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2006年03月26日

本番直前なのに…!

テーマ:礼拝内の音楽

 今日はシュテックフェルトでの、合唱指揮の初本番。

 礼拝が10時45分開始ということで、9時45分に招集をかけてあったのだが…実はかなり不安だった。今日歌う2曲は採用試験(1月19日のエントリ参照 )で振った曲で、それ以来4回にわたって練習してきたのだが、最後の練習日だった3月16日の時点で、"Schaffe in mir, Gott, ein reines Herz"(神よ、私の中に純粋な心を作ってください)があまりよく歌えていなかったのである。

 一応、その時は通して歌えるようにはしたのだが、それから10日も経っている。練習の内容を忘れている人がいてもおかしくない。そのことがもうわかっていたので、この1週間はあまりよく眠れなかったぐらいだった。


 さて、9時35分ごろ教会に到着した私なのだが、扉は開いていたものの、見事に誰もいなくて電気もついていない。どうなってるんだ~!と思いつつ、中に入って荷物を二階席のオルガンのところに置き、そこにあった折りたたみ式の譜面台を持って下に降りたら、牧師がやってきた。挨拶をして、私が譜面台を立てようとしているのを見た牧師曰く、「あれ、いつも使ってる木の譜面台のほうがいいでしょう?僕が持ってくるから!」と言って、さっと隣の集会所に行ってしまった。実は今日、隣の集会所は州議会選挙の投票会場となっているので、勝手がわからない私よりは早いと思ったのだろうが、しかしつくづく行動の速い牧師だ^^;

 そうしているうちに9時45分になって、合唱団員たちがぼちぼち到着し始めた。挨拶しながら内心、「来るの遅いよなぁ、みんな…」とぼやく。慣れたら一度、練習時に時間のことは言っておかないとね~、なんて思いつつ、適当な人数が集まるのを待つ。

 12~13人集まって、牧師も譜面台を持って来てくれたところで、発声練習開始。それをしている最中にもぱらぱらと遅刻者がやってくる。本番当日は曲をどうのこうのするよりも、発声練習に重点を置くのが私のいつものパターンなので、普段の練習日より長くかかる。

 そして、まずは歌えている方の曲、"Das ist ein koestlich Ding"(これは価値ある〔素晴らしい〕ことです)を一度通してみる。礼拝でも、この曲を前奏代わりに最初に歌うことになっている。ほとんど問題なし…!と思ったら、バスの一人がおずおずと手を上げて一言、「繰り返しで最初に戻る直前の、数小節の音がどうしてもわからないんですけど…」

 ええっ。この曲でまだ音がわかってない人がいたの?と思いつつ、一度その部分を歌って聴かせ、それからバスだけで歌ってもらったら、どうやら問題は解決した模様。もう一度その前後を含んだ部分を4声で歌い、この曲はOKを出す。まぁ、本番も大丈夫であろう。


 さて、問題の"Schaffe in mir, Gott, ein reines Herz"なのだが…。歌い始めて間もなく止める羽目に。

 「ソプラノ2……何が起こったの?」と私。そう、どこで入るかの合図は確かに送ったのに、ソプラノ2は1小節も行かないうちに歌えなくなってしまったのである。

 当のソプラノ2も「う~ん…」と言っているので、もう一度最初からやり直してみるが、やはりソプラノ2は入ってすぐに落ちてしまった。強引に1ページ分ほど先に進めてみるが、どこか途中で復帰できる様子もない。ただ、幸いなことにソプラノ1・アルト・男声はちゃんとついて来ているようだ。

 また止めて、ソプラノ2の最初1ページ分のパート練習、やり直し。これが本番開始35分前なのだから、指揮者の私にとってはホラー映画級の恐怖である。

 後で知ったのだが、この日はよりによって、よく歌える人が何人か所用で来られなかったのだそうである。確かに最後の練習日に、何人かの団員が私のところに来て「ごめんなさい、今回は参加できません」と断っていったのは覚えているが、新米指揮者の私にはいないのがどれくらい歌える人なのかまで把握出来ていないのだ。人数的にはソプラノ2も、他の女声パートと同じ人数いるので、大丈夫と思っていたのである。

