3月18,19日のJBCF 宇都宮クリテリウム、JBCF 宇都宮ロードレースで、国内公式戦開幕キャンペーンを終えたKINAN Cycling Team

両レースともに、今後に向けた課題と収穫の見つかったレースとなりました。

 

熱い応援にチーム一同、感謝いたしております。

どうぞこれからも活躍にご期待ください。

 

JBCF 宇都宮ロードレースのレポートを写真とともにお届けします。

ぜひご一読ください。

 

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Jプロツアー第2戦・宇都宮ロードレースで野中竜馬が6

国内公式戦開幕2連戦で今後への課題と収穫が明確となる

20th March 2017

 

●JBCF 宇都宮ロードレース

80.4km(パレード10km+6.4km×11周回)

 

●KINAN Cycling Team出場選手

山本元喜

椿大志

阿曽圭佑

中西健児

野中竜馬

雨乞竜己

中島康晴

 

国内最高峰のサイクルロードレースリーグ、「Jプロツアー」は3月19日、第2戦としてJBCF 宇都宮ロードレースを実施。

7選手で挑んだKINAN Cycling Teamは、野中竜馬がこの日のチーム最高位となる6位でフィニッシュした。

 

6位でフィニッシュする野中竜馬

 

Jプロツアー開幕戦として行われた前日のJBCF 宇都宮クリテリウムでは、スプリンターの雨乞竜己が2位。

その勢いのまま臨んだロードレースは、クリテリウムと同じく野中、雨乞、山本元喜、椿大志、阿曽圭佑、中西健児、中島康晴が出走。

アップダウンが勝敗を分けると予想されるレースにあって、チームはスピードと上りへの対応力のある野中をエースに立て、展開次第では椿でも勝負できるよう備える。

 

レース前のウォーミングアップ。MINOURAさま「FG200」を使用

 

前日の宇都宮クリテリウムで2位と殊勲の雨乞竜己。この日はアシストに徹した

 

コースは、例年10月に開催されるジャパンカップサイクルロードレースのルートを一部採用。

1周6.4kmのサーキットコースのポイントは、周回の最後に訪れる鶴カントリー倶楽部前の最大勾配16%の上り。

通称“鶴の壁”と呼ばれるこの頂上にフィニッシュラインが敷かれ、最終周回はラスト600mに及ぶ登坂で勝者を生むこととなる。

 

パレードスタートする中島康晴。笑顔で出発

 

10kmのパレード走行ののちレースコースへと入り、しばらくしてアクチュアルスタートが切られた。

序盤からアタックと吸収とを繰り返す出入りの激しい展開。地元・宇都宮ブリッツェンや、実力者をそろえるマトリックスパワータグが主にレースをコントロール。

散発するアタックには、KINANからも阿曽、山本、中島、中西が代わる代わるチェックに動く。

一時的に数人がメイン集団に対しリードを得る局面も発生したが、いずれも積極的な逃げの姿勢には結びつかない。

鶴の壁でも先行を試みる選手の姿はたびたび見られたが、登坂距離が短いこともありタイム差を広げるまでには至らない。

決定的な動きがみられないまま、レースは終盤へと突入した。

 

プロトンの先頭でコーナーをクリアする阿曽圭佑

 

山本元喜が集団のペースアップに対応する

 

下りで加速する中島康晴

 

ペースアップする場面で集団の前方へと上がった中西健児

 

この膠着した状況で見せ場を作ったのが椿。

ラスト3周回となったところでアタック。

単独で約5秒のリードを奪ったが、この動きに対応する選手が現れなかったこともあり、椿が独走となる数的不利を強いられる。

鶴の壁に入る前で集団にキャッチされ、レースを決定づけるアクションとはならなかった。

 

椿大志はラスト3周でのアタックこそ実らなかったが見せ場を作った

 

各チームの思惑が交錯しつつ進んだ戦いだったが、おおよそ最終局面での勝負に賭けるムードとなってきた。

そんな中、ラスト2周回での鶴の壁で宇都宮ブリッツェンが猛然とペースアップ。

ここで集団は約10人に絞られる。

KINAN勢は野中がしっかりと対応。

当初の予定通り、エースに勝負を託す形となって最終周回を知らせる鐘を聴いた。

 

