振袖は未婚の女性が着るものですし、結婚した、年齢的にもう振袖を着ることはない、というときはリサイクルをしようと考える方も多いでしょう。
リサイクル方法は主に着物をリメイクしてバッグや洋服など別の小物に仕立てる方法、古着屋に買い取ってもらう方法、オークションに出品する方法があります。
着物をリメイクすると言うのは初心者では難しいですが、今はオーダー通りにリメイクしてくれるところがありますので、探してみるのもいいでしょう。
では買取やオークションで着物をリサイクルするときには何か押さえておきたいポイントはあるのでしょうか。
着物のリサイクルとは言え、一般的なものの買取やオークション出品と同じですから、やはり高く買い取って欲しいと思う人が多いです。
ここで一つのポイントとなるのが、着物の査定ができるのは着物の知識を持っている人だけということです。
着物の知識をろくに持っていない人が査定しても、思ったよりも値段は上がりませんし、また実際に自分がこのくらいで買い取って欲しいと思っている価格よりも下回ることはよくあることです。
プロであっても着物の査定は難しいとされているのですが、それは需要が低いこと、流行があまりないことに理由があります。
実際の買取価格も新品で購入したときの10%以下と言われていますので、100万円で購入した着物が50万円や30万円で売れると言うことは考えづらいです。
また値段がつかなかったり、店舗型の買取ショップので、ゼロ円でも引き取り不可の着物もあります。
ただ、有名な作家物や状態が良く比較的新しいもの、サイズが大きいい物であれば査定価格が上がる可能性が十分にありますので、お持ちの方は思い切ってリサイクルしてみてはいかがでしょうか。