富士山の南麓に広がる森林で育った“富士ひのき”の伐採と製材の見学へスタッフで行ってきました。

富士ひのき協同組合・静岡県富士農林事務所様にご案内いただきました。

 

あいにくの雨予報ですが、富士山を眺めながら「なんとかもちそうなので」と、一行山へ向かいます。地元の方は富士山の雲をみて天気が読めるのですね。 aya

え~、車軽ワゴンで登れるのびっくり という不安を抱きながら、富士の麓の凸凹山道を登り、

「こんなに広大な皆伐規模は滅多にありません。」と説明を受けながら・・・

登っていくと、その奥は、初めて見る木こり職人の伐採現場。

 

 

迫力満点!  チェーンソーで伐採し、重機で支えながら機械とは思えないしなやかな動きで木を運んでいきます。

 

 

伐採した木は、この重機で木の枝を削ぎ落とし、設定した長さに玉切りしていくそうです。

 

私達のお土産用に、その場でカットしてくれました。これでおおよその年輪は?

60年くらいですねって。 うわー、私達より長い歴史がある!

伐採したての木材は、予想以上に水分をたっぷり含んでいます。

かなりしっとりな“木のバームクーヘン”顔 いい香りです。

 

 

この森はひのきと杉が植林されているそうです。

 

「ここで質問。幹でひのきと杉を見分けられますか?」と聞かれ、

う~ん、わかりません困った

 

こちらが

 

こちらが ひのき  だそうです!  ほほー

 

杉の方が樹皮の幅が細かいです。 

これでひのきと杉の見分け方はバッチリ (Θ_Θ)  

山の下り道、スタッフでこれは杉、これはひのき、と識別100点でした。

 

歩いていると土がとてもやわらく、火山で噴出したものが風化した土壌で、この厳しい環境下でゆっくりと育つ富士ひのきは、目が細かく、強度・耐久性に優れているのだそうです。

 

山を下りて、次は製材所(2ケ所)の見学へ 

大量の原木

皮を削いで

丸太となり

無駄のないよう機械で計算され、構造材・下地材・床材・造作材等に裁断

きれいなひのきの木肌があらわれてきました。

 

裁断された木は、この乾燥機で高温・中温・低温乾燥の3種類で乾燥していくそうです。

乾燥方法によってそれぞれに長所・短所があり、高温乾燥は表面割れは少ないが、材色や匂いが損なわれる。低温乾燥は、高温乾燥に比べ乾燥に時間がかかる、表面割れがある(防ぐために背割れを入れる)が、木材の持つ本来の特性が損なわれにくく、自然乾燥に近い状態だそうです。

 

こちらは富士ひのき加工協同組合さんの乾燥室

実際乾燥しているところを覗かせていただきましたが、

かなりの熱気とひのきの香り、むせてしまうほどの蒸気がでていました。

 

この中で、高温乾燥は5日間、低温乾燥は10日~2週間程の時間を要するそうです。

 

サゲサゲ↓ 低温乾燥されたひのき

高温乾燥されたひのきは色が白く、低温乾燥のひのきはピンクがかったなんとも言えない

美しさでした。

 

 

 

製材見学の途中から雨になってしまいしたが(予測通り、山にいる間は降りませんでしたaya

今日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

お土産にいただいた木も、おおよそ60年の歳月をかけて育ったそうです。またこれから植林されて50年・60年後に伐採されていくサイクルを考えると、これから建てる家で、短い期間で朽ちさせることのないよう、木が立木として生きてきた年数、いえもっと長い年数木を生かしていくことが大切だと思います。

 

自然素材を使う場合の前提条件 クリック

http://www.passive.co.jp/method/thermal_moisturecontrol.php