似合うスーツと、着たいスーツはちがう。

「エルメスのスーツからグンゼのパンツ」まで、約9000着の服を着てきてわかったこと教えます。モデル歴30年 木村公一のブログ


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野暮用で3ヶ月アップしていませんでした。
また始めます。

今日は何気に難しいパンツの話。



パンツ選びは、正しいウエスト位置から始まる。


当たり前過ぎる事だけど、
何だろう、
自分の脚の長さに納得がいかないのか
採寸でヨイショッとひと上げしてしまう。


スーツ選びでは、ジャケットにまず目が行くのは当然だが、
ボトムのパンツも油断禁物。
案外採寸間違いで、足が短く見えている人がいますが、
みなさん大丈夫?


スーツスタイルの仕上げ、トレンド感は圧倒的にパンツにある。


クールビズが定着しジャケットなしのスタイルが当たり前になってきた夏のシーズン、
実際以上に足が短く見える気がしたり、内勤女性たちの視線が冷たいなら、
パンツのシルエットが悪いのか、お直しが適切ではなかったからかもしれない。


パンツの基本のルールは、パンツをチェックする際、
「正しいウエスト位置で試着し、シルエットを吟味する」です。


サスペンダー仕様は股上がやや深めの設計が主だが、
ベルトタイプのものは、少し股上が浅めを選ぶ。

試着時にウエストの位置を無意識に上げぎみにする人が多いのですが、
要骨で自然に止まる位置までしっかり下ろすが鉄則。



まずはウエスト位置を決め、可能ならベルトを締めてからチェック。
ウエスト位置を間違えると、実際の股下丈が合わなくなる。
脚の長さは左右違うので、股下丈は左右別々に採寸してもらう。
(今はそこまで微妙に対応してくれる店も少ないと思うけど)

シルエットは時代のトレンドもあるが裾に向かって少し細くなるテーパードパンツが、
より細身で脚長に見せてくれる。


またウエスト周りはすっきりと、ノープリーツかワンタックまでに留めておきたい。


ヒップポケットは本来なかったもので、アメリカ人が拳銃を入れるために考案したもの。
ここは物入れとは思わず、バックスタイルとしてシワがなくプレーンに見えるようにする。


必ず聞かれる裾処理については、フォーマルなシチュエーションでないなら、
ダブルがオススメ、幅は3.5~4.5センチが目安。


合わせたいシューズを履き、
アッパー部分に裾がのって軽くワンクッションはいるくらいが基本。


細身のシルエットならやや短め、太目の場合は長めに好みで調整。


こだわるなら、パンツの裾を前よりカカトのほうを少し長めに斜めにカットした、
モーニングカット、美脚効果がありすっきりと仕上がる。


よく使う写真比較だけど、
これもパンツ選びだけでこれだけシルエットが変わる。
勿論同じ人物。



楽だから、みんな履いているからと言うだけで
ジーンズばかりでは枯れたオッちゃんですよ。


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色気ある男の外見力コーチ木村公一です。

スーツのフロントを構成する重要なデザインパーツに襟がある。


そしてラペル(下襟)とカラー(上襟)が縫い合わされて、
この襟の縫い線をゴージラインと呼ぶ。


ゴージとは峡谷や喉のことで、
このゴージラインはV字のくぼみ(ノッチ)を形成したり、
山を登って頂(ピーク)までのびたり。

これがノッチドラペルやピークトラペルと称される襟の形。

ゴージラインは、スーツがまだ立て襟だった時代の喉のラインで、
ジャケットの襟を立てるとそれがよくわかる。

襟の形はノッチとピークのほかに、
フィッシュマウスやディナージャケットに用いられるショールカラーがある。


ビジネスで着るなら、一般的なノッチドラペルが正解。

ピークトラベルはフォーマル度が増すので、
ビジネスには不向きと考えたほうがいいと思う。

ラペルの太さとゴージラインの位置や角度は、
スーツデザインのトレンドを映す目的にされやすく、
常に変動がある。

しかしスーツのベストバランスは大体決まっているので、
その基本ルールを知っていると売る側に翻弄されなくなる。


ラペルの幅は細いとモード寄りになり、
現在では8.5センチぐらいが適切。


ちなみにラペルが太くなったらネクタイも太く、
「ラペルの幅とネクタイの大剣の幅をほぼ等しく」がスーツのルール。

そして一般的に長身の人はゴージラインの位置が低いスーツ、
小柄の人はゴージラインの位置が高いスーツがベター。

これはゴージラインが高いと視線を上に集め、
バランスよく見えるから。


昔のイタリアンスーツなどでは、
ゴージラインが極端に低めのものが多く見られたが、
背が低い日本人には重心がを低くした服は似合わず、だらしなく映る。


またラペルが切れ込むノッチのラインが肩のラインと平行に近いものを選ぶと、
よりきれいに映る。


鎖骨が左右に伸びるデコルテラインの役目をこのゴージラインが果たしてくれるから。

舞台やショーでもデコルテラインのバランスがいいととても魅了的。

それだけ胸元は、見る人にメッセージを発信する部分なのだと思う。
「胸襟を開いて」語り合うという喩えもあるように、
オープンマインドを示す場所でもある。

下の二枚の写真を見比べても、
ゴージランの位置が高ければ礼儀正しく
緊張感のあるような雰囲気になり、

ゴージラインが低いとカジュアルな雰囲気
緩い感じがする。

この辺が男のスーツスタイルの
面白さであり難しさだと思う。




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色気ある男のための外見コーチ木村公一です。

よく聞く言葉、「ジャケットは肩で着るもの」

これには二つの意味がある。

まずは、「ジャケットは服の重みが全て両肩にのって、肩で受け止めて着る」
という意味。そこで肩にかかる重力が均等に分散されていれば、
スーツ自体の重さは気にならない。


