めろんのため息

ユカのときめき☆ため息ダイアリー

恋の呪文は「スキトキメキトキス」♪
映画と80年代カルチャーが中心の、
ユカのマジカル☆ライフ日記

テーマ:
泣けるロマンポルノってあるんだ.
少なくとも、私にとっては…
またひとつ、名作に出会ってしまった!!

主人公は丸の内のオフィスに勤める美貌のタイピスト亜佐美.
同じ部署の課長と濃密な不倫をしている.
家族は妻と死に別れた父親だけ.
郊外の団地で平凡ながら、二人仲良く暮らしている.
独身の娘を心配する父は
ある日見合いを勧めるが
娘は上司との不倫をやめることができないでいる.
ある日
雑踏でカラーヒヨコを売る露天商の青年と知り合う.
最初は反発する亜佐美だが
その後の偶然の再会をきっかけに
青年と心を通わせるようになる.
亜佐美の父が社内でも淫乱で有名なオールドミスの駒子といい仲になってしまう.
行き着く宛のない不安定な不倫の日々、上司との心のすれ違い.
仲良くしていた父ももう、駒子と新しい人生を歩み始めた.
そして亜佐美はヒヨコ売りの青年の元へと向かうのだが…

まず
これがデビュー作という小川亜佐美の憂いと影のある表情がよい.
無駄のないスレンダーな身体、
当時流行のファッションに身を包んだ、凛とした立ち姿が美しい.
イイ女です.

すごいのが
床中ヒヨコにまみれたSEXシーン.
極めてストレンジだけれど、亜佐美の魂の解放の象徴のようで
神々しく、感動的ですら、あるのだ.
こういうシーンを観るにつけ
やはりロマンポルノは「映画藝術」であり
そこいらのAVやピンク映画とは一線を画しているということに
改めて気づかされるのである.
小沼監督は、やっぱりすごい.誰にも真似できない.

そして
物語の後半は
突然、自由に向かって爆走していく.
思い詰めた末に亜佐美が会社でタイピングしたひとつの文字.
(このシーンは実際に映画を観て、ドキドキ感をぜひ体感してほしい)
その後のシークエンスが実に出色なのだが、
カルメン・マキ&OZの名曲「私は風」に乗って
亜佐美の疾走が始まり、新宿の雑踏のなかで突如、終わる.

切ない.なんて切ない映画だろう.
愛を求める女性なら誰もが共感できるはず.
女とはかくも哀しく美しきかな.

あ、中島葵姐さんがとてもいい味出してます.
名女優.
アバズレでカスカスな塩梅が非常に巧い.
必見です.
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ロマンポルノ界に舞い降りた奇跡の美女、田中真理ちゃん。
以前にもこちらのブログで大大大絶賛レビューを書いたことがあるが、
綺麗とかカワイイとか、
そういう月並みな誉め言葉を超越した、
スペシャルでミラクルなファム・ファタール、なのである。

今回は「男子校の女教師」という誰もが憧れる設定ときたもんだ。
いやー、学園ものかあ☆いいよね☆
好きなジャンルです。

しかも、まさかの保健体育の教師。
真理ちゃんが授業で性教育をするんである。
「君たちのSEXリポートを取っておきたいんだ!」なんて、陽気にのたまう。
しかもだよ、部活動はバレーボール部の顧問。
真理ちゃんがノーブラの体操着でめちゃめちゃに部員をしごくのである。
ち、乳首がぁぁぁぁぁ…!!!
ニプレスとかブラジャーとか、そういったものは着ける気ございません!
コレってさー、男子的にどうよ??
男子の妄想、詰め込みすぎ!!!
いつもの耽美なお嬢様真理ちゃんのイメージとは違って、
全編において、
生徒に「先生、○○したいんだ!」みたいに語りかける青春ドラマ口調が新鮮。
かなりボーイッシュで勝気なティーチャーを演じていてチャーミング!
こんな男前でスパルタな真理ちゃんもスキスキスー♪だよ。

