2008年10月27日

のんびりとレッスン^^;

テーマ:オルガン・即興
 最近ミクシィに気を取られて、夏休み以降放置していたこのブログですが、またぼちぼち書いていきます。懲りずにお付き合い下さったら嬉しいですm(_ _)m


 今日は久々のオルガンレッスン。夏休み前に行ったきり、私の里帰りと先生の休暇でずっと休みだったのだ。

 教会で少し練習してからレッスンへ行こうと思ったら、バスが道路工事による迂回に引っかかって遅れ、接続の電車を逃してしまった。このままだと10分遅れて着いてしまうので、先生に電話してみたら…

先生 「ハロー。…あっ!!うわーっ、しまった、ごめん、忘れてた!!今、教会にいるのか?」と大慌て。

私 「…いや、あの…電車を逃して、10分遅れるって言おうとしてたんだけど…(汗)」

先生 「ん?レッスン何時だっけ?」

私 「15時…。(この時、時刻は14時45分)」

先生 「そうか!よかった。君が10分遅れならむしろちょうどいい。んじゃ、後ほど!」

私 「はい、後ほど~!」

…せんせー、たまにしか来ない不肖の弟子のレッスンぐらい覚えててくださいよ……(汗)
(後で聞いたところによると、私のレッスンは手帳の間違った週に書き込んであったそうで汗


 こーゆーやり取りをしたからには、15時10分に教会で落ち合ってレッスン出来そうなものなのだが、私は15時10分に着き、先生は家を出る直前に電話でつかまったとかで「ごめん~」と言いつつ15時20分に来た。いつも通りである(苦笑)

 そうそう、初めてオルガンレッスン記録を読む方のために断っておくが、私はこの先生とはドイツ語で言う"duzen"の関係、つまりお互いをファーストネームで呼び合い、敬語を使わない親しい関係である。別に年が近いわけでもないのだが、これは先生の方針(?)で、最初にレッスンを受けた10年前からそうなのだ。長い付き合いでもあるし、最近とみに日本の師弟関係では考えられないようなお気楽(?)な関係になってきている。



 さて、この不肖の弟子はよりによって先週始めたばかりの、メンデルスゾーンの前奏曲とフーガハ短調の、前奏曲の方をレッスンに持参。というのも…

私 「金曜日に金管アンサンブルが宗教改革記念日のコンサートをするんだけど、そこで何か1曲弾かなくちゃいけないのね。で、この曲弾こうと思って先週から始めたんだけど、間に合わないんじゃないかと危惧しているところ。」

先生 「なるほど。金曜日っていったらすぐじゃないか。どれどれ」

というわけで、まず一通り弾いてみたのだが…

先生 「今まだゆっくり弾いてるんだと思うけど、この曲のテンポってどれくらいだと思う?」

私 「今まだ弾けないけど、これくらい」 (と最初だけ弾いてみせる)

先生 「うん、alla breveで考えてるわけね。了解!実際、この曲はalla breveなのさ。」

 ほぉ。表記はCになってるんだけど。先生と意見が合ったぞ(笑)
 (※ 音楽に詳しくない方には申し訳ないのだけれど、alla breveについての説明は、長くなるので省略させてくださいm(_ _)m 要するに、拍の取り方の感覚だと理解してくださればそれでOKです。)

 で、この曲長く弾いてないなぁ…とか言いながら、先生が最初の部分を弾き始めたのだが、とにかく


速ぇぇぇー!!


 先生のテンポはすごく速いような予感がしていたのだが、拍感もこれじゃalla breveじゃなくて、alla longaeじゃあるまいか?(笑) ←注:そんな概念はない。


先生 「ハイ、弾いてみて。……あー、そんなゆっくりでなくて!危険は冒すからこそ面白いのだよ(笑)」


 いや、ですからまだ指が回らないんですけど…と思いつつ、言われた勢いで弾き始めたら1ページ目の終わりであえなく崩壊したが、当の先生は気にしている様子全くなし(爆)


先生 「そう、そこはペダルを聴いて!ペダル主導でどんどん先へ持っていく。……こういう盛り上がるところはどんどん前へいくんだ!バロックとは違うのだよ」


 毎度のことながら、もー煽る煽る(笑) さしずめ、川を泳いで渡るかどうか岸辺で迷っている私の背中をどんと押して落っことして、ホラ泳げー!って声援を送ってるみたいであるあせる
 だからといって、テクニック的なことを注意しないかというとそういうわけでもない。8分音符を弾く時の手の使い方がバロック奏法になってしまっている、と指摘して、違いをやって見せてくれた。私は元々がピアノ弾きなので、オルガンを弾く時にはピアノとの違いに気をつけてやってきたつもりなのだけれど、どうも私の理解している「違い」は必ずしも正しくないらしい。今回先生が見せてくれた8分音符の奏法は、むしろピアノの弾き方にずっと近いもので、確かにその方が音楽の流れがスムーズになる。この辺のテクニック、どう使い分けるかは私の課題だな…。


