「マイブレイス式呼吸法」の倉橋竜哉さんによると、
多くの長期的に成功してる経営者に会って話をしてみてわかったことは、
みなさん「穏やかで深い呼吸をされていた」ということだそうです。
「我が強くて鼻息が荒い人が成功する」というイメージは間違っていたのです。
心が緊張したり、イライラしたり、怒ったりすると、呼吸が小刻みで浅くなります。
そして、いつも呼吸が浅い人は、簡単に周りの環境やストレスから影響を受けてしまうそうです。
その人の心と体の状態は、「息づかい」つまり呼吸に包み隠さず現れてくるものです。
なので、「呼吸」を意識的に、いつも穏やかで深いものに変えていけば、
心と体の状態を変えていくことができ、さらには、
周りの環境やストレスから簡単に影響を受けない安定した強い心身に変えていくことができます。
これは、倉橋さんのみならず、武道をやっている人なら誰しもが納得がいく話ではないでしょうか。
では、そのためにどうするか? 倉橋さんによれば、
「息を吐くとき、吸うとき、ただ自分の息を自分で感じるだけ」でも、
心を穏やかにする効果があるそうです。
自分の呼吸を感じることに集中する「呼吸法」というのでしょうか。
これは、正座していなくても、騒がしい場所でも、くだらない会議の途中でも、
いつでもどこでも誰にでもできる一番簡単な呼吸法と言えるでしょう。
ただし、一番難しいのは、これを「習慣化」することだと指摘されています。
「呼吸法」とは、自然に無意識にできる呼吸を「あえて意識して行う」ことだと言っておられます。
毎日少しづつでも、必ず、自分の呼吸に意識を向けて、穏やかで深い呼吸を実感してみましょう。
倉橋さんによれば、呼吸をしながら呼吸の数をかぞえるとか、
何かお経のようなものを声をだしながら息を長く出し続けるとか、
色々な呼吸法の種類があるようです。
私は、毎日寝る前と、ストレスを感じた時などに、
呼吸に意識を向けるようにしたいなと思っています。
是非、呼吸法を自分の習慣なかに取り入れたいものですね。