ツアー2日目、いよいよ芭蕉布会館にて芭蕉布ワークショップが始まります。
今回の体験は苧剥ぎ、苧引き、苧績みの3工程

もう畑で一仕事(苧剥ぎ)を終えた会館の方々がいらっしゃいました。糸芭蕉の樹液は着いたら落ちないそうで、皆さん完全防備です。


このようなナイフを渡されて、いざ糸芭蕉畑へビックリマーク こちらの畑は約800坪、世界最大の広さだそうです。

芭蕉には、糸芭蕉・花芭蕉・実芭蕉の三種類があります(バナナと一緒の芭蕉科の多年草)。その中で芭蕉布になるのは糸芭蕉ビックリマーク しかも、喜如嘉では繊維を柔らかく、また根元と先の太さを一定にするために、3~9月の間に3・4回、葉落としと芯止めをします。手がかかっているのですね~ぇクラッカー そして、2~3年して成熟したものから糸を採ります。 熟しすぎたもの(トウがたったもの)は「とーばさ」と言って、ランクが下がるのだそうです(人も一緒ビックリマークですかね叫び

ちなみに、こちらはお手入れのされていない野生の芭蕉。横から枝が出てボウボウです。繊維も硬いそうです。見た目もだいぶ違いますね。畑の芭蕉右上矢印は見た目も美し~いニコニコ
 

作業がしやすいように会館の方々が約1.5mくらいの長さに切っておいてくださいました。(苧倒し(うーとーし)) 毎年10~2月頃に行われます。

合格さて、これからの作業で大切なことが一つ!! 決して根元と先との方向性を間違えてはいけないドンッこれは苧剥ぎから糸となって織り上がりまで重要なポイントです(自然布の全般に言えることです)


根元を上にして、その外側の汚れた部分を取り去り・・・ いよいよ苧剥ぎ(うーはぎ)ですビックリマーク
その切り口は玉葱・・いやいや、バラの蕾のように輪層になっています。
それを外側から一枚ずつ剥いでいきます。

さて、作業開始です音譜 まず一番外側の皮の真ん中に小刀を入れ10cmほど剥目を入れておきます(後でその皮一枚を、また表皮と裏皮に分けるので、裂きやすいようにする為)
 
一枚全部に剥目が入ったら、皮一枚を折れないように剥ぎ取ります。
 
内側へ行くほど白くて細くなっていきます。色艶を見ながら、外側からだいたい4枚くらいを目安に4段階に分けます。
 
一番外側の緑色の部分は上皮(うわはー) 座布団やクッション、テーブルクロスなどに使われます。
次が中苧(なはうー) 帯やネクタイ
三番目が中子(なはぐー) ここが一番上質で、きものの生地になります。
最後の芯に一番近いところはきやぎと言い、柔らかくキレイに見えますが茶色に変色しやすいので主に染糸として使われます。
今回剥ぐのは三番目のはなぐーまでしっぽフリフリ


次の作業・・・
一枚ずつにした皮の先端を足で踏んで押さえながら、先ほどの剥目から表皮と裏皮に分けます。この表皮の方から糸をとります。裏皮は芭蕉紙の原料になります。

天地を確認して、表皮を二つ折りにしてまとめておきます。
 


畑での作業はここまで・・・
その後、芭蕉布会館に移動して次の作業に入ります。




                 
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