平成26年3月に策定した杉並区「区立施設再編整備計画(第一期)・第一次実施プラン」では、学校統合により閉校となった旧永福南小学校の教室棟については、特別養護老人ホームに転用するとともに、体育館を老朽化した近隣の永福体育館に転用する計画でした。

 

しかし、その後、教室棟の特別養護老人ホーム計画を国際基準を満たすビーチコート整備案に変更国際基準を満たすビーチコート整備案に変更、教室棟は解体することになりました。さらに、特別養護老人ホームについては、校庭部分に整備する計画に変わっていったのです。

※その頃は議員ではありませんでしたので、議会の議事録等で状況を推察するばかりです。

 

旧永福南小学校は昭和62年に竣工。築29年の建物ですから、決して老朽化しているわけではありません。また耐震性に問題があるわけでもありません。新耐震基準施行後の建物ですから当然のことながら、耐震診断も不要で、まだまだ使用可能な建物です。

 

そもそも区は鉄筋コンクリート造の耐久性から築65年ぐらいまでは使用するという基本方針を掲げていたのですから、旧永福南小学校につていは、今後30年使用してもおかしくない築年数です。が、なぜか、その基本方針から大きく逸脱し、解体するという計画が進行中なのです。

 

閉校したとは言え、区民の税金を投資して建てた小学校です。いわば区民みんなの財産なのです。そんな区民の財産をビーチコートのために解体してもよいのでしょうか。区民はそれで納得できるのでしょうか。甚だ疑問です。この事業計画は、著しく妥当性を欠くもので行政の裁量権の行使の逸脱であると言わざるを得ません。よって、築29年の旧永福南小学校に計画中のビーチコート整備案については即刻中止すべきです。

 

6月の第二回定例会の文教委員会において、旧永福南小学校跡地ビーチコート整備案を、保育施設整備に切り替えるよう提言しました。杉並区は、待機児童緊急事態宣言を発令し、公園を潰して保育施設を建設するという緊急事態に陥っています。改めて、旧永福南小学校については、保育施設に転用して頂くよう強く主張致します。

 

以下は、第二回定例会閉会後、旧若杉小学校を視察したさいのつぶやきをコピーしました。 旧若杉小学校も、旧永福南小学校と同様に、学校併合により閉校となり、その後、保育施設に転用しています。

 

【旧若杉小学校の視察を終えて①】 

旧若杉小学校跡地については、幼稚園園舎が建替工事のため仮園舎として運営(140名)、保育室(59名/定員70名)、重症心身障害児通所施設わかば、3つの施設に転用しています。本日は、そのうちのひとつ、保育室若杉(直営型)を視察しました。

 

 

 

 

【旧若杉小学校の視察を終えて②】

校庭に幼児用プールを設置、広い廊下、ゆったりした教室、大きな窓、理想的な保育環境です。開園から6年目を迎えるとのことですから、小学校を活用した保育所整備の先進的な取組事例と言えますね。

 

 

 

 

【旧若杉小学校の視察を終えて③】

旧若杉小と同じように学校統合により閉校となった旧永福南小は、昭和62年に竣工しました。昭和56年に新耐震基準が施行された後の建物ですから耐震性の問題はありません。

 

 

 

 

【旧若杉小学校の視察を終えて④】

杉並区は、児童館の代用にもなっている公園を潰して保育施設を建設するという緊急事態です。そんな状況下なのですから旧永福南小についてはビーチコートではなく既存校舎を活用した保育施設を整備すべきです。本日の視察を終えてその思いはより一層強くなりました。

 

https://twitter.com/kimura_yohko

 

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