どうも、ダンディーMです。
2/13NYダウは46ドル高18019ドルで終わりました。これで12/26に付けた史上最高値18103ドルまで残り僅かに84ドルとなっています。
S&P500やドイツDAX指数も既に史上最高値を更新していますので、NYダウ更新も時間の問題となりそうです。
ドル円は東証終了時点に比べ、0.31円安となる118.8円で終了となり、CMEは大証終値17960円に比べ、95円高となる18055円で終了しています。
米国は金利引き上げ秒読み段階であっても、ギリシャ問題が拗れそうでも、ロシアウクライナが戦争しようが、イスラム国によるテロ・殺人が頻繁に行われようが、欧米とともに日本の株価指数は最高値更新達成あるいはその付近に上昇する結果となっています。
特に、日米の株価は売り転換となる場面がありながら、下落とはならず最高値更新方向に動いてきたことからは、もはやチャート波動や市場メカニズムなどは官製相場においては機能しずらくなっていると判断する他ありません。
それならそれできっちり上昇できれば良いのですが、指数はともかく個別株は良好なチャート波形であってもまるで上昇できない銘柄が多くあったり、下落が続く銘柄も多数あったり、あるいは急騰後即急落する小型株ばかりが目立ちます。
先週日本市場では、ドル円が1円以上急騰となっても翌日には1円以上急落したり、225先物もそれに連れて乱高下を繰り返しながら、NYダウ上昇ととも金曜夜間取引では日中取引での昨年来高値18040円を超え、夜間取引昨年来高値18110円まで後20円に迫る18090円まで高値を付けています。
これにより、金曜225先物動向での前日安値割れとなる下落有利と、上昇新局面入りとなる可能性が高まる17800円陽線超え引けとなった上昇有利は、後者に重きを置く判断が有効となりそうです。
したがって、今週は買い目線で市場を見ていくことになりますが、そうであっても個別株動向に上昇優位となる変化が確認出来ないようであれば、やはり売り買い同金額程度が無難でしょう。
少なくとも現時点での日本市場においては、明らかに短期筋が買い上げたことによる上昇です。
したがって今回も個別株上昇が伴わず日経平均株価だけが上昇していく可能性が高いと判断する必要があると思います。
日本だけでなく、欧米各国が異様な株高動向となってきました。しかし、山済みリスクの外部要因をみればそのような動向を示すことに合理的説明はできません。
それでも、問答無用で上昇していくのであれば、そのトレンドに付いていくしかないですが、この上昇は上昇トレンドによるものではなく、官製相場による一過性上昇の可能性が高いと見ています。
したがって、ある日突然、思いも寄らない急落によって脆くも崩れる可能性が高いと思います。
この上昇は非常にキナ臭くまだ積極的に買える局面ではないと判断すべきでしょう。