2007年02月01日

皆さん、目が輝いてますよ?^^;

テーマ:合唱

 いよいよシュテックフェルト合唱団、今日からコンサートへ向けての練習開始。楽譜も昨日借りてきたし、伴奏してくれるオルガニストのHK君とも連絡がついて、無事引き受けてもらった。(1月30日のエントリ参照

 昨年2月にこの合唱団の指揮者となって、初のコンサート。準備万端…と言いたいところだが、実はその準備の一環として、今日の練習はおそろしく重要であることを感じていた。というのも、合唱団の中に不安が広がっていることを耳にしていたからである。何が不安って…



 ヴィエルヌって何者?



 う~ん、そんなに知られていないのか、あの人は…_ _; 確かにオルガン弾き以外はあまり耳にしない名前かもしれないけどさぁ…。

 というわけで、何者かわからない作曲家の得体の知れない曲を歌わされそうなので、合唱団のメンバーは不安に思っているのだ。ここでこの曲が素晴らしく美しい曲だと知ってもらい、しかも歌えないほど難しくないと自信を持ってもらえるかもらえないかで、この後の合唱の出来は大いに変わってくる。

 だから、今日の練習は重要なのだ。もう1月の半ばからじっくり作戦を練っていたのだが、先日牧師から「みんなで一度録音を聴いてみたらどう?」という提案をされていた。注文したCDもギリギリ間に合って手元に届いたから聴けるが、それより限られた練習時間の中でミサの5つの曲を全部つまみ食いするという離れ業をやる予定だったので、1時間半の練習時間を大幅にオーバーしそうで心配である。


 発声練習をして、楽譜を配り、5つの曲をちょっとずつ歌うという今日の練習の流れを説明する。最後に時間と興味のある人はCDを一緒に聴きましょう、ということで、練習開始。キリエのハイライトと最初のフーガの部分、グローリアの最初の部分、サンクトゥスのホサンナと真ん中の部分、ベネディクトゥスの最初の部分、アニュース・デイの最初の部分…はっきり言って、超特急で通過、という感じである。でも、みんなよくついてきてくれた。

 一通りつまみ食いしたら、もうとっくに練習時間を15分近くもオーバーしていた…_ _; さて、時間と興味のある人は残ってCDを…と言ってみたところ、誰一人として家に帰ろうという人はいなかった。これはいい傾向だ、と思いつつ、牧師にお願いしてCDをかけてもらった。


VierneMesseCD
Louis Vierne: Messe Solennelle

 CDは今日届いたばかりなので、私自身もまだ聴いていなかった。パリのサクレ・クール聖堂での録音で、カヴァイエ・コルのオルガン2台(会堂の後ろと祭壇横)を使っていると書いてある。合唱の方は、サクレ・クール聖堂の合唱団およびパリのアメリカン・チャーチの合唱団、更に聖公会の合唱団も加わっての大合唱団で録音されたらしい。

 キリエは嬰ハ短調のオルガン・ソロで始まる。さすがカヴァイエ・コルの大オルガン、CDで聴いてもものすごい迫力だ。合唱団のメンバーが度肝を抜かれているのがわかる。

 このCDの演奏はミサ曲全部で約28分かかっているが、全体的にテンポが結構ゆっくりめなので、私が振り始めると25分かからない可能性が高そうだ。みんな楽譜を眺めながら、時にはすでに今日練習した箇所を口ずさんだりしつつ、28分じーっとCDを聴いていた。最後に、この世のものとは思えないほど美しいアニュース・デイを聴き終えて、牧師がCDを止めた時には、全員の目の色が変わっていた。

 というか…



 皆さん、目が輝いてますよ?^^;



 最後に、盲目のオルガニストであったヴィエルヌの略歴を簡単に説明して、今日の練習を終わりにしたのだが…即座にアルトの何人かが寄ってきて、口々に「なんて美しい曲!」「いい曲ねェ~」「典型的フランスの雰囲気。素敵な曲だわ」と嬉しそうに言って帰っていった。ソプラノの大御所の人も寄ってきて曰く「ええ、素敵な曲!でも、私たちの合唱団ではソプラノが足りなそうな気がする…」…ええ、ちょっとうちのソプラノ、高音が弱いんで、私もそれが心配なんですけどね…_ _;

 男性陣曰く「思ったほど複雑な曲じゃないんだね」「そんなに難しくないじゃない」。難しくないという発言が出るとは…みんないい根性してるなぁ^^;

 でも、みんなのきらきらした目を見て、今日の練習は成功だった!!と思った。どうやらこの曲は見事にみんなの心を捉えてくれたようだ。この分だと、コンサートまでみんな頑張ってついてきてくれそうである。


 最初の練習が成功だったので、嬉しくて嬉しくて、家へ帰っても興奮状態でちっとも眠れなかった私であった…(*^^*)

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