改装OKということなのだ。大きな関門が突破できるこのチャンスを、利用しない手はない。
というわけで、その日3月22日の午後は私も予定を空け、その場に立ち会うことにしたのだが、ここでS氏の暴走を防ぐためにひとひねり入れないといけないな…と考え、先手を打って「ホイマーデン教会の正式なオルガニストとして」アドバイザーのL氏と電話で連絡を取った。しかも、私の大学時代の恩師の名前を使って。

私の大学時代の恩師というのは、今は定年退職しているが、元ハイデルベルク教会音大の学長…つまりは、ありとあらゆる方面にコネクションを持っている人なのだ。(そうでなければ学長にはなれない。)彼の弟子だとわかっただけで、私への応対も違う…という経験を何度もしたことがあるくらいである。L氏には、恩師がらみのパーティーで何度かお会いしたことがあったので、恩師の名前が物を言うことはほぼ間違いなかった。
元来私はひねくれ者なので、こういうコネクションを使うのが嫌で、普段は一匹狼風にわが道を行っているのだが…こういう時に虎の威を借りたとしてもバチはあたるまい。学長の弟子だったことは事実だし^^;
果たしてL氏は非常に愛想良く、改装へ向けての詳しいアドバイスを約束してくれた。そこで、私の要望は日を改めてメールで伝えた。



前置きが長くなったが、そうやって臨んだ今日のアポである。
私が15分前に到着した時には、もうオルガンビルダーが来ていて、オルガンの中に入ってなにやらやっていた。ホイマーデン教会のオルガンはシュトゥットガルト郊外にあるミュールアイゼン社 に管理をお願いしているのだが、いつも調律に来てくれる技術者のM氏の他に、社の最高責任者であるH氏が来ていた。改装の受注準備万端といったところである^^;
M氏が去年私と改装について話した旨をH氏に伝えてくれたので、私の意見を先に検討してもらうことが出来た。いくつかの要望に関しては、実現が無理だということもわかった。(例えばオルガンのもっとも古い部分は18世紀終わり頃~19世紀始め頃のものなのだが、その部分は重要文化財に匹敵する価値のあるものなので、手を加えることは許されない、等。)そんな話をしているうちに、アドバイザーのL氏が到着。挨拶をして、4人で更にいろいろ検討。
去年私がストップ増築の希望を出した時には、場所がないという理由でM氏に無理といわれていたのだが、L氏の案だと大して場所も取らずにストップ増築が可能だという。具体的な話はものすごくマニアックになるので省略するが、説明を聞いてそのアイディアに驚いた。一体構造上どうやって可能にするんだろう?と思って聞いてみたら、H氏がドンと胸を叩いて「それは僕の仕事。任せて!」 …あ、そうだよね^^; 素人の私が考えても無駄だわ(爆)
あと、どうも収まりが悪いと前からM氏に指摘されていたペダルのリード管に関しても、H氏が「リード受け」(部品)の全面交換で何とかなることを提案してくれ、それで納得した。

…そして(多分約束の時間にはかなり遅れて)S氏が登場したときには、何と我々4人はすっかり改装案を練り終えていたのである(爆) L氏が「やぁ、この間に我々はもう何がしたいのかすっかりわかっちゃったよ」とS氏に声をかけ、この間に検討したことをS氏に説明した。S氏はときどき口を挟んでいたが、いちいちL氏とH氏に「でもそれだとねぇ…」と封じられ、結局S氏がすっかり説得させられた形で終わった。S氏はひとしきり話を聞いた後、お呼びでないと思ったのか「なんかこんな風になると思ってなかったけど、ま、じゃあ僕はこれで^^;」とそそくさと帰っていった。いやはや、多少意地は悪かったが、私の作戦は大当たりである。
その後4人でコーヒーを飲みに行き、ひとしきり世間話(といってもこの顔ぶれじゃオルガンの話ばっかり!)をしたのだが、その時にL氏が笑って私に一言曰く、「S氏のことも長く知ってるからさ、ブレーキちゃんとかけといたからね(^_-)-☆ 年金生活者は暇だから、もう!」 アハハ~、私が何をしたかったかちゃんと見破られてたのね。恩に切ります。やっぱり恩師の名前を出してでも、L氏に助力を頼んだのは正解だったな(*^ ^*)

私の希望が通らなかった部分もいろいろあったけれど、とりあえずストップが増えることはとっても嬉しいし、リード管の調子がよくなることも嬉しい♪ので楽しみである。
が、次の関門は「お金」。今回の改装を実行に移すだけで、100万円は軽く超える。どうやって教会の役員会を通し、お金を用意するか…。L氏とH氏が改装を3段階に分けることで、段階的な出費になるよう提案してくれ、明日L氏がそれについて牧師に電話で話してくれることになっているが… 今のところお金に困っていないホイマーデン教会といえど、何か工夫が必要そうではある。次はその辺に頭を使わなくちゃね…。











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