 私が一通り弾き終わった後、また先生が「うわ、ここ弾けない!」とか言いつつ一通り弾いてくれたのだが、半分初見状態で音なんか全然合ってないにもかかわらず、先生の場合音楽の流れが明確なのだ。で、曰く

「音なんか間違ったっていいんだ!それで世界が終わるわけじゃない。それより、音楽の流れを最初から練習に組み入れるんだ。その方が、結果的に身体が動きを覚えるのも速くなるのだよ。」

 うーむ…。
 間違ったっていいといっても限度はあると思うが、細かいことにこだわりすぎて大局を見失っている、という先生の指摘はさすがに鋭い…と思った。私の悪い癖なのを、先生もちゃんと知ってるわけで(苦笑)
 あと、学校やコンクールでいい点数をとるための演奏と、聴衆の心に届く演奏とは違う…ってことを言いたいんだろうな、とも思う。いつまでたっても型にはまったやり方で曲に取り組んでしまう私を、早いところ自由にさせたいんだろうなぁ…^^;


 …で、音は全然合ってないのに音楽的な先生の演奏を聴いているうちに、この曲金曜日に弾くのや~めた、って気分になってきた(爆)
 この調子で必死に練習すれば音は弾けるようになると思うけれど、音楽的に十分なところまで煮詰められないと思うし、その状態で弾いても不満が残るだけだし。

先生 「10月31日ってあと4日しかないねぇ。」

私 「これ弾くの、やっぱり危険だよねぇ。」

先生 「うーん、そうだなぁ。でも、君が決めることだからね。」 ←絶対ああしろこうしろと言わない^^;

私 「やめてカール・フィリップ(大バッハの息子)のソナタ弾こうかなとも考えてるんだけど。」

先生 「ああ。メンデルスゾーンってプログラムに書いてあって、カール・フィリップ弾いても誰にもバレないよ、多分。」

……さすがにそれはないのではないか、先生よ(爆)

私 「大丈夫、プログラム作るのこれからだから。」

先生 「いやぁ、メンデルスゾーンだって1日8時間練習すれば間に合うんじゃないか?日本人なら出来るだろ?(とニヤリ)」

私 「……他に仕事がなければね……」

先生 「そうだなぁ。それに君はもう半分日本人じゃないもんなぁ。アッハッハ」


どういう意味だよ、それはっ…ビックリマーク

……本日も口の悪さは絶好調の我が師匠であった……(爆)



 ところで、我が師匠は好き嫌いも結構激しい。

先生 「この曲、メンデルスゾーンの中では数少ない、僕の気に入っている曲なんだよね。」

私 「へぇ~。でも、前奏曲の方だけで、フーガは嫌いなんでしょ?」

先生 「当然!!」

 てな具合である(爆) 私の知っている限り、ロマン派のフーガと8分の6拍子は嫌いなのだ。嫌いな曲を持っていくと、曲を罵倒しながらレッスンしてくれる。(一応それでもちゃんとみてくれるところがミソ^^)


 ちなみに時間が余ったので、10月19日のコンサートですでに演奏済みのモーツァルトの教会ソナタハ長調もみてもらったのだが、こちらは私のテンポが速すぎるというご意見であった。

「それだと、速いだけできれいじゃなくない??」

 一理あるような気もするけど…先生のテンポ設定はたまによく理解できない時がある^^;
 自作のカデンツァも披露したら、「いいじゃない、バッチリ当時の様式にはまってるよ」の一言で終わってしまった。でも、何となく…先生なら、もうちょっと胡椒のきいたひとひねりならぬ、胡椒を粒ごとぶち込んだひとひねりを入れてカデンツァ作りそうな気がするんですけど(爆) 今度模範カデンツァ作ってもらおうかなぁ^^;


 ともかく、今日も過激で楽しいレッスンであった(笑) にしてもこの不肖の弟子はもうちょっと練習しないとねぇ…。10月はコンサート続きで忙しかったけれど、11月はこれといった本番もないので、ちゃんと時間を取ってまじめに練習したいものだ。









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