昨日の夜は、箕面高校の生徒がMITに行ったプログラムについて、
校長とプログラム開発者の方に話を伺いました。



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高校生をボストンに行ってMITや起業家の方と話を聞いたり
自分たちでもビジネスプランを考えるワーク約2週間。


不勉強でしたが、結構有名なようで、メディアなどにも掲載されているようです。



非常に面白そうなプログラム。
アントレ教育やりたいですね。

問題意識を持って、自分の考えを固めて、
プレゼンしてフィードバックして、
改善するというサイクルを2週間で学んでいきます。

小さいことから、チャレンジして、失敗して、の経験を積み重ねることで、
今後もチャレンジできる人材になる、と。


こういう体験を早いうちからできてるといいですよね。


実際にプログラムに参加した学生がちょど席となりで
いろいろと話を聞かせいただいたのですが、
本当に良かったという話でしたし、
MITのプログラムから帰ってきてからも
学習意欲などが高まっているようで効果は高いと思いました。





公立高校でここまで進めてきた校長の手腕は本当にすごいものがあると思います。

箕面高校の日野田校長、実は馬淵教室という
枚方市民なら結構な人が知ってる塾でも講師をやっていた方で、
昔の講師の話でちょっと盛り上がりました。


MITと聞くと私も不勉強なため、
どうしても理系の大学というイメージがありましたが
イノベーションの大学なんだと。


また、
ハーバード大学とMITが巨塔なのですが、

ハーバードは強い個を育てる大学、
MITは協働、チームワークで解決する力を養う大学ということで、
ボリュームゾーンの箕面高校ではMITを選んだという話。

北野高校とかならハーバードのほうがいいんじゃないかという話もありました。



それとともに、
足元見据えた?高教育ならでは?の
不登校の問題や引きこもり、や家庭環境からくる問題にも対応をしなければなりません。






ただ、50~60万は結構なお値段ですよね。



表層的に見ると高いですが、
飛行機代、宿泊代約2週間もコミコミで考えたら
そんなに高くもないですし、
話を聞いてるとそれだけの価値はあると感じましたが、
お金を出せる出せない問題は発生しますね。


ユースホステルでも1泊1.5万円くらいするらしく。

高校生くらいだとわからないかもしれないですが、
2週間の教育プログラムにこれだけのお金を投資してくれる親には感謝ですよね。


直ちに、基礎自治体が担当している領域の
公立小学校・中学校でやるべきかどうかで言うと、
金額の問題であったり、安全面の問題であったりと障壁は多々ありますが、
国内で似たような形で安価に実施するのもいいんじゃないかとも思いました。


参加者は箕面高校1~2年生800人程度対象で、27人参加。
ほかの学校からも数人は参加され、30人程度とのこと。


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■登壇者
長井 悠氏 (ハバタク株式会社 代表取締役)

IBMにてビジネスコンサルタントとして活動後、教育についての問題意識を強くし、同期2人と「世界にハバタク冒険者を増やす。」をスローガンにハバタク株式会社を設立。ベトナムにも支社を設置し、ASEAN圏を中心とした新興国と日本とのビジネス共創プロジェクトを推進している。



白川寧々氏 (ハバタク・タクトピア共同創業者)

中国に生まれ、小学校で日本に来て日本語を学ぶ。国内の女子中高に通っていたが、米国大学への受験を決意し、トップ大学の1つであるDuke大学に進学(この際、英語に関してはほぼ独力でネイティブレベルにまで上達)。大学卒業後はグローバル大手の会計系コンサルティングファームに就職し、多言語能力(英語・中国語・日本語)を活かして活躍。その後、MIT(マサチューセッツ工科大学)にてM.B.A.を取得し、英語教育の分野で起業。




日野田直彦氏(大阪府立箕面高校 校長)

1977年大阪生まれ。帰国子女。帰国後、同志社国際中学・高校に入学し、当時の日本の一般的な教育とは一線を画した教育を受ける。同志社大学卒業後、2000年馬渕教室に入社し、社会科の教科リーダー・研修リーダーなどにもなる。2008年学校法人奈良学園が登美ヶ丘に新設校(現奈良学園登美ヶ丘中学校・高等学校)を立ち上げるになった。その公募に応じ、学校設立に関わる。2014年大阪府の公募等校長制度に応じ、大阪府立箕面高等学校の校長に着任。全国の公立学校で現役最年少(37歳)の校長。



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