真理ちゃん先生は
同僚の教師と恋仲になり、
それに嫉妬した生徒たちからいろいろな妨害、攻撃にあう。
なんと真理ちゃん先生のアパートの隣室が生徒の部屋の隣で、
壁に穴を開けて真理ちゃん先生のプライベートSEXがばっちり鑑賞されしまうのである。
その後、ある事件によって恋人の性的機能を壊され、そして真理ちゃんは…
という、結構笑えないストーリー。
物語の目線は、女教師にかなわぬ恋をした男子生徒からのものなので、
生徒の若さゆえの鬱積した思いとか、苛立ちとか、嫉妬とか、
青春のもどかしさみたいなものを痛いほど感じるほろ苦い内容となっている。
「女」という生き物への憧憬、妄想。
真理ちゃんという女神を崇拝するあまり、
ほかの女に対しては嫌悪感を抱いてしまう。
そういう痛いほどピュアな気持ちを持つことって、
若いころは確かにあったかもしれないな。

あと。
真理ちゃん先生が最後に選んだ「道」も、
女としては尊敬し、理解できる部分もあるし、信じられない部分もある。
非常に考えさせられる、深い作品です。人間ドラマです。
さすが田中登監督。
「女」の強さと脆さ、そして慈悲というものをたっぷり見させていただきました。
しかしだよ。
絵沢萌子姐さんのあえぎ声は、いつもどうしてああもオーバーアクトなのだろう…。
ちっとも萌えないぞ!!
(もちろん、姐さんの精力的な仕事ぶりは常に尊敬しているけどね)

白い肌がひときわ美しい真理ちゃん先生はぜったいに必見!!
たくさんの人に見ていただきたい作品です。
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素敵なタイトルのこちらの作品。
ええ、そりゃあもう衝撃的でした。

主人公のしのぶは、商事会社の美人OL。
非常にたおやかな大和なでしこ、のようだ。
上司からの紹介で、とある男とお見合いをするのだが、
しのぶはお見合い後、会社を欠勤しつづける。
心配して一人暮らしのしのぶのマンションを訪れた上司。
しのぶは上司を部屋に招き、そのまま軟禁状態に。
毒入り紅茶で無理心中しようと…。
というような精神錯乱サスペンスラブストーリー。

しのぶは今で言う「メンヘラー」というやつだろう。
言動が相当、おかしい。
孤独だけど母譲りの淫乱気質で基本的に男は好き。
見た目綺麗だけど精神的に不安定。
ときどき、わけ分かんないことを言って、周囲を混乱させる。
こんな女には近づくな!といういい見本のような女。
妙に一言ひとことが力強いセリフの言い回しと、思い詰めたような表情。
こういうおかしな女、よくいるよね!!!かなりヤバイよね!!!
と思わせた中川梨絵さん、演技力高いです。
さすがアクトレス。

濡れ場は少ない。
それだけに、
この密室の心理戦に非常に引き込まれる。
男はどうやって脱出するのか?
女の執拗な誘惑に負けて、
男はついに女を抱くのか?…
どんな結末を迎えるのか??…

シュールな演出とアバンギャルドなヒロイン像のおかげで、
この映画がロマンポルノであることをついつい忘れてしまう。
かなりカッコいい映画です。
サイドストーリーとして、
見合い相手の男の情婦の寂しい人生も描かれる。
切ない。
そして…最後のしのぶのSEXは
これはもう、言いようもなく慈愛と慰めに満ちた、
けれども哀しいSEXとして
私の頭のなかに猛烈に記憶された。
中川梨絵の美しさとともに。
標的となった上司の方は、非常に紳士です。素敵でした。パチパチ。

当時最新鋭だったであろう、都会のオサレマンションの建物や、
キッチンや部屋のインテリア、
パソコンが無かった時代の会社の風景など
昭和マニアにはたまらない素敵レトロシーンの数々も
見逃せまい!

特筆すべきは
しのぶの部屋にいるヘンテコなぬいぐるみ達。
密室の心理戦が繰り広げられる緊迫しきったモダーンな室内において
「なんじゃこれ?」と思わざるをえないぬいぐるみが1体、また1体。
画面の片隅で異様な存在感を放っているんだよ!!

とくに、オレンジ色の熊みたいなぬいぐるみは
単独で映るワンシーンもあり、何かと目につく謎な存在。
重苦しい雰囲気のなかで
一服の清涼剤のようなゆるカワイイ存在となって見るものを癒してくれる。
これは、しのぶの「幼稚性」の象徴なのか。
このぬいぐるみが欲しい!!!
と強烈に思ったyukacinnamonなのでした。

皆さん、ぜひ見つけてみてね!!!
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