 こういう事態になってしまったものは仕方がない。限られた時間で、出来ることをやるしか道はないのだ。ソプラノ2がようやく最初の1ページを歌えるようになったところで、再び4声で合わせてみる。今度はソプラノ2もちゃんと入れたのだが…しばらく行ったら、また問題が起こった。男声パートは元気でせっかちに先に進もうとするのに、ソプラノ1が一部のリズムを間違っていて遅れてしまうのである。

 どっちのパートもとどのつまり、楽譜に首をつっこんで歌っていて全然指揮を見ていない証拠なのだが、このままでは私がいくら頑張っても、曲がバラバラになってしまう。ソプラノのリズムを訂正してそこだけ歌わせ、男性パートには「速すぎるからくれぐれも指揮を見て!」と指示。時計の針だけは無情にも正確に時を刻んでくれるので、礼拝開始時刻が刻々と迫ってくる。

 ぎりぎりまで頑張って、一応一通りは歌えたものの、本番はどうなるか…。しかもこの曲の歌詞である詩篇51篇が今日の説教テーマになっているせいで、説教の前と後に1回ずつ、2回歌うことになっているのだ。つまり崩壊の危険が2回…(滝汗)


 礼拝開始の鐘が鳴り終わり、合唱団員に合図を送る。みんなが立って祭壇の前に並んだのを見計らって、私もゆっくりと正面へ。最初の曲、"Das ist ein koestlich Ding"は歌えているから大丈夫、と自分に言い聞かせながら、音叉を指で弾いて最初の音を与える。

 果たしてこの曲はハプニングもなく、無難だった。あえていうなら、今日は男声が元気いっぱいモード(?)らしく、どんどん曲を引っ張って行ってくれてしまうので、残りのパートもそれに合わせる感じになってしまったのだが、音はきちんと取れている曲だから、みんな多少速くなってもきっちり歌ってくれた。

 合唱が終わって、牧師が挨拶をしている間に、私は大急ぎで2階席のオルガンのところへ。最初の讃美歌はEG454"Auf und macht die Herzen weit"(さあ心を広くして)である。この讃美歌は、中国の寺院で歌われる歌が元のメロディーになっている、珍しい讃美歌である。単音で始めて、ふわっと広がるようなイメージに、讃美歌のメロディーを重ね合わせて前奏を即興。

 交読詩篇は、今日のテーマから当然のことながら詩篇51篇、そしてグロリア・パトリ。続いて祈りの間に、こっそり2階席から降りる。黙祷の後、再び合唱の出番。いよいよ、"Schaffe in mir, Gott, ein reines Herz"である。

 さっきよりもはるかに緊張している自分に、落ち着け落ち着けと言い聞かせる。合唱団は指揮者を映す鏡みたいなものだ。指揮者がナーヴァスに振る舞えば、合唱団も落ち着きがなくなる。立ち方を今一度チェック。指揮者の立ち方一つで、合唱団の声の出方は変わる。ベストの力を出して、ようやく形になる状態なのだから、絶対にこちらが力が出せなくなるような振る舞いをしてはいけないのだ。

 音叉から音を与え、定位置に手を止めて、その手に全員を引きつけたことを確認してからゆっくりと振り始める。ソプラノ1が、少し私より速いテンポで進みたがっているのをうまく調整し、魔の1ページ目を切り抜けた。次の大きな問題は3ページ目の拍子が変わる部分。急にコロラトゥーラが始まる場所でもあり、バラバラになりやすいのだ。しかし、今回は上手くいった。相変わらずソプラノ1が私とは違うテンポで歌いたがっているのを調整しなくてはならなかったが、男声パートが私の指揮をよく見ていてくれたおかげで、上手くまとめることが出来た。

 ひとまずホッと…している間に聖書朗読が始まり、私は慌ててまた2階席へ。聖書朗読の後、今週の讃美歌、EG396"Jesu, meine Freunde"(イエス、私の喜び)である。前奏を3声フーガで即興。

 続く説教は、2階席から降りてゆっくり聞いた。というか、実は牧師から、すでに説教の原稿を礼拝順序と一緒にもらっていたので、それが実際に壇上から話されるとどんな風になるのか、という部分に集中して聞いた。やはり実際に語られると、全く同じ内容なのに少し印象が変わるから不思議だ。

 この説教、なんと3月16日にもう原稿が出来ていた。牧師の仕事の早さに驚きである。教会音楽家としては、ここまでしてもらえるとそれに合わせた即興が出来て理想なのだが、さすがに事前に説教の原稿までくれる牧師はなかなかいない。説教の聖書箇所がわかっていれば御の字、というのが実情だ。