ラスト1周、約10人に絞られた中に野中竜馬が加わる

 

下りを経て、先頭集団に後方から数選手が合流。

この中には山本が含まれる。

2名となったKINAN勢は、山本が野中のアシストとなってペースコントロールや集団内でのポジショニングを行う。

そして、いよいよ鶴の壁での上りスプリントを迎えた。

 

フィニッシュへの激坂を懸命に上った野中は、前を追う形となり最終的に6位でレースを終えた。

最後の最後は有力選手同士の力勝負となり、優勝・表彰台こそ逃したが、チームの狙いにフィットした戦いであった。

 

レース後のミーティングでは、選手たちから口々に反省の言葉が出たが、いずれも今後につながるポジティブなものとなった。

序盤・中盤の動き方に課題を見出した選手、終盤に野中を盛り立てられず悔いる選手などさまざまではあるが、これらのフィードバックによって、この先の戦術が幅広いものとなったことは確かだ。

その意味では、大いに収穫のあったレースになったといえよう。

 

レース後のミーティング。収穫と課題を確認した

 

国内開幕戦キャンペーンは十分な成果の元に終了。

UCIアジアツアー、ヨーロッパツアーが間近に控えているが、そこではチームとしての練度のさらなる高まりを証明できることだろう。

 

 

JBCF 宇都宮ロードレース(パレード10km6.4km×11周回)結果

1 吉岡直哉(那須ブラーゼン) 1時間42分49秒

2 吉田隼人(マトリックスパワータグ) +1秒

3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +2秒

4 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

5 西村大輝(シマノレーシング) +3秒

6 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +4秒

25 山本元喜(KINAN Cycling Team) +1分7秒

50 中島康晴(KINAN Cycling Team) +2分44秒

52 中西健児(KINAN Cycling Team) +3分13秒

55 椿大志(KINAN Cycling Team) +3分50秒

58 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +4分44秒

64 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +5分3秒

 

 

●選手コメント

 

・野中竜馬

ラスト1周を迎える段階で、余力をもって先頭グループに入ることができたので、最後は絶対にスプリントで決めようという気持ちだった。

だが、上位に入った選手たちに対して、最後の最後でパワーで負けてしまった。

かなり自信があったので、本当に悔しい。

 

チームのみんなが集団の前方に位置してあらゆる動きに対応してくれていたので、自分は後ろで脚を休めながら走ることができていた。

ペースが上がるであろうタイミングで前へと出て行って、勝負どころに備えた。

 

ラスト1周の鐘を聴く時点で宇都宮ブリッツェンがペースアップしたので、そのまま人数が絞られた状態で最後まで行ければ理想的だったが、後ろから追いつかれても慌てることはなく、一度絞られた約10人での勝負になるだろうと読んでいた。

 

最後の上りは急勾配になるところで力が発揮できなかった。

みんながレースを組み立ててくれて、あとは自分がリザルトを出すだけだったので、その期待に応えられなかったことが何よりも悔しい。

 

勝負どころに備え、淡々とレースを進めた野中竜馬

 

 

・椿大志

スプリント狙いに絞っているチームがある程度はっきりしていたので、本命同士での争いになる前の一手を講じられればと思ってアタックした。

ただ、他選手の同調に期待しながらの動きとなってしまったので、自分1人で飛び出した時点で集団に泳がされているような状態だった。

 

序盤・中盤と集団の前方で動きに対応してくれていたので、自分は見るべき選手だけに集中しながらレースができた。

コンディションもよかったので、展開次第では上位を狙えるのではないかという感触があった。

今後はもっと自信をもって走りたいし、チームとしての戦いの幅も広げていきたい。

 

逃げをうかがう椿大志

 

 

【Gallery】

 

 

今シーズンからKT TAPE JAPANさま「KT TAPE」を導入

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回チーム活動
3月26日 白浜エアポートクリテリウム(和歌山県西牟婁郡白浜町)ゲスト参加

 

 

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
 
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