2006年12月28日

人ごみを突き抜ける音

テーマ:事務 その他

 所用があって街中へ出かけた。

 クリスマス前もすごかったが、年末のショッピング街もおそろしい数の人でごった返している。どうも人ごみが好きになれない私は、早いところメインストリートを抜けようと早足でせかせか歩いていたのだが…



 ???



 耳慣れない音が、軽快な太鼓のリズムに乗って聴こえてきた。 ブ~~~ン、という低いうねりのような音なのだが、高さや音色がいろいろに変化している。

 知らない音を一旦耳にしてしまうと、絶対に正体を突き止めないと気がすまないのはやはり職業病だろうか?^^; 私は音のするほうへ足を向けた。冬季なので水の出ていない噴水のすぐ側に、音の出所のストリートミュージシャンが陣取っていた。



Didgeridoo  長いカラフルな管楽器。三脚で楽器を支えて吹きながら、同時に足元にはさんだ小さな太鼓でリズムを取っている。息の吹き込み方等で、音の高さや音色をいろいろに変化させているのだろう。途中で息継ぎをしていないところをみると、吸う時にも音を出しているのか、それとも循環呼吸!?


 いわゆる西洋の「音階」とかそういう概念では把握できない、この「うねり」の響きはとても魅力的だった。高くなったり低くなったり、広がったり狭まったり、明るくなったり暗くなったり。こんなに多種多様な音が、この管楽器1本から出てくるなんて…!!


 何分ぐらい、立ち止まって演奏を聴いていただろうか。曲が終わった時には、さすがにかなりの人垣が出来ていた。お金を入れて、演奏していたお兄さんに話しかけてみた。明らかに外国人なまりがあるが、ドイツ語が少し出来るらしい。


 私     「これ、なんていう楽器ですか?」

 お兄さん 「Didgeridoo。」

 私     「!!?ディジェリドゥ?」

 お兄さん 「Di、dge、ri、doo。」

 私     「ディ、ジェ、リ、ドゥー?」

 お兄さん 「うん、まあそんな感じ(にやにや)」


 …どこか発音が違うらしい_| ̄|○


 私     「で、どこから来た楽器なんですか?」

 お兄さん 「オーストラリア。」

 私     「オーストラリアの伝統楽器なんですか~」


 CDを買おうとしている人がいたので、あまり長く話さずにお礼を言って切り上げたのだが、帰ってからインターネットで検索。(便利な世の中になったものだ…笑)




 …あ、やっぱり。アボリジニの楽器なんだ。




 オーストリアの先住民、アボリジニが、もともと儀礼の音楽で用いた楽器。シロアリが中を食い尽くして、空洞になったユーカリの木を使って作るのだそうだ。そして、循環呼吸法で音を楽器と吹き手の身体との両方に共鳴させながら吹くとのこと。

 道理で息継ぎしていないわけなのだが、それにしてもこの「共鳴」がどうやらあの魅力的な、バリエーション豊かな音の秘密なのではないかと思う。インターネットのサイトには「倍音楽器」とも書いてあったが、本当に豊かな響きを持つ楽器だった。今回はCDをその場で買うことはしなかったが、機会があったらぜひゆっくり聴いてみたいものだ。

 (視聴できるページを見つけたので、興味がありましたらこちら からどうぞ。また、このサイト に詳しい情報が載っています。)



 ところで、このブログは教会音楽なブログじゃなかったのか~~!今日の記事は関係ないぞぉ!とツッコミを入れられても困るので、蛇足ながら街中に何をしに行ったのかをちょっとだけ。
VierneSymphonie



 実は、楽譜屋に行っていたのであります。



 勤務先のホイマーデン教会用に楽譜を注文したのだけど、ウンともスンとも言って来ないので、どうなったのか聞きに行った。結局、手違いで届いていなくて、発注をやり直ししてもらうことに。手違いが発覚した分、行った甲斐はあったのだが、ついでに買ってきてしまったのが右の楽譜、ヴィエルヌのオルガンシンフォニー1番。


 教会音楽大学に在籍中、あまりフランスものをやらなかったから、取り組んでみたいと思ってるんだけど…とクリスマス直前に教会音楽家の知り合いに話したら、「それじゃ、ヴィエルヌのシンフォニー1番の終楽章辺りを弾いてみたらどう?」と勧められた。それで、楽譜屋に行ったついでに早速購入したのだけど…



 高かった(;_;)



 大体、フランスの楽譜は高いものと相場が決まっているのだが、50ユーロ近い出費は痛かった…。でも、クリスマスの猛烈な仕事を乗り越えた自分へのご褒美に、買ってもまぁいいということにしよう!!!(苦笑)

 そして、高かった分、しっかり頑張るべし。とりあえず、来年の目標だね♪

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2006年12月25日

今年はホワイトクリスマス…

テーマ:事務 その他

…って…!!!!