 さて、説教の後、再び合唱団に合図して祭壇の前に立つ。再び"Schaffe in mir, Gott, ein reines Herz"を歌うわけだが、1度上手くいったからといって2度目も上手くいくとは限らない。気を引き締めて、もう一度ゆっくりと振り始める。

 1ページ目と2ページ目をさほど大きな問題もなくクリア。3ページ目の、拍子が変わった直後に事故発生。ソプラノ1が、音の長さを間違えて遅れてしまったのだ。ソプラノ1に合図を送りながら、正しい歌詞を口パクで歌ってずれを知らせる。

 練習の時にもさんざんずれていたソプラノ1のみんななので、素早く私の合図を理解してくれ、合わせられるところで全員揃って戻ってくれた!!!こうして、奇跡的に(!?)、全員一緒に曲を終えることが出来たのである。おそらく、聴いている一般の人たちには、ずれたことはわからなかったであろう。


 助かった~~~!!!


 あああ、怖かった…と思う暇もなく、次は聖餐式なので大急ぎでまた2階席へ。お決まりの典礼歌、EG190.2"Christe, du Lamm Gottes"(キリスト、神の子羊よ〔アニュス・デイ〕)を伴奏し、その後パンとぶどう酒が配られている間中、聖餐の讃美歌のメロディーを使って即興演奏。聖餐が受けられないのは残念だが、これもオルガニストの仕事だから仕方ない。

 その後、とりなしの祈り、そして主の祈り。もう最後までオルガンの前に座りっぱなしで大丈夫である。主の祈りの後、ヴュルテンベルク版EG611の"Ich lobe meinen Gott, der aus der Tiefe mich holt"(私を低いところから拾い上げてくれた神をほめたたえます)。これは早口言葉になりそうなほどテンポの速い、ポップ風の讃美歌なので、普通に弾くと老人や初見の人はまずついて来れない。それで、伴奏する時いつもどのテンポで弾いたらいいか迷うのだが、見たところ来ているのは老人ばかりではなくて若い人も結構いるし、それより何より合唱団がいる。前奏ではっきりとメロディーを聴かせ、あとは「私について来い!」と言わんばかりに始めたのだが、さすが合唱団つきだけあって、遅れることなくしっかりついて来た。見事。

 連絡…のところで、突然前に立った教会役員に名前を呼ばれた。「前に出てきていただけませんか?」というので、慌ててまた2階席から降りて祭壇のところへ。「合唱団の新しい指揮者です」とみんなの前で紹介され、素敵な花束を頂いて恐縮だった。確かに最善は尽くしたつもりだけど、もうちょっといい演奏が出来たらよかったなぁ_ _;

 すぐにまた2階席に戻り、祝祷のアーメン3唱、そして後奏。レパートリーの1つ、メンデルスゾーンの2番ソナタの終楽章を弾いた。特別なことがない限り地味にまとめないといけない受難節の礼拝なのに、この派手なフーガを選んだのは、もちろん今日がラテン語でLaetare(レターレ)、「喜べ!」という聖書の言葉を掲げた日曜日だからである。受難節のど真ん中に「喜び」をテーマにするこの日曜日は、「小イースター」と呼ばれていた時代もあったのだそうだ。


 礼拝が終わり、後片づけをしてから、まだ残っていた合唱団員と少し話す。みんな何とか乗り切れてホッとしていたみたいだった。また、礼拝参加者には好評だったらしい。

 アルトの一人に「私たちに忍耐強く付き合ってくれてありがとう」と言われてしまったが、この期に及んでキレてみてもしょうがないではないですか…_ _;

 牧師とは「何とか乗り切れたね」と苦笑。牧師自らテノールを歌っているのだが、相当音楽のことには詳しい人だし、当然起こった事故も了解済み。それでいて、「まぁ最初はこれでOK、これからしっかりさせていこう」とあくまでも前向きに言って下さった。


 とにかく、無事に終わってホッと一息、美味しいものでも食べて帰って寝よう…と言いたいところなのだが、そういうわけにはいかない。何せ午後に仕事がもうひとつあるのだから…(泣)


                                                (続く)

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2006年03月23日

編曲モノを侮るべからず(汗)

