前回、生徒を処分にすることがあると書きました。また、何人かの生徒に最後通告をしたこともあります。最後通告された生徒はその後どうなるのでしょうか？
その後変化が出る生徒、全く変わらない生徒、その後来なくなる生徒など生徒によりけりです。しかし、これらは全てその生徒の本性なのです。つまり、それで変化が出た生徒はまだやる気がある生徒、その後来なくなる生徒は本音では辞めたい生徒なのです。全く変わらないという生徒は、実は辞めたい以外にもその程度のことも理解できないくらい知力が低いことも考えられます。
私もできれば生徒を切りたくありません（前回も書きました）。しかし、生徒に変わってもらいたいから厳しいことを言うのです。しかし、変われる見込みのない生徒には言いません（最も、言われなくなったときは切られる寸前ですが・・・）。
限界突破勉強法は、生徒の本性をあぶりだす方法です。人間極限状態になるとその人の本性が明らかになります。生徒指導は生徒の本性を理解していないとできません。しかし、生徒はなかなか本性を見せません。だから、極限状況で取った行動を見ているのです。人は同じことを繰り返します。たった１回取った行動がすべての１回なのです。