WeisseWeihnachten


 意味が違うでしょ。(苦笑)





  でも何気にこのジョーク、ドイツ人にもウケた^^;





 …というわけで、暖冬のため雪は全くないのに、イヴの夜から霧が出て真っ白なクリスマス。


 毎年ながら、クリスマス当日にはすでに疲れ切っている私。今年も例外にもれず…でもあと1日だー!



 24日の夜、イヴのメイン第二礼拝と深夜礼拝の間の数時間を利用しておでん食べようよ、と声をかけたら、日本人と中国人の留学生合計7名がわざわざこの霧の中、ホイマーデン教会まで来てくれました。


 お付き合いくださり、どうもありがとうございましたm(_ _)m

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2006年12月21日

教会音楽家のメリークリスマス

テーマ:事務 その他

 当ブログを訪問してくださる皆様、


 

 少し早いですが   メリークリスマス!!


 

 今年のクリスマスカードはこちら



  いつもご訪問ありがとうございます。来年もよろしくお願いしますm(_ _)m






 えー、今年も激しい日程で突っ走っている真っ最中の私…。

 アドヴェント~クリスマスにかけての、全本番日程をここに公開。


 11月29日(水) シュトゥットガルト空港アドヴェント礼拝(合唱指揮)

 12月 2日(土) ホイマーデン・お隣の教会のアドヴェントパーティー(リコーダー)

 12月 3日(日) ホイマーデン教会・合唱つき礼拝(合唱の伴奏・オルガン奏楽)

 12月 5日(火) ホイマーデン教会アドヴェントパーティー(リコーダー)

 12月 8日(金) ホイマーデン教会・教会で働く人の集い(リコーダー)

 12月10日(日) アーゼムヴァルト教会・合唱つき礼拝(合唱指揮・オルガン奏楽)

 12月10日(日) シュテックフェルト教会・合唱つき礼拝(合唱指揮・オルガン奏楽)

 12月10日(日) ホイマーデン教会・エキュメニカル夕礼拝(リコーダー指揮・オルガン奏楽)

 12月11日(月) シュテックフェルト教会・祈祷会(オルガン奏楽) 

 12月11日(月) シュテックフェルト教会・教会で働く人の集い(クリスマスソングのピアノ伴奏)

 12月17日(日) メーリンゲン復活教会・合唱つき礼拝(合唱指揮)

 12月17日(日) メーリンゲン復活教会・創立20周年記念パーティー(オルガンソロ演奏)

 12月17日(日) ホイマーデン教会・クリスマスソングの夕べ(クリスマスソング15曲伴奏)

 12月20日(水) ホイマーデン老人ホームアドヴェントパーティー(リコーダー) ←今これが終わったところ

 12月23日(土) マルクグレーニンゲン・教会での演奏会(アシスタント、ただし何をやらなくてはならないのか未だ不明^^;)

 12月24日(日) ホイマーデン教会・キリスト降誕劇(オルガン奏楽)

 12月24日(日) ホイマーデン教会・クリスマスイヴ第一礼拝(リコーダー、オルガン奏楽)

 12月24日(日) ホイマーデン教会・クリスマスイヴ第二礼拝(オルガン奏楽,、歌のソロの伴奏あり)

 12月24日(日) ホイマーデン教会・クリスマスイヴ深夜礼拝(オルガン奏楽)

 12月25日(月) ホイマーデン教会・クリスマス第一祝日礼拝(オルガン奏楽)

 12月26日(火) ホイマーデン教会・クリスマス第二祝日礼拝(オルガン奏楽)


 この本番をこなすための合わせとか練習とかを、普段の仕事の合間にやっているのだから気が遠くなるのだけど…あと一息だ…!!


 頑張ろう、オー!!(>_<)/

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2006年12月09日

こういう顛末って…^^;

テーマ:事務 その他

 珍しく何も予定のない土曜日の午後、突然電話が鳴った。まず固定電話が鳴ったのだが、うっかり留守電に切り替わる前に取り損なってしまった。出遅れた、と思ったとたん、携帯電話が鳴り出した。画面を見たら「シュテックフェルト教会」だそうで、慌てて取る。

 「こんにちは~」といつも明るい調子の牧師の声が聞こえてきた。(←実は彼、シュテックフェルト合唱団の優秀なテノールなのだ〔笑〕)「実は、日曜日でなくって月曜日のことで電話してるんだけどね…」ときた。月曜日って、例のパーティーじゃないですか。(12月7日のエントリ 参照)何だろう??


