2004年12月31日 00時01分56秒

・カーブの起源

テーマ:□野球
現在、プロに限らず野球の投手は様々な変化球を投げます。
カーブ、スライダー、フォーク、シュート、シンカー、・・・。
もっと細かに分類していけば、いくらでも出てくるでしょうね。

そんな中で、変化球の祖であるのがカーブです。
今でも一番ポピュラーであり、一番親しみのある変化球はやはりカーブではないでしょうか。
今回は、そのカーブの起源について触れてみたいと思います。

カーブの起源を語るには、140年程時を遡らなければなりません。
野球の歴史上で、初めてカーブを投げた人物と言うのは、数説あります。
が、その中で一番有力だと言われるのが、アメリカ・マサチューセッツ州出身のウィリアム・キャンディ・カミングズです。

1860年代後半に、彼は海辺で何気なくハマグリの一片を投げて遊んでいました。
そこで偶然その貝殻が不規則な弧を空中に描くことに気づき、そこから着想を得たんだとか。
まあここら辺の話は今聞いても釈然としませんが(笑)

そして実践したのが今から約140年前の1867年、彼の所属するエクセルシアーズとハーバード大学との試合でのこと。
相手の4番打者はなかなかのパワーヒッターだったらしく、それを恐れたカミングズはカーブを投げ込みます。
すると相手打者は振りに行きますが、なんとボールとバットが30センチ(本人談)も離れてい空振りをしたとのこと。
次も同じ球を投げますが、やはり面白いようにバットがクルクル回る。
それで彼は成功を確信したそうです。

そして1871年に始まった初のプロ野球リーグでもそのカーブは猛威を振るい、最初の4年間で124勝をあげました。
その後は振るわなかったのですが、カーブを広めた功績が認められ、1939年に殿堂入りを果たしています。
ちなみに彼はどれくらいカーブを多投したのか分かりませんが、よく手首を脱臼したそうです(笑)
手首を脱臼って・・・、相当捻りまくっていたのでしょうかね。

しかしカーブの起源が130年以上も前だというのは少し驚きです。
変化球の歴史はここから始まったんですね。

ちなみに日本でもカーブは意外に古く、1880年に平岡煕という選手が投げたそうですが、違法だのごまかしだのクレームがかなりきたようです(苦笑)
まあ初めてみる変化球なので、無理もないのかもしれませんが。
初見ではまさしく“魔球”だったんでしょう。



ところで、現在メジャーで最高のカーブを投げるのはオークランドのバリー・ジトと言われています。
日本では誰でしょうか・・・難しいですね(笑)
僕が現役を見た選手の中では元中日の今中慎二、元オリックス・阪神の星野伸之あたりですかね。
誰かカーブのすごい選手いますかね~?
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2004年11月10日 18時55分44秒

#8 「野球史最大の革命」

テーマ:□野球
今から約100年ほど前、「野球史の中で最大の革命」と呼ばれるルール変更がアメリカで行われました。
なんだと思いますか?

それは、2ストライクまでは、ファールがストライクに数えられるようになったことです。
それまでの野球はのんびりしたもので、打者はいくらファールを打っても不利になる事はなかったんです。
ある選手は22球ファールを打った挙げ句、結局四球を選び一塁へ歩いたそうです。
投手には堪らなかったでしょうね。
そういった事を避けるために、そのルール変更がなされたようです。
確かにファールがストライクにならなかったら、いくらストライクゾーンに投げようが、ファールにされたら打者を追い込むどころか、逆に投手が追い込まれてしまいますよね。
それにしても、2ストライクまで、というのは絶妙だと思いますね。
打者有利とも、投手有利とも言えませんから。

このルール変更が野球に与えた影響は計り知れない。
①まず打者に関しては、2球ファールを打ったら追い込まれてしまうわけですからね。
 ファールにならない打撃に専念するようになり、また早いカウントから積極的に打つようになる。
②走者も、打者の安打ばかりを待っていても点が取れなくなってきたので、盗塁やスキをついた走塁
 といった次の塁を積極的に狙う走塁をするようになる。
③そして投手の方は、自分の時代が来たとばかりにどんどん攻めるようになる。

総じて言えば、野球の試合展開が劇的にスピーディになったということでしょう。
もちろん僕はその時代には生きていない訳だけれども、この“革命”はそれまでの打撃至上主義の野球から、野球本来の打つ・投げる・走る・守るというすべての面白さを引き出したのだと思う。
それが「野球史上、最大の革命」と言われる所以じゃないかな、と僕は考えます。

もちろん今の野球はそのルールが前提で行われているのですが、次に野球を見るときに、一度、ファールがストライクにならなかったらどうなるかを、思い浮かべてみると面白いでしょうね。
そうすれば、このルールの重みが一層伝わるかもしれません。