テーマ:コンサート

 今日はようやく、4月2日のマティネーで一緒に演奏するトランペッター君と顔合わせ。

 シュトゥットガルトフィルの団員であるこのトランペッター君、ホイマーデン在住で、うちの教会の集会所を練習場所にしている。トランペットはうるさくて家では練習できないから、どこか場所を確保しなくてはならないのだ。我らがD牧師、快く練習場所を提供すると同時に、ときどき教会でギャラなしで演奏してくれる約束を取り付けた。おかげさまで今回のマティネーにギャラなしで出演してもらえることになった上、マティネーの前の礼拝でも一曲吹いてもらえることになったのだが、話を聞いたときには人脈とはこういう風に作るものなんだなぁ、とD牧師のお手並みにひそかに感心したものだった^^;


 約束の時間ぴったりに飄々と現れたトランペッター君、用意してきた楽譜をさっと広げて、どういうプログラムを考えているか説明してくれた。イタリア・バロックの作曲家、マルチェロのニ短調の協奏曲と、トレルリのニ長調の協奏曲、それに有名どころとして、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のマリー=クレール・アランの手による編曲版である。それに礼拝用に、イギリスの作曲家パーセルのソナタニ長調(1楽章のみ)。

 曲の選び方を見ただけで、こういう本番に慣れていることが一目瞭然だ。バロック物できれいにまとまっている上、調性もニ短調・ニ長調・ト長調と、コンサートの流れを作るのに無理のない調性の曲を選んでいる。受難節に演奏されるものとして、フラット一つの短調とシャープ1・2個の長調というのも組み合わせとしてぴったりだ。(まぁ、これは他の時期でも無難な組み合わせではあるけれど。)


 早速初見で簡単に合わせをしてみた。マルチェロのニ短調の協奏曲は、実はオーボエ協奏曲なのだが、多くのトランペッターが好んで吹く曲だとのこと。確かにトランペットで吹いてもとてもいい曲で、私も気に入ったのでそう言ってみたら、トランペッター君曰く「そうでしょ。マルチェロは最初からこの曲をトランペット用に書くべきだったんだよ」だそうで。 …う~ん、それはマルチェロ本人に聞いてみませんと何とも…(爆)

 トレルリの協奏曲も、コンパクトにまとまっている曲でいい感じである。そして、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」が入れば、一般ウケするプログラムであることは間違いない。問題は長さなのだが、「ん~、多分25分ぐらいじゃない?」とトランペッター君。マティネーは30分枠なので、少し短めだがまぁいいことにしよう。

 礼拝用のパーセルのソナタも、なかなか派手でコンパクトな曲だ。4月2日の礼拝は、堅信礼を受けて50年になる方々が、堅信礼を受けた古巣の教会に戻ってきて記念礼拝をする"Goldene Konfirmation"なのだが、牧師からその入場用にと言われてこの曲を選んだらしい。私は職業柄、礼拝内で演奏される曲に関しては非常にうるさいのだが、今回ばかりは本当にいい選曲で文句のつけようがない。物のわかった人と仕事をするのは楽でありがたいなとつくづく思ったのだった(笑)


 こんな感じで、45分ぐらいで打ち合わせを終えたのだが、私はその後の予定が一つキャンセルになって、時間があったのでそのまま教会に残り、今受け取ったばかりの楽譜に目を通した。

 私にとって一番の曲者が、実は「主よ、人の望みの喜びよ」であることは一発でわかった。他の伴奏譜は全部オーケストラ譜のピアノ・スコアであるから、いざとなったら音を抜いて弾いてもいいし、手鍵盤だけで弾いてもいい。つまり、自分の実力に合わせていろいろとアレンジして弾いて構わないのだ。でも、マリー=クレール・アラン編曲の「主よ、人の望みの喜びよ」は、伴奏部分も手鍵盤2段と足鍵盤を使うオルガン曲としてきれいにアレンジされているから、文字通り「楽譜通り」に弾けるよう、練習せねばならない。更に悪いことに、私はこの曲をピアノ用アレンジで弾くことに慣れてしまっているから、手が勝手にそっちを弾かないように気をつけないと…(汗)

 それで、とにかく「主よ、人の望みの喜びよ」の音取りを始めて、頑張ること数時間、ようやく形になってきたところで練習を終わりにした。最初は本当にゆっくりと音取りをせねばならなかったが、この曲は繰り返しが多いこともあって、一旦軌道に乗ってしまったら思ったよりずっとスムーズに行った。