今までモデル撮影で、「これが一流の肩のライン」と思ったものは
ブルックスブラザースのブレザーだった。


カーブや凸凹のある複雑な形をした人間の肩に沿って、
布自体の重みが肩全体にかかるように設計されていて、
一流の縫製技術やアイロンワーク
とはこう言うことかと感心した。

着心地は感覚的なものなので是非ショップで
試着してほしい。




もう一つの意味としては、美学的な観点から、
男のジャケットの見た目が、第一印象の良し悪し、
存在感そのものにまで影響するからです。

人は相手の顔を見ながらコミュニケーションをとります。
その時に顔の土台であるショルダーラインが不安定だと
その人自体に不安定さを感じるからです。


そこでスーツを選ぶ基本ルールとして肝に銘じたいのは
「肩に合わせる」ことなのです。


袖丈や着丈は多少なら補正できます。
しかし、肩を補正する事は出来ません。

肩がフィットせず自分でしっくりこないスーツならば、
色柄やカタチがどんなに好みだったとしても、
すっぱりと諦めて別のものを選びべき。


最近はコンパクトな肩が主流で、
実際の肩幅の内側ぐらいまでショルダー位置が入り込んだ
ジャケットを着ている人も見かけます。


しかし、顔の大きな日本人は、
スーツのショルダー位置が肩より
少し張り出すくらいのパットが入っているほうが、
小顔に見えると思っています。


そして肩のラインで忘れていけないのは、
ショルダーの延長にあり、
肩と一体となっているアームホール。


試着時に、可動域のことを考えて
オーバーサイズにならないように注意が必要。

案外気が付かないが、やんか野暮ったいなと思うスーツスタイルは
ここら辺のアンバランスが原因かもしれない。

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色気ある男を作る外見コーチ木村公一です。

スーツはシングルブレスト、
2つボタンか段返り3つボタンが基本


今日はスーツのデザインについて。

ファッションブランドやメディアは、
絶えず新しい流行生み出そうとしています。


例えば「今シーズンはクラッシックなスリーピースとダブルブレストが復活」
などと消費欲を煽る。


でも実際のところ、ビジネスの場にふさわしいのは
「シングルブレストのツーピース」。

ビジネスにおいてのスマートスーツは、
これ限定で構わないと思う。


騎士階級のフロックコートを起源とするダブルブレストだと、
威厳を高めるデザインからしてもイメージは限定的。

多くの35歳にとっては仕事相手とのアンバランスから、
大部分は不適当なのではないかと思う。


女性に人気があるなスリーピースは、
服を重ねて着るとよりかしこまった印象が強くなるので、
今では演出過多の感がある。

オフィスでジャケットを脱いだ
ベストスタイルはとてもエネルギッシュに見えて、
個人的には好きですが。




さらにボタンの数も重要。
シングルブレストの二つボタンで上一つ留めか、
段帰り三つボタンの真ん中一つ留め。
この二つのタイプ。


ジャケットの起源になるフロックコートは元々5つボタンで、
上二つボタンを外して折り返し、ラペルにしたもの。

その名残を留める段帰り三つボタンはラペルのロールが立体的で美しく、
よりクラッシックな流れを汲む、
一方、二つボタンはコンパクトでややモダンな感じがする。


どちらのタイプでも、下から二番目のボタンを留めるのがルール。

このボタンの位置=服の重心が、
へその上のみぞおちあたりに来るようにすると、
着こなしのバランスがよく見える。


さらにスーツのシルエットは、大まかに3タイプ。

自然な肩線を持つソフト志向のラテンの系と、
肩パットを生かして構築的はイギリス系、
そしてシェイプをきつくせずラフでリラックス感を追求したアメリカ系。

現代はミックス化も進んでいるが、
インポートスーツを選ぶ際の目安としてもいいかもしれない。


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色気ある男を作る外見コーチ木村公一です。


今回モデルとして台湾に行って来ました。

無事に台湾CM撮影は終了。


台湾は規制が厳しくなく大体何処でも撮影可能。

本当に何処でもOKなんです。

{E2FD6D4E-8C97-4DDD-A273-3116887A230A:01}


日本だと街の撮影は
各管轄下の許可が必要になり
これが大変らしく、
スタジオ撮影になって行くらしい。


今回の撮影は、
同じクライアントの二回目のオファーで、監督、カメラマン、照明さん、
全て同じスタッフだった。

かなりの長時間撮影だったけど、
気が合っているとあまり疲れない。

{A9FFED4B-1147-4F22-AD8D-C0C275C50D52:01}


撮影では照明技術の役割の
大きさをご存じですか。


どんなに良い構成、
ストーリーも光り次第で
どうにでも見えたりする。


有能な照明技術は全体の流れ、
雰囲気を読んでそれにふさわしい
光りの世界を見事に作り上げる。


そして、私たち演者も
光りを当ててもらわないと
見えない。

役を与えられて
ストーリーを生き
光りを当ててもらう。


人生みたいでしょ。

台湾のなんとも言えない雰囲気が好き。

{9B47B0F4-AF79-4D5E-AD0E-AB3CBD566F73:01}

{F37636AE-6C4A-48ED-A11D-1D653FE8372D:01}



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