メキシコ~ヒューストン~成田間にて
テーマ:アメリカメキシコからヒューストンまではたったの2時間。
南米だとこうはいかない。さすが北米。
入国で並んでいる列の前の人はメキシコ人。
さすがにメキシコ人の入国は厳しいのだろう。
カンクン在住のおっさんだったようだが、
物価の高いカンクンに住んで
ちゃんと航空券を買ってくるなら大丈夫そうなのだが、
えらい時間がかかっていた。
けっきょく彼は入れたのか、結末は見ていない。
ヒューストンの入国時に黒人女性の係員から訊かれた。
「いったいいくらお金持ってるの?」
質問の意図はすぐにわかった。
パスポートに常識はずれな頻繁さで
あっちこっちの国の出入国スタンプがいっぱい押されているからである。
要するに「それだけ全部の航空券を自分で買うだけの
お金がよくあるね」という素朴で真っ当な疑問である。
「それは仕事だから」と答えてしまうと
仕事の内容の説明が面倒そうなので
ポケットにねじこんでいたドル札を見せて
「これだけ」と言ったら、笑って通してくれた。
まー、おかしいわな。この渡航の頻繁さは我ながら。
アメリカなんか全然好きでもないのに今年すでに何回通っていることか。
パスポートには、台湾と中国と香港のスタンプが一緒に押されてる頁もある。
フィリピン、ペルー、ボリビアに至っては、
いったいいくつスタンプが押されていることか。
在日フィリピン人、ペルー人、ボリビア人だって
こんなにしょっちゅう里帰りはしない。
帰国子女ではないので20歳まで渡航歴はない。
それ以降の20年のうち、優に5年は海外にいる勘定になる。
「添乗員でも駐在員でもないのに
1年の4分の1は海外にいる職業なーに?」
ちょっとしたなぞなぞだ。
後ろの席では、夏休みを利用して
ペルー人であるお母さんの実家にいってきたと思しき
見た目はまったく日本人の子供が退屈して騒いでいた。
日本に着く直前、彼は飛行機に酔って吐きまくっていた。
隣に座っていた2人組みはおそらく日系人と白人。
夏休みに日本に遊びに行く、大学生といった感じ。
マチュピチュ帰りとおぼしき初老の日本人も多かったし、
免税品をいっぱい持った日本人カップルも多かった。
夏休みも終わりだ。