 そうはいっても、まだゆっくりのテンポである。もう少し速く弾けるようにしないと、コラールのメロディーを吹くトランペッター君が途中で酸欠になってしまいそうだ。練習せねば。

 

 楽譜の譜めくりをしなくて済むように、そしていろいろ楽譜に書き込めるように、帰りに安いコピーショップに寄って楽譜をコピー…し始めたら、うっかりしていてすぐ閉店になってしまった(涙)。18時30分までだったのだ。仕方ないので20時まで開いている、駅前の少し高いお店で続きをコピー。

 とりあえず、曲は決まったから、あとは練習あるのみなのだが…ハードスケジュールの合間をぬって、どれくらい時間が取れるか、それが問題だ_ _; 頑張らねば。

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2006年03月22日

教会音楽家とは…

テーマ:事務 その他

ズバリ、手配魔。 (ぉぃ


と言っても過言じゃないほどに、最近いろんな手配が大変。

 もっともこれは同業者の間では自明の話で、「手配に忙しくて音楽してる暇がない!」という、冗談みたいな本当の話があるくらいだ(汗)だんだん、何を職業にしてるんだかわからなくなってくる。


 3月16日のエントリ に書いたように、現在ハードスケジュールな私なのだが、つまりはいろいろな本番の準備を並行して進めていることになるのだから、当然手配するものもそれだけ多くなる。

 一昨日ようやく、堅信礼関係の仕事が終わってホッと一息ついたところなのだが、次の日曜日はシュテックフェルトの合唱団の出番。いつもと違う教会で指揮&オルガン奏楽をすることになるため、そこのオルガン一度練習させてもらおうと思って、教会事務所と牧師と交渉。結局前日に鍵を借りて練習させてもらうことになったのだが、忙しく飛び回る牧師と連絡をつけるのが大変で、それだけで手配に1日を要した。


 今朝は今朝で、朝一番に4月2日のマティネーで一緒に演奏するトランペッター君から日程調整の電話で、何度かやりとりしたあげく、明日やっと選曲のための顔合わせをすることになった。シュトゥットガルトフィルのトランペット奏者なので、何かとオケの日程が忙しいのだ。ようやくオーストリアでの演奏旅行から帰ってきて、打ち合わせが出来るようになったのである。…って、本番10日前だよ_ _; これでしゃあしゃあとコンサートをする我々も我々である。(裏舞台をばらしすぎると、聴衆の皆様に失望されるかも^^; …いやいや、若いけど腕のいいトランペッター君なので、私さえコケなければ大丈夫のはず。)

 それが一段落したと思ったら、全然音楽とは関係ない電話が一本。ドイツで地雷除去に関わっている団体を教えて欲しいという電話で、ある催し物で「戦争と平和」について取り上げる時に募金アクションをして、集まったお金を寄付したいのだそうである。電話の主は、私がこっそりネット上で(非力ながら)様々な団体を支援しているのを知っている人だったから仕方ない(苦笑)。地雷除去に関わっているドイツの団体は知らなかったのだが、日本の団体のHPからリンクをたどったら上手く見つかった。情報をプリントアウト。

 それから4月12日の、シュトゥットガルト空港でのエキュメニカル礼拝のために、歌と楽器の人を一人ずつ探すことになっていたので、それの打診のメールを送ってみる。あまりたくさんお給料が出ないので(と言っても交通費プラスアルファぐらいはちゃんと出る)、音大生をターゲットにしたのだが、ヴァイオリン専攻の日本人学生からOKがもらえた。声楽の方は都合が合わなくて断られてしまったので、次なる人を探さねばならないが、まずは一人見つかって良かった^^


 あと今週やることは?というと、最優先で歌を歌ってくれる人を探すことと、見つかったら牧師に連絡して曲目等の打ち合わせをすること。トランペッター君とマティネーの曲目を決めて、プログラムに印刷するのに必要な略歴とかを持ってきてもらうこと。(プログラム作成は来週だな、こりゃ_ _;)シュテックフェルト教会の鍵を取りに行ってオルガンを見てくること。26日のシュテックフェルト合唱団の本番を成功させること!!(これが大変だ_ _;)そして26日に私の代わりにホイマーデンで弾いてくれるオルガニストのために、礼拝順序の改訂版を作っておくこと。それから26日の午後の礼拝の、礼拝順序を細かく書いた紙を発掘しておくこと(汗)そして、金曜日にはピアノの生徒3人のレッスン。

