ミロ人形1号を作ったのは7年も前なんだなあ

買ってきた布を丸めて縫い合わせながら形を作ったけれど 4回目ともなると色々な知恵がついてあれこれ工夫できるようになったし 何よりみい爺の顔がイメージとしてかなり鮮明にインプットされてきているらしく どこをどうすれば似せられるかがピンとくるようになりました

 

うむ、やはりこれは愛。

 

 

頭と顔の形はやはり紙粘土で骨格を作ってから布をかぶせていくのがイチバン。
前回小さくなり過ぎちゃったので 今回はしっかりと大きめに そして布をかぶせた雰囲気を確認しながら紙粘土を足したり引いたりするのがいい。
特に目の上の張り 鼻筋 マズル 顎の形 は注意して作るといいみたいね。

みい爺は鼻の下がちょっと長めなのでそこもちょっと意識してみました

 

使用するファーは毛足の長いタイプを使用して 顔の部分はバリカンで長さを調整して 毛

の長さが自然に移行する感じをだしてみました

 

目の周りに直接ファーだと目のシャープさが出ないので 黒のフェルトで目の出る部分を縁取るといいです。




今回は今までで一番大きな目玉18mmを使用
しかも猫目バージョンを見つけたのでなおさら猫っぽさが出ていい!

売っていた目玉は白目のところがやけに濃いオレンジ色で違和感が強かったので全部削り取り ゴールドのマニキュアを裏から塗ってみい爺色に仕上げています

 

 

顔さえ似てくれれば 身体の部分はさほど工夫も必要なく、適当に作ってもみい爺になるのだけど 今回は1作目でも使ったウエイトビーズで重さを出すのと なんとか関節の可動性を表現できないものかと ちょっと工夫してみたいと思ってます

 

そもそも みい爺人形をなぜ作り始めたかと言うと

1作目はみい爺と離れ離れになるのを憂いで身代わりをと製作

2作目はみい爺が肝臓の腫瘍摘出手術をすることになって無事生還するようにと製作

手術前日に1日で作り上げたもんで あまりに完成度が低く納得いかないので3作目を製作

今回はみい爺の体調不良がなんとか整って少しでも長生きしてくれますようにと願いを込めて製作中。

完成まではまだまだ時間かかりそうだけど 時間をかけた分願掛け人形としてしっかり効いてくれそうな気がしています