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2004年10月31日 21時38分41秒

#6 「仁志敏久(巨人)の守備」

テーマ:□野球
現在、メジャー行きを希望している巨人の二塁手仁志敏久。
今後はどうなるのか分かりませんが、僕は前々から彼にすごく興味を持っています。

彼のどこに興味を持っているかというと、セカンドの守備です。
一言に守備といっても、彼は単に打球を取ることがうまい、というわけではありません。
それならおそらく彼よりうまい選手は現役にもいるでしょう。

ではどこがうまいのか?
それは彼のセカンドでのポジショニングです。
彼は打者によって、また球種・コースによって、1球ごとに常に守備位置を変えているんです。
もし仁志選手の動きだけを追うカメラがあれば、一目瞭然だと思いますね。
しかも彼のポジショニングはものすごく的確なんです。
おそらく巨人と対戦したチームの打者は、「なんでそこにいるんだよ」と嘆いた選手は数多くいるでしょう。
僕はファンという視点から見ていて、同じ思いをしたことが何度もあります。
でも仁志選手からすれば、計算済みなんでしょうね。

もし守備についての彼のコメントが載っている文献があれば、一度読んでみたいですね。(←あったら教えてください!)
すごく興味があるので。

来期はメジャーへ行くことになっても、芝は違うとは言え、守備は十分通用すると僕は思っています。
守備が安定していれば、打撃にも好影響を与えるんじゃないでしょうかね。

とにかく、今後仁志選手がどこでプレーするのであれ、彼の守備には注目し続けていきたいです。  
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2004年10月30日 11時25分07秒

#5 「メジャーのグランドキーパー」

テーマ:□野球
レッドソックスの4連勝で幕を閉じたワールドシリーズ。
そのレッドソックスの本拠地、フェンウェイパークで行われた第1戦での出来事。

レッドソックスの4番オルティーズの放った打球は二塁手への速いゴロ。
しかしカーディナルスの二塁手トニー・ウォーマックの直前でその打球はイレギュラーし、ウォーマックの左鎖骨を直撃
相当痛そうな表情を見せ、結局途中退場。
彼はカーディナルスの中心選手の一人であり、チームにとっても痛い退場だった。

ただ、それだけだったらある意味野球にありがちな何でもないこと。
僕が驚いたのは、その出来事の続報を聞いたとき。
その負傷退場したウォーマックに対して、レッドソックス球団のグランドキーパーが謝罪したいと申し入れてきた、というのだ。
僕はイレギュラーは運が悪かったな、という認識しかなかった。
いったいメジャーのグランドキーパーとは、どういう人物たちなんだろうか。

まずグランドキーパーとは、グランドの芝を刈ったり、土を平らにしたりする、いわばグランド整備の人のこと。
しかし、たかがグランド整備というものでは全くない。
彼らはれっきとしたグランド整備のプロなのだ。

メジャーではグランドキーパーになるのは非常に難しく、なお且つ長年の下積みが必要となる。
まずマイナーの職員(雑用中心)となり、それからある程度経つとマイナーのグランドキーパーとなる。
そしてそこからまた経験を積んでメジャーの球団職員(雑用中心)に。
それからさらに経験を積み、認められればやっとメジャーのグランドキーパーとなれる。
メジャーのグランドキーパーになるまでには10年以上かかるという。
そして各球団グランドキーパーは25名のみと決まっており、中途半端な気持ちでは、とてもなれるような仕事ではない。
その25名の中で1名がリーダーとなりをアシスタントとして24名を動かす。
今回の一件は、おそらくレッドソックス球団のグランドキーパーのリーダーが謝罪を申し入れたのではないかと思う。

下積み時代には15時間以上働くことがざら。
メジャーのグランドキーパーとなっても、ホームで試合のある日は朝早くから、試合が終わる夜遅くまで働かなくてはいけない。
ホームで試合のない日でさえも、球場に来て8時間くらいは仕事をするという。
そしてそれはシーズンオフでも変わりはないという。
ほぼ365日、そのグランドと向き合っていると言っていい程だ。

彼らはプロフェッショナルなのだ。
グランドでプレーする選手が一流なら、整備するキーパーも一流
そしてそれが融合すれば、素晴らしいプレーが生まれたりする。

多くの下積み生活を経て、彼らは今の自分の仕事に自信と誇りを持っている。
だから先日のイレギュラーによ負傷退場には、謝罪せずにはいられなかったのだろう。
それが誰のせいであれ、プロフェッショナルとして。

今度メジャーリーグを観ると時には、グランドを整備するグランドキーパー達にも注目してみて下さい。
彼らもまたプロですから。

 
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