本当の自分の正体を知る

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目に見えない一つの氣体、

ぜんぜん感覚できないけれども、

とにかく現在の自分を生かしてくれている

この「氣」こそが自分なんだ。

これが信念化されちまうと、

生きる力が強くなるんだよ。

(中村天風「心が強くなる言葉」より)


本当の「自分」の正体とは、

自分の肉体ではなく、自分の心でもなく、

自分を生かしてくれている「氣」が自分自身だと、

教えておられます。


そして、この身体を自分だと思ってはいけない、

この身体は、本当の自分(氣)が着ている「生命の着物」なんだ、

そのように理解しなさい、とも言っておられます。

どうしても、着物が(身体)が自分自身だと勘違いしやすいですね。


細胞でできた生命の着物(身体)は、時々、病気という、ほころびが出てくることがあります。

ほころびが出てきた着物を治すためには、まず本当の自分(氣)がしっかりしないと、

治せるものもなおせません。

そして、自分(氣)と生命の着物(身体)の間にある「心」を使って、

生命の着物に出てきたほころびを、少しづつ治していけばよいのです。

しかし、この「心」がやっかいなもので、着物の素材である細胞たちにとって、

薬にも毒にもなってしまいます。

細胞にとって「感謝」は薬に、「怒りや怖れ」は毒になります。

これが何故だか私にはわかりませんが、古来から多くの人による経験則です。


なので、本当の自分(氣)を大切にして、天地自然の氣を感じ、交流させるように心がけ、

そして自分を包んでくれている細胞たちには、いつも感謝の薬をあげるようにすれば、

健康で幸せな人生を送ることができる、ということではないでしょうか。

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陰陽の理、顕幽転換の理

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中国の儒学者の朱子という人が、

「天地の間、陰陽にあらざるはなし。
一動一静、一語一黙、皆これ陰陽の理なり」
と言われたそうです。

昔、一度とりあげたテーマですが、
天地万物の生長発展の根源には「陰陽の理」があるということです。

自然界のすべての現象には全て陰(マイナス)と陽(プラス)の両面が存在し、しかも陰陽の運動変化により天地万物の生成発展が起こっていくということです。

「陰陽」というと、なんだか占いに出てきそうですが、あまり普段の生活のなかで陰陽を意識したり、実感している人はかなり少ないかもしれません。でも、我々の生活自体も「天地の間」にあるわけですから、陰陽の理に支配されていると言えるでしょう。

例えば、「自分はもっとプラスの人生を送りたい、プラス志向になりたい」と思っている人は、
ほぼ全員、非常にマイナスの状態で、精神的にもどん底の状態を経験しています。

また、病気になってはじめて、健康のありがたさを実感し、家族のありがたさを知ることになります。
観方によっては、そういうマイナスの状況がプラスの力を生み出しているとも言えるでしょう。

さらに、もっと深く観ていくと、陰と陽とが表裏一体になっていることもあります。

人は起きていると寝たいと思い、寝ていれば起きたいと思い、働いていると休みたい、仕事がないと働きたい、暑いと寒いのを恋しがり、寒くなれば暑いのを恋しがる。

深い愛情の裏にも、憎しみの種が隠れていることがあります。
男女の恋愛関係をみていると、それがみえることがあります。

逆に深い憎しみの裏にも、深い愛情が隠れていることがあります。
親子関係で悩んでいる人は、目にみえない複雑な感情がからんでいます。

成功の頂点にいるときこそ、一番の転落のリスクのなかにあります。
苦難のなかにいるときこそ、大きな成功の種に巡り会います。

目に見えるもの(顕)の裏には、目に見えない世界(幽)が同時にあることを
「顕幽一体」といいます。

そして、今は目に見えない世界でも、いずれ目に見えてきます。

ですから、何か現実に嫌なことが起こっていても、それに囚われてはいけません。

どんなに苦しくても、心に希望を持っていれば、現実の裏にある目に見えない世界が変わりはじめ、
そして、いずれ目に見える世界も変わっていきます。

これを「顕幽転換の理」と言います。

だから、どんなときにも、心の中はいつもプラスにしていることが重要なのですよ。

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天の声を感じる

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古来、発明といい、発見という。

それはちょっとしたことを見出して

「天の暗示」をつかんだことから始まっている。

かと思うと、最も大切なことをウッカリ忘れて

大きな禍いを招くこともある。

われわれは心を明るくして、

生活環境のあらゆる事から「天の声」を聞きとらねばならぬ。

そこに人生の幸福がある。

(「常岡一郎一日一言」(致知出版)より)


