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2017-07-23 18:25:42

アメリカ買い付け紀行『オイルラッシュに沸いた町で』

テーマ:ブログ

日曜日。

 

普通ならフリーマーケットへ行くところなのですが、

なぜか金曜日くらいから「ある町」へ行かなければならない気持ちが湧いてくるわ消えないわで(笑)

 

そんなときにはそれに従ってみようということで、

LAから二時間弱の内陸の町へ出かけました。

 

 

 

 

 

延々と続く山道の途中、こんな遊園地が見えます。

 

 

 

山道が終わると、今度は果てしないと思えるくらいに続く農場の中を走ります。

 

 

 

 

ようやく町が現れ、ダウンタウンに向かうと、

そこはかつてオイルラッシュに沸いた面影の残る町並み。

 

今はあまり産業の賑わいは感じられず、

そんななか軒を連ねるアンティークモールが目を引きます。

 

ヒストリックな建物を今ではディーラーたちがモールに改装して商売をおこなっている、

現在この町は、そんなアンティークロウでもあるのです。

 

 

↑ウールワースの店舗跡も、アンティークモールとして使われています。

看板はそのままに。

 

 

ひと頃よく来ていたものですが、何年ぶりかよく思い出せない。

とにかく久しぶりです。

 

ディーラーは10数軒。

ぜんぶを回る作戦です。

 

 

 

こんなハリウッドリージェンシーのベンチとか、

ユニークなモノが見つかるのですが、小物が中心。

 

ローズボウルのフリーマーケットをやめて来たからには

ここはどうしても手ごたえを感じるような成果を出したい。

 

 

半分くらいのディーラーを回って

もう15時になろうとしていたでしょうか、

大きなキャビネットが一台見つかったものの、

車の荷台はいまださっきのベンチがゆっくりと鎮座している状態。

 

 

どうして「ここ」だったんだろう。

自分の意識下からの声に疑いしかなくなった頃、

最後から二番目に訪れたディーラーがヒットでした。

 

フレンチテイストのものが充実していて、

大小何台かの家具を買い付けることが出来ました。

 

「お客さまと早く分かち合いたい・・・」

そうだ、この気持ち、この感触だ!

 

やっとこの日を立て直すことが出来ました。

 

 

 

 

ここのモール、地下に映画館のセットが作ってあります。

 

 

モノクロ映画のセリフや音楽が響く地下の古着ブース、

この階には私ひとりしかいないこともあって、

すごくシュールでした。

ときどき夢で見るような光景です。

 

 

ここも地下ですが、こんな空間も好き。

街なかで今でもやっていたら、こういった内装を求めてただろうなあ。

・・・というか、名古屋時代の店に似ている(笑)

 

 

余談を挟みましたが、

そして、もうすぐ閉店だけどまだ間に合うから見ていこうと、

そう思って入った最後のモールが極めつけだったのです。

 

 

うそ、うそ、うそ、うそ・・・・・!!!

 

こんな素敵なソファ、

すごい・・・。

 

しかも二台あるなんて・・・!!

 

 

それなりの値段でしたが、でもどうしても欲しいと思いました。

 

それで、モールのマダムにお願いして、ブースオーナーに値段交渉をして貰うことに。

 

小幅なのでなんとか通るかな・・・・・。

 

「She said YES!」

祈る私に向かって、マダムが親指を立てながらそう言いました。

 

 

ありがとう!ありがとう!

 

 

 

 

ほんとに今日に、ありがとう。

 

この子たちが呼んでくれたのかな。

 

 

さて、積み込み。

 

今となっては満杯近いバンの荷台(笑)

 

モールのマダムの旦那さん、

しまいがけにディスプレイ替えに来ていた、とあるブースのオーナー夫婦も手伝ってくれて、

いちぶ積み替えをして、なんとかソファ二台もうまく載せることが出来ました。

 

 

 

 

この日も40度近くありました。

 

終日ひと影まばらな町をあとに。

 

しかし振り返ると、モールを回る順番が完全に逆だったんですね。。。

 

 

 

ソファの積み込みを応援してくれた夫婦の車に追いつきました。

 

こちらに気づいていたみたいで、

交差点での別れ際、窓から大きく手を振りながら去って行きました。

 

 

 

 

帰路ロサンゼルスへ。

 

 

 

遊園地のあたりで少し混雑。

 

 

スピード、ファンタジー、電飾、音楽、色彩、

そしてどこかシュールな雰囲気、

 

遊園地には自分の好きなものがぜんぶある。

 

子供の頃から好きで、それはそうだとしても、

この歳になった今でも大好きな自分がおかしくなる。

 

いや、ほんとに好きで、住めるものなら住みたいくらいなのです(笑)

 

 

アンティークが好きな気持ちともだぶんどこかでリンクするんだろうな。

 

バックミラーに映るソファの、何とも言えない色や雰囲気に魅せられながら

そんなことを考えたりしていました。

 

 

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