木又 誠次の大工日本一への道 -50ページ目
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青年団の寄り合い

こんばんは、大工の木又です。


今日は休みだったのですが、秋祭に向けての


青年団の寄り合いに行ってきました。





木又 誠次の大工日本一への道



僕達の住んでる町は四條畷市と言う小さな町です。


大阪の端っこの方にあって、人工5万5千人程度の


特に目立った所もなく、至って平凡な町です。


同じ大阪人でも「京都ですか?」と言われる位。




そんな四條畷を活気づけようと奮起したのは、2005年の夏。


地元四條畷が寂れて来ているのを、目の当たりにしていた


僕達は、仲間同士で酒を飲んでる時に、「祭でもして、


四條畷を盛り上げたろかいな!」と言う話になりました。


「若い元気ある俺たちがやらな、この町は盛り上がらんぞ!」


酒の勢いがかなりありましたが、そうして僕らの祭は


始まりました。




その名も  畷 祭 (なわてまつり)


四條畷青年団



木又 誠次の大工日本一への道




勢い任せで始めたのですが、二十代の若者だけの祭と


言う事もあり、どこの町内会ですか?と言われる様な


感じでなかなか思う様にいかず、一年目の時は


かなり大変でした。そんな祭も試行錯誤を重ねて


今年で五回目となります。




年々、地元四條畷の人達にも理解してもらえるように


なり、多くの方々に協力してもらえるようになって来ました。


この勢いで少しでも四條畷を盛り上げれるように


頑張りたいと思っています。




四條畷青年団 団長 木又誠次




木又 誠次の大工日本一への道

大工になった理由

今日は大工になった理由を少し話したいと思います。



僕の実家は親父が工務店をしていまして、物心がついた時には


大工見習いのお兄ちゃん達と一緒に生活をしていました。


食事なども共にしていたので、自然と大工さんに囲まれた生活でした。


自分と一緒に遊んでくれるお兄ちゃん達が大工さんだったので、


小学校に上がる頃には「僕も大工さんになりたい」と言っていた様です。




小、中学校と通い、高校を選ぶ時は何の迷いもなく、


建築科のある高校を選んでました。


中学、高校では部活のサッカーに明け暮れる毎日でしたが、高校三年間は一度も


レギュラーにはなれずに応援団長と言うポジションを守っていました。


それでも辞めずに続けて、卒業する時に「俺はサッカーでは負けたけど、


俺の本業は建築や!せやから建築の世界に入ったら、誰にも負けへんぞ!」


と言う思いで、親に頼んで大阪工業技術専門学校という建築の専門学校に


二年間行かせてもらいました。




二十歳になったら世の中に出て働きたいと思っていたので、


二年間は気合を入れて建築に取り組みました。


(でも好きな授業と嫌いな授業で極端に成績に開きはありましたが・・・)


専門学校に通ってるうちに建築設計の魅力にもどんどん


引き込まれて行きました。


二年間を通じて、自分は何が好きで何が嫌いなのかをとことん考え、


「じっとしていても何も始まらん」という意気込みの中、


休みになるとバックパックを背負って色んな所を旅するようになり、


日本は京都を皮切りに、中国地方、九州地方、沖縄、八重山諸島郡、


タイ、インド、スリランカなど様々な場所を、若さを武器に野宿やヒッチハイクを


中心にまわりました。




そんな中で一つの事に気がつきました。


「俺は土臭いのが好きやなー」


建築を無機質と有機質に分けるとするなら、有機質。


木であったり、土であったり、草や水や空気など、そういうものに惹かれてると


言うことに気がつきました。


自分のルーツをたどると、父は大工、祖父は林業、曾祖父は石屋、曾曾祖父は


山の民で、その前はコマタ爺と言う人だったそうで、全て山の人間だったそうです。


恐らくもう少したどれば、猿に行き着いたのでしょうか、


やはり本能がそれを求めていたのでしょうか。




専門学校の卒業制作は構想期間二年と称して、自分の家を設計しました。


木造で一部平屋建て、一部二階建ての住宅でした。


1/20の模型も全て本物の材料を使い、材木は桧、壁は土佐漆喰、塗料は柿渋などで作り、


部屋の呼び名さえも全て部屋の使う目的に合わせた名前を付けていきました。


その結果、卒業設計最優秀賞と大阪府建築士会賞を貰いました。




それで勢いに乗った僕は「俺はこの家を建てるために大工になる!」と決意したのでした。



ブログ始めます!


木又 誠次の大工日本一への道

今日からブログを始める事になってしまいました。


大工の木又です。


かなりアナログな人生を歩んだ来たので、


戸惑いもありますが大工道を突き進むために


頑張ります!


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