ツアー2日目午後、

<苧引き(うーびき)体験>
苧炊きが終わった原皮は、水で洗って灰汁を落とします。(⇒茶色い状態)
それをエービという竹ばさみで挟んで、2~3回しごいて不純物をしごき落とします。
柔らかい繊維は緯糸用、硬い繊維や色のついた繊維は経糸用に分けておきます。
この時も、根元と先端を間違えないように揃えておくことが重要です。
 

プロの方々の作業を見ていると、スーッと軽快に不純物がとれてキレイなリボン状の白く輝いた繊維になるのですが、これがなかなか難しい・・・
私達がやると、不純物が残ってくすんでしまいます。しかもリボン状にならずに丸まって、途中から繊維が切れてしまいますあせる 
 

(左)その後、風邪の当たらない日陰で経糸用と緯糸用を別々に干します。(竿の中心から右側は経糸、左側は緯糸と決められているそうです)
(右)充分に乾燥した繊維は2~3本づつ左手の親指に巻いていき、こぶし大の大きさのチングにします(これをチング巻きと言います)この時も毛羽立たないように根元の方から巻いていきます。(↓左の籠)
 


<苧績み(うーうみ)体験>
ここからは糸作りです。
小さく丸めたチングを30分程水かお湯に浸し軽く絞り、根元から細く裂いていきます。その繊維を(天地を一方向にそろえて)結び繋いでいきます。
 

その際のつなぎ方が独特で、喜如嘉の芭蕉は機結び、抜けないように強く引き、右手に持った小刀で結び目を出来るだけ短く切ります
(他の植物繊維は撚り繋ぎが多いのです。平良美恵子先生によると、喜如嘉の芭蕉布は刃物の文化が出来てからの結び方・・・だから原始布の中では新しい方法なのよニコニコということだそうです。)

(上)喜如嘉の芭蕉布・帯地 (下)喜如嘉の芭蕉布・着尺地 ・・・よ~く見るとどちらも小さな結び目が見えます。



(上)しな布・小物 (中)しな布・帯地 (下)葛布・小物 ・・・こちらは撚り繋ぎ。
他にも苧麻や大麻、藤布など他の原始布と言われるものは殆どが撚り繋ぎです。




皆さんも喜如嘉の芭蕉布を見分ける方法として覚えておくと良いですねニコニコ


工房の片隅で、平良敏子先生が黙々と苧績みをなっさっていらっしゃいます。この工程が、糸の善し悪し、製品の善し悪しを決定付ける肝心の作業です。ベテランの方々がする作業です。
 
出来た糸は苧桶(ウンゾーキ)という竹かごにためていきます。平良先生の績んだ糸は美し~いラブラブ 右手には小刀(シーグ)を常に握りしめています。

私達もこの苧績みを体験させていただいたのですが・・・一生懸命になりすぎて、写真を撮り忘れてしまいましたあせる ま、それほど難しかったということですねドクロ





                 
                  人気ブログランキングへ                       


            にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
            にほんブログ村 ← ブログランキングに参加中ラブラブ


               読者登録してね
AD