 う~ん、雑用ばかりだが十分やることがあるぞ。頑張らねば。

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2006年03月21日

母校からの招待状

テーマ:事務 その他

 仕事に出かける前に郵便受けをのぞいたら、珍しく母校のハイデルベルク教会音大から手紙が。中身は何と、大学創設75周年記念パーティーへの招待状だった。


 祝日(キリスト昇天日)の5月25日に州教会のトップの牧師を招いて、いつも使っている教会堂での夕方礼拝。その後場所を大学に移して、関係者(現役学生・卒業生・先生方)のパーティー。翌26日は再び教会堂で、19時のバッハのロ短調ミサ(キリエとグロリアのみ)の上演を皮切りに、即興演奏・ジャズアンサンブル等々のプログラムで真夜中までコンサートをやるそうだ。しかも、ロ短調ミサの上演は現役学生&卒業生全員が当日の練習だけで合唱に参加できるという、かなり思い切ったお祭り企画である。

 そもそもお祭り好きの私、当然ながら両日とも参加したいのだが、25日はいいとして、問題は26日が普通の平日だということである。せっかくだから久しぶりにロ短調ミサを歌いたいけれど、ピアノレッスンの仕事をどうするかが問題だ。幸い4月末までに返事をすればいいから、まだ日程調整する時間はある。25日に顔を出せば義理は果たしたことにはなるから、そこまで頑張らなくてもいいんだけどね。


 75年の間に多くの教会音楽家を育ててきた母校の歴史を垣間見るのも楽しみだし、単純に恩師や学生仲間と会うのも楽しみ。特に風の便りに結婚したと聞いている数人を見かけたら、しっかり冷やかしておかないと(爆)

 考えただけでうきうき明るい気分になってきた、母校からの招待状であった。

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2006年03月16日

よく考えたら過激な日程_ _;

テーマ:事務 その他

 受難節に入り、復活祭もいよいよ近づいたのはいいのだが…今日、復活祭までのカレンダーを見ていて、教会関係の日程で恐ろしい密度になっていることに気づいた…(汗)こんな状態である。


  3月19日(日) ホイマーデン教会:堅信礼礼拝(オルガン)

  3月20日(月) ホイマーデン教会:堅信礼を受けた子どもたちの初聖餐式(オルガン)

  3月26日(日) シュテックフェルト教会:合唱つき礼拝(オルガンと指揮)

            および、現在のポーランドで生まれたドイツ人たちの聖餐式礼拝(ピアノ)

  4月02日(日) ホイマーデン教会:堅信礼を受けて50周年の方々のお祝い礼拝(オルガン)

            および、シュトゥットガルトフィルのトランペット奏者と一緒にマティネー(オルガン)

  4月09日(日) アーゼムヴァルト教会:合唱つき礼拝(オルガンと指揮、合唱は3/26と同じ曲)

  4月10日~12日 ホイマーデン教会:夜7時より30分の受難週祈祷会(オルガン)

  4月12日(水) シュトゥットガルト空港:エキュメニカル礼拝(キーボード)

  4月13日(木) ホイマーデン教会:「最後の晩餐」を記念する聖餐式つき礼拝(オルガン)

  4月14日(金) ホイマーデン教会:「受難の金曜日」礼拝(オルガン)

  4月16日(日) ホイマーデン教会:復活祭礼拝(オルガン)

  4月17日(月) ホイマーデン教会:復活祭礼拝(オルガン)


 当然この間にも、普通どおりピアノ教師のお仕事と合唱練習はあるわけで…(滝汗)

 そりゃ、教会音楽家ってこの時期は忙しいものなんだけど、この日程はなかなか過激な気がする…。こうなってくると、体力勝負ですな。


 もっともこの日程なもんで、ホイマーデン教会のD牧師の顔にも最近、「多忙につき余裕なし」って書いてあるように見えるし。牧師夫人の言葉を借りると「私たちは同じボートに乗ってるからねー」ってことなのであろう(笑)

 仕方ないので気合いを入れて、「打倒、受難節!!」←って打倒してどうするよ、おい(滝汗)


 …と、この仕事って全くもってしんみりと悔い改めに浸っている暇のない、不届きな職業だなと思った私であった…_ _;

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