私は「天の声」というのを聞いたことがありません・・・


でも、霊感が強く、木や石ともお話ができるという人から、

「木や石の声っていうけど「明瞭な言葉」というよりも「なにかを感じる」に近いものだ」

という話をお聞きしました・・・それなら私にもあります!!


この前、車を運転していて、前の道が分かれていて、

「そこは右にまがれ!」と言われたような気がして、右に曲がったら、

しばらくいくと行き止まりでした・・・


でも、仕事で右に行くべきか左に行くべきか本当に迷っているときに、

朝、目が覚めるか覚めないような時間に

「右にいくのが大切だよー」と誰かに言われたような気がして。

実際にそのように判断をすると結果的に正しかった、ということもあります。


たぶん、そういう声のようなものは、混線や雑音が入りやすいのだと思います。

自分の我欲のような心の汚れが邪魔したり、変な雑音を呼んだりするのでしょう。


なので、いつも少しでも自分の心の汚れを落とすように努力して、

心を深く、しーんと静めていると、だんだんに、

そういう天の声が聞こえてくる(感じるようになる)のではないでしょうか。

たぶん、朝のまどろみの状態は、自我がまだ起きていないので、感じやすいのでしょうね。


この新しい一年を、楽しく、幸せな一年とするためにも、

日常生活のなかで、天の声や天の暗示を、感じたり気付けるような自分となれるように、

心のアンテナの汚れをきれいにしていきたいなと思います。

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天を仰いで深呼吸を

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心が小さくなったときは

天を仰いで

大きく息をしよう

大宇宙の無限の力を

吸引摂取しよう

(「坂村真民一日一言」(致知出版)より)


心は大きくも小さくも、

柔らかくも固くも、

変幻自在に変えることができます。

でも、ほおっておくと自然に、小さく固くなりやすいものです。

小さく固まった心のままにしておくと、

人生辛いことばかりのような錯覚に苦しんでしまいがちです。

なので、たまには満点の星空を眺めて、大きく深呼吸してみてはどうでしょう。

ちっぽけで、固まってしまったあなたの心も、

無限の大宇宙を感じることによって、

大きく柔らかく、そして愛のエネルギーに満ちた心に変わることでしょう。

慌ただしい年末ですが、一瞬でもそんな時間がもてたらよいですね。

みなさん、良い新年をお迎えください。

自分の運命を創る力

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自分の運命は「自分で創る」べきものです。

自分の人生に起こることを「運命だ」と受け身的に考える人も多いようですが、

そういう人は、逆境に流されやすく、不満をもちながらそのまま受け入れてしまう傾向があります。

しかし、運命を自分で創ろうとしている人には、

自分の理想とは真逆の「逆境」にも、毅然としてそれを乗り越える力が湧いてきます。


現実の人生においては「逆境」だらけですので、

誰もが、自分にそんな強い力が湧いてくればいいなあと思うでしょう。

実は、それは誰にでも、日常生活でのちょっとした努力から得られる力なのです。


こちらからあたまをさげる
こちらからあいさつをする

こちらから手を合わせる
こちらから詫びる
こちらから声をかける

すべてこちらからすれば
争いもなくなごやかにいく

仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなにか喜ばれることだろう

(「坂村真民一日一言」(致知出版)より)


