横浜オフ会/田中大介先生のお話 ③ | 起立性調節障害~ありのままに~

起立性調節障害~ありのままに~

浪人?を経て大学に進学した息子が、起立性調節障害(OD)です。 中学に入学して朝起きられなくなり、遅刻欠席の嵐。高校は自主退学。
病気の事、学校に行けない事(不登校)、、 いろいろ苦しかったけど、今はODになったことをありがたいと思っている私です。

 

田中先生のお話しの続きです



質問コーナーです


Q 「大きくなった子供は何科に行けばいいですか」

A 「日本小児科学会では、20歳までを小児科としています。

  子供の心の相談医というところがあるので、参考下さい」

*日本小児科医会のHPから、検索ができます*

  田中先生は、月に1度戸塚に診療に来られているそうです

  ⇒「戸塚共立おとキッズ」です



Q 「鬱病との違いは何でしょう?」

A 「鬱病の診断基準があり、それによって判断します。

  他の事を否定しながら、診断が確立することがあります

  (睡眠薬を飲んでいるとか)
 
  精神科と小児科は専門が違うので、落とし穴があります

  鬱病になってくると、午前と午後で大きな違いはありません

  甲状腺機能の低下は鬱と間違えられやすいです

  何か、違うなと思ったら、セカンドオピニオンを勧めます

  直感的な母親の感は、すごくよく当ります」



Q 「良くなった方もいらっしゃいますか」

A 「循環器系の症状のお子さんは薬の効きがよく
  
   早く治る方もいます」


  「まず30代で受診する方はいません

   20代では激減します。」


Q 「進学に関しては」

A 「中3だとそろそろ受験の話が出てきますが

  定時制が良いと思います。

  自尊感情とモチベーションを上げていく経験が必要です」


 「中学で行けなくても、高校を通信制に進んだり、高認を

  とったりすることもあります」

そのお子さんにあった、ポイントを見つけてあげる。

起きて楽に過ごせる時間を探すこと

その時間が、その子供に一番ベストな時間であること


お水を飲むとか、ぱっと起きあがらないとか

きりこみながら、自分のポイントを探すのが必要

朝早くに起きて登校できない子供は、朝早い時間はその子供にとって

ベストの時間ではないということです。

必ず朝からでないと、登校しないというお子さんもいます

どちらが良い訳ではないので、フォローが必要です。


子供を信じてあげる。


たまにお父さんが子供を褒めてあげるのも

よいかもしれません。



~~以上田中先生のお話しでした。

貴重な時間を私たちのために、ありがとうございました。

子供を信じる、エネルギーを貯めることが大切という事を

学びました。

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予定時間を大幅に過ぎても、お答え下さり、

先生のその後が心配になるほどでしたが、

先生のあたたかいお気持ちを胸に

ここから、横浜オフ会、スタートです。


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小児科は20歳までという、衝撃的なお話しでしたが

こんな所もあるようです

{A93E0459-0AE0-459A-8825-29741704E492:01}

もう少し続きます

えっ、((((;゚Д゚))))))) まだ?



追記:
↑の、進学先は定時制がよいというのは、
定時制のみを勧められていたのではありません^^

お子さんの体調や希望にあった学校を選択して下さいね。
ODで、全日制で頑張っていらっしゃる方もあれば、
通信制、定時制、高卒認定、
それぞれの進路がありますよ、、、ということです^^

今、病気で辛い思いをしているお子さん、
それぞれにあった学びの場が
ありますように。


    元記事は→こちら