 「Bさんが病気で来れなくなって、代わりにオルガン弾いてくれる人探してるんだ。来れるって言ってたよね?」

 ※注:このパーティーは、礼拝(というか祈祷会)で始まることになっていたので、オルガニストが必要なのである。


 えー。

 えー。


 えー。


 えー。


 えー。



 B女史、来れないんですか~?せっかく覚悟楽しみにしてたのにー。



 「開始、7時半でしたよね?7時まで仕事してるんで、間に合うかどうか…」と言ったら、牧師曰く「タクシー使ってもいいし、遅れたらあなたが到着するまで待ってるから大丈夫。」だそうで。

 讃美歌とか礼拝順序については明日話そう、ということになり、受話器を置いたのだが…



 そんなわけで、B女史とのご対面は延期となり、私には仕事が一つ増えたのである_ _;



 ……こ、こういう顛末って……_ _; (しかもこの忙しい時に仕事が増えるなんて…>_<)


 ひゅるるるるる~~~。

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2006年12月07日

今明らかになる衝撃の…裏話!

テーマ:合唱

 シュテックフェルト合唱団、本番前最後の練習日。難しい曲に取り組んでいるせいで、いつになく出来が不安定だったのだが、今日はお隣のカトリック教会合唱団からテノールの助っ人が加わり、シュッツのモテット"Also hat Gott die Welt geliebt"(「神はそのように世を愛された」、テノールが2声の混声5部合唱の曲)もだいぶ安定した。

 …というか、曲を何とか仕上げるために、今日は猛烈な勢いで練習させたのだが、この合唱団のすごいところは「打てば響く」ところで、私が集中して引っ張っていけば、みんなも集中してしっかりついてくるのだ。だからこっちも安心して、多少強引にでも引っ張れる。先週の時点では、予定していた4曲のうち1曲を放棄しないといけないかなぁ、と思っていたのだが、(まだ危うさはあるものの)最終の練習日にここまで歌えるようになるとは大したものだと思った。この調子なら、来年4月のコンサートも必ずやいい出来で歌ってくれるに違いない。


 ところで今日は、練習後に合唱団の中心人物S氏と話していて、大変な裏話を聞いてしまった。今年1月の、採用試験 とも関連した裏話である。

 以前から、何だかこの合唱団はお隣のプリーニンゲンの教会音楽家B女史との関係が良くないようだな、と思ってはいた。B女史は私がこの合唱団の指揮者になる前、プリーニンゲンとシュテックフェルトの両合唱団を掛け持ちして指導をしていた。彼女が両合唱団を1つにしたいと言い出したのだが、シュテックフェルトの方の合唱団員が嫌がって、結局シュテックフェルト側が新しい指揮者を探すことになった…という経緯があったらしい。ここまでは私も、他の古参の合唱団員にすでに聞いていた。

 B女史との関係が良くないのは、彼女の合唱団合併計画を拒否したからなのかなぁ、と思っていたのだが、なんとそれだけではなかったのだ…(汗) S氏の口から聞いてびっくり、なんと1月の採用試験のときの私の対抗馬は、B女史の甥だったというのである!!



 ひゃあああああ…    怖。



 つまり、この合唱団は…B女史の合併計画を拒否したのみならず、B女史の後任として応募してきた甥も不採用にしてしまった、と…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 S氏いわく「だって、彼の指導はひどいものだったんだよ。あなたと同じ曲を課題に出しているから、合唱団にとっては2度目の曲なのに、全然歌えるようにならなかったんだから。前に立つ人でこうも結果が変わるものかなと思ったねぇ。」だそうで…。いや、そう言ってもらえるのはホントに嬉しいんだけれども、それにしても…


 これでB女史との関係が良好だったら、そっちの方がおかしいわな_ _;


 しかもしょっちゅうプリーニンゲンから借りてきて返さずじまいの楽譜が、シュテックフェルトの楽譜棚から発見されるし…(ってそれは枝葉のことか…_ _;)

 「つまり…B女史との関係はとっても微妙なわけね?」と確認の質問をS氏にしてみたら、「うん、と~~~っても微妙。気をつけないと、ねぇ…。」だそうである。


 ところで、来週の月曜日にシュテックフェルト教会の関係者が集うアドヴェント・パーティーがあって、今日私も正式に招待状を頂いた。忙しいけれど、指揮者としてはさすがに顔を出さねばなるまいが…

 牧師に聞いたところによると、当のB女史も来るらしい。



 ……な、仲良くしようね、Bさんっっ!!!    (滝汗)

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