日常生活のなかで、いつも「こちらから先に動くこと」

これを繰り返し、習慣とすることで、

自分の運命を創るような大きな力を得ることができます。


そう聞けば、簡単なことのようですが、

いつも受け身の人生の人にとっては、最初はとてつもなく大きな勇気が必要です。

そう、その勇気こそが、あなたの人生を変える大きな力を与えてくれるのです。


「おはよー」って人に言われて、なんとなく応えるのか、

自分から「おはよー」って声をかけるのか。

そこから自分の人生が変わっていくのです。


自分からあいさつする

自分から靴をそろえる

それができたら、自分から自分の人生の目標を持つ・・・ということもできるでしょう。

寝る前の大切な時間

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腹が立つ・・・眠れない。

心配でたまらぬ・・・眠れない。

悲しい・・・眠れない。

快い眠りが出来ないのは、

自分に囚われているからである。

「我」がぬけきれないで、自分を抱いている。

それでは天地の御親に抱きかかえてもらうことができない。

(「常岡一郎一日一言」(致知出版)より)


「一日のはじまりは寝床に入る前から」です。

腹を立てたり、心配事をもったままで寝床に入ることは、

一日のはじまりからマイナスに振り回されているわけですから、

不眠になるのはあたりまえ、とも言えるでしょう。

その日にたとえ嫌なことが一杯あったとしても、

寝る前にはお風呂に入ってリラックスして、

嫌なことや心配事は、呼吸と一緒に外に吐き出して、

短時間でも、心のなかを空っぽにする時間を持てば、かなり違ってきます。

我を吐き出して、良くも悪くも一日のご縁のすべてに感謝して、

あとは唯々心を空っぽにすれば、そこに良い氣が入ってきます。

それこそが、常岡先生が言われる「天地の御親のエネルギー」かもしれません。

一回では感じなくても、続けるとだんだん感じるようになってきます。

それに満たされて寝床に入り、天地に包まれて一日をはじめることができれば・・・

きっと快眠ができるに違いありません。

寝床での一日のはじまりを、本気で大切にしましょう。

子供の導き方

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子供が道に迷っている。

その時、まず光をつけてやること。それで道が照らされる。

その道の中でいずれが正しいか。これをたのしく教える。

これが賢明な親のやり方であろう。

いかなる場合でも心を開く。まず自分の心に光をつけること。

相手を明るく照らして道を教えることが大切である。

(「常岡一郎一日一言」(致知出版)より)


子供が何の悩みもなく育つということは、まずないことでしょう。

友達関係、勉強、将来のこと、たくさんのことで迷うのが子供です。

悩み、迷うから成長するとも言えます。

そんなとき、

子供は暗闇の不安のなかで、まず自分のまえにある道を照らして欲しいだけなのに、

いきなり「こうしなさい」とか「なんでそうするの?」とか

親の我欲から、ますます道がみえなくなるように邪魔したり攻撃する親がいるようです。

そうなると子供は心を閉ざし、ますます暗闇のなかに迷い込んでいきます。

邪魔ばかりする親が近くにいるのだから、あたりまえと言えば、あたりまえです。


子供に接する親自身がいつも明るく、上機嫌であることが一番大事でしょう。

そして、すべてが明るくなるように子供と道を照らしてあげることでしょう。

いつも怒って機嫌の悪い親とか、暗くて最悪ですよね。

この道に行けといきなり押し付けるのではなく、

全体をあかるく照らして、まずは安心して道を選べる状態にしてあげることです。

子供を導くのは、すべて親自身の心の問題とも言えるように思います。

親自身の成長のための修行ですね。

未来を願うな

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過去を思うな
未来を願うな
今なすべきことをなせ

と釈迦は言っています
(藤尾秀昭「ポケット修養訓」より)


これは、仏典に以下のような内容があるようです。

過去を追うな。
未来を願うな。

過去はすでに捨てられた。
未来はまだやって来ない。

だから現在のことがらを、
現在においてよく観察し、
揺ぐことなく動ずることなく、
よく見きわめて実践すべし。

ただ今日なすべきことを熱心になせ。


・・・如何でしょうか?

