歴史的英雄も勝負服を知っていた | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

色気のある男を作る外見力コーチ木村です。


スーツのルールは軍服にあり



スーツは着る人の魅力を高める世界標準服、
基本のルールを覚えれば簡単で楽しいもの。


そして歴史的にもこの見た目効果を最大限活用した英雄がいる。
ナポレオン然り、信長然り
歴史に残る軍服のリーダーは衣装の力を知っていた。


軍服は相手を威圧する構築的デザインと
機能性を共存させた、まさに勝負服。


ナポレオンは完璧主義者で知られるラテンの男。
戦争や政治と同じように、おしゃれにも手を抜かなかったと言われる。


手綱さばきが良いようにフロントをカットしたテールコートには、
威厳を強調するエポレット(階級を示す肩章)を配置し。
ウエストコートで体を引きしめ、
フェルト帽のビコーンを目深にかぶってイメージ作りを図った。


ジャック・ルイ・ダヴィッド作
「サン・ベルナール峠を越えるナポレオンボナパルト」




実際は山路をロバで進軍したそうですが、
誰がそんなナポレオンを見たいでしょうか。

ナポレオンも宮廷画家も、
役割とプロパガンダをわかった上で、
カリスマらしく演出したのです。


もちろん、日本の戦国武将、織田信長も
ヨーロッパのビロード製ハット「南蛮笠」の愛好者で、
「信長公記」には正月行事に「黒き南蛮笠を召した」とあります。


軍馬を集めて優劣や調練を検分する「馬揃え」と言う、パレードでは、
白笠、白装の上に赤い礼服を着用。

今も流鏑馬で着られる、
鹿皮製の腰から足先までの長い覆い
「むかばき」を虎皮で作り、
白い葦毛の馬にまたがっていたと言うロックスター級の男前ぶりです。

虎皮に白い馬、想像しただけでシビれる!


現代においても私たちのビジネススーツは、
戦うための服であるといえる。


色を効果的に用いれば気迫で圧す「力」が感じられ、
ピークトラベルのひげのような形は、
相手に威圧感を与える場合があります。


時と場合に合わせて使いこなせば、
スーツは様々な言葉を語るのです。



写真はダリ
彼の髭とスーツの襟の形が同じように尖っている。(ピークトラベル)
そして彼の行き方も作品も同じように尖っているんだよな。