『№870 プロレス的リクエスト画第一弾発表！！』

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だいたいは映画見ていますが、
こんなこともしているときもたまにあります。

お待たせいたしました。
　というわけでリクエストにお応えした
イラスト大公開、のお時間がやって参りました。

　本当は月曜日にはもう出来ていたのですが、
ちょっともったい付けて、今日まで
のばしてみました。

あ、何度も言いますが、苦情は一切受け付けませんので。

　まずはミクシイでいただいたリクエストから。
こんなのです。

　続いてアメブロでいただいたリクエストから
こういう風になりました。

どなたとはあえて言わないことにしておきます。
ただ、これについていっておきたいことがあります。

　まず一枚目ですが、これは元になった
試合があります。東京ドームで行われた
北尾光司デビュー戦、対クラッシャー．バンバン．ビガロ
戦ですね。とはいっても史実とは異なった描き方をしています。
まず北尾が試合中にはサングラスをはずしていた。
これは当然ですね。

　で、タンクトップも実は破いています。
これは以下の映像で確認できます。
↓

　ですが、そのまま描いたのでは
単なる「プロレスイラスト」になってしまいます。
ここの意図はあくまで
プロレス的に!

これが重要なんですね。
これを選んだ理由というのは明確にあります。
二枚目もそうですが、基本的に
プロレスってでかい人同士がぶつかり合うという
シンプルな驚きというのが魅力の一つなんです。

　そりゃ跳んだりはねたりとか、常人に出来ない
技をかけるというのが、プロレスラー
であるという人もいらっしゃるかもしれません。

　ですが、やはりプロレスの、特にヘビー級の
魅力を体現できるというのは、特に相撲系の
選手に顕著なわけです。

　そりゃ北尾はレスラーとしては
しょっぱかったですよ。
でもそれは個人のやる気の問題も
あったと思いますし、取り組み方によっても
違いがあったと思います。

　ですが、やはり相撲出身者が
格闘技よりプロレスで「生かされている」
現実を考えると、結構バカに出来ない．．．
というかぶっちゃけていうと私相撲出身．相撲モチーフ
のレスラーが好きなんです。

　わかりやすいところで言えば
天龍とかね＾＾
当然ながら日本プロレス界の父、
力道山だってそうです。

　あと、世界的には
アンドレの足を折った男．キラー．カーン、
ＷＷＦ(Ｅ)でも一時代を築いたリキシとか
ヨコヅナなんて大好きでした。
実際私、天龍対ヨコヅナ見に大阪まで行っていますしね。

　ヨコヅナといえば、山口県ともゆかりがあります。
実は彼の生前ラストのパートナーを務めたのが
山口出身の大谷晋二郎だったのです。

　というわけで二枚目の力士．．．じゃない
レスラーはまさにプロレス的。
これもモチーフがあります。
件の天龍が主催していたＷＡＲという団体に
一時期相撲軍団というのが存在していたことを
覚えていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

　私、相撲軍団、だーーーーーーーーーいすき
だったんですよ。

　あのマスクをかぶった力士という
怪しさと、バックボーンがすばらしいほど
本物志向であるという相反性。
これこそプロレスの魅力だと思うんです。

　天龍選手はＷＡＲを旗揚げするとき
「うちのウリはバックボーンがしっかりしている
ということだ」といっていましたし、
決して相撲をバカにしていないことは
「嵐」(初代．二代目も)、「大和」(後の太刀光)も
実際に大相撲出身者であることが証明しているし、
事実、技の軽くなっていく一方のプロレス界に
体と体がぶつかり合うというシンプルな
迫力を伝えていきたいという抱負を
初代．嵐(現．武蔵坊弁慶＝大日本)
も語っているのですよ。

　というわけで相撲軍団ＬＯＶＥな
私が描くとしたらもう軽量級なんかじゃない
でかい人同士のぶつかり合いとド迫力
に怪しさというスパイスをまぶした
２１世紀の相撲軍団、これしかなかったのです。

　これは北尾モチーフに描いていて
次第にこれは、今失われている
プロレスの魅力を再発掘していく
使命感すら感じてきました。

　ですから、実際、特に二枚目の
イラストなんて私は本当に気に入っていますからね。
これをリクエストしてくださった方に
捧げたいと思います。

　さて、それとは別に、特にミクシイの方面で
問題が一つ浮かんできました。

　それは、「もし現役レスラーを描く場合は
どうなるのか？」ということ。

　基本、この企画はプロレスラーでない人を
プロレス的に描くというのが趣旨ですので
本来ここからは実際にリングにあがっている
人は含まれません。

　ですが、ご縁でマイミクになっていただいた
選手の方もいらっしゃいます。
そういう方を無視していいものかどうか．．．

　悩みました。

で、結果として．．．

「コラボにしよう！！」

と思いついたわけです。

　そう、実現不可能な闘いを
絵で見せるわけです。
　ただ実際にリングに上がっていた選手同士を
リングに立たせるだけではこれもプロレスイラスト
でしかなくなってしまうんですよね。

　これならいけるかな、と思いました。
ただ、これも描けるモノと描けないモノが
あります。すべてがリクエストにお応えできる
わけではありません。だからこれに
関してはあくまでも私が勝手に描いていきます。

　そこで描いたのが、これ！！
じゃん！！

　北九州のプロレス団体がむしゃらプロレスの
九州ダイナマイト級王者ＴＡ－ＫＩ選手
と、「機動武闘伝Ｇガンダム」の
登場人物、キング．オブ．ハート
「東方不敗」先生との夢の対決がこれです。

　これは描いてて燃えましたよ。
めっちゃくちゃ血がたぎりました。
ただ、アニメに近づけた分ＴＡ－ＫＩ選手の顔が
似ていないというマイナス面は生まれたモノの
自分の中では大満足しています。

　いかがでしょうか？
こういうのも勝手にやっていきます。
知っている人をリクエストなしで勝手に
プロレス的に描く、これも今思いつきました。
これなら選手、関係者、プロレスファンでない人まで
くまなく描けますし、こうすることですこしでも
プロレスの魅力を多くの人に知っていただきたい
と思うのです。

　くどいようですが、描ける題材は
あくまでも自分がイメージできないとダメですから、
どんだけリクエストされても描けないモノは描けません。
これは安請け合いして、自分で納得のいかないモノを
仕上げたくないという一心のみで
いっておりますので、間違っても特定個人の
リクエストは一切受け付けないといっている
わけではありません。

　そこのところをご理解の上、
引き続きこの企画にご協力いただけると
うれしく思います。

　ありがとうございました＾＾

　そして今晩また、アメンバー限定記事書きます。

今回の下書きはこれ！！