私はこれを読んで、
過去のことをくよくよ思い出さずに、
「今なすべきことをなせ・・・」
これはよく理解できました。

しかし「未来を願うな・・・」がよく理解できませんでした。

誰でも、未来を願うものではないでしょうか?
これをどのように理解すればよいでしょうか


私の理解では、
未来は願うものでも、心配するものでもなく、
「今この瞬間に自分自身が創るものだ」
ということを教えておられるのだと思います。

未来について何かの目標を持つことはとても大切だと思います。

しかし、今この瞬間の自分が、それが実現できるかどうか不安になったり
神頼みをしていては、何も実現しないということでしょう。

そんな暇があったら
「今この瞬間に自分ができることに集中せよ」ということです。
未来ではなく、「今この瞬間」だけが重要だということです。

「今この瞬間に自分ができること」とは、

未来のイメージを具体的に描くこと、
そのためのあらゆる準備・努力を精一杯すること、
それだけです。

「未来を願わず、未来に向けて今この瞬間を精一杯生きること」
それが大切なことだと教えておられるのではないでしょうか。

心の消化力

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心を常に明るく生かす道はどこにあるか。

それは心の消化力を強めることである。

なぜだろう、どうしてだろう、うなずけない

というのは心を暗くする、疲れさせる。

なるほど、ウム、よくわかったといえば心は晴れる、明るくなる。

よく心で消化するからである。
(「常岡一郎一日一言」(致知出版)より)


心の消化力を高めるためには、

まず自分に起こることの基本法則を知り基本対応を用意しておくことです。


ひとつは、善因善果、悪因悪果。

自分がつくった原因、与えたものが結果として返ってくるということ。

もうひとつは、困難は克服できる人のところにやってくる、ということ。

そして最後は、渡部昇一先生が言われていましたが、

「自分の意志で自由にならない範囲をしっかりと見極め、

地震や天災など自分で自由にならないことには絶対心を動かされない」

ということです。

他にも色々あると思いますが、とにかく、うじうじいつまでも考えずに、

さっと考えて、潔く自らを反省し、周りのお蔭様に気付き感謝することです。

そういう明るい心を持てれば、おのずと明るい人生がやってくるに違いありません。

腹で受け止める

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今までは、すべての感情の衝動や刺激を、
心ですぐ受けて、驚きあるいは怒り、
あるいは悲しんでいたろう。

今度はそれを、
腹で受けるようにしてごらん、腹で。

心で受けると、
どうしても衝撃が大きいんですよ。
(中村天風「心が強くなる言葉」より)


心は常にプラスに積極的に使いたいものです。

でも、誰かに悪口を言われたとか、怒られたとか、裏切られたとか、
日常的にたくさんのマイナスの刺激がやってきます。

心はとてもデリケートでもあるので、
すぐに傷つきやすく、簡単にマイナスになりやすいものです。

なので、天風先生が言われるように、マイナスの刺激が押し寄せてきたら、
心で受け止めるのでなく、腹で受け止めるようにしてはどうでしょうか。


自分の心がマイナスの刺激を受けて激しく動揺する前に、「ちょっと待った!!」をして、
まずはお腹で受け止めるようにしてみましょう。

お腹といっても、下の方、下丹田と言われるあたりで受け止めるのです。
そこには、ヨガなどで言われる「第二チャクラ」という重要な場所があります。

そこで一旦受け止めるだけで、かなり冷静に心が受け止められるようになります。

さらに、私の場合は、下丹田に大きな無限容量のダストシューターの穴があるとイメージしていて、
嫌な感情は、そこにポイッと捨てて「あ、消えた!!」と思って、あとは考えないようにしてます。

マイナスな嫌な感情というのは、うまく処理しないと、ずっとネチネチまとわり付きます。
そのままにしておくと、心はもちろん身体にまで影響が出てくるかもしれません。

お腹を大切にして、お腹にある無限のパワーを使って、マイナスの刺激に対処するようにすれば、人生がかなり楽になるように思います。