こんにちは。
久しぶりに更新します。
今回は一般自転車に採用されているセレクター式ギアクランクとBBの撤去作業です。
もうほとんど問屋にも在庫がなく、現行でこれを使っている車種はありません。
まだ使える状態ではありますが、補修部品が無いのと、左側がゆるんでくるという特有の欠点があるため普通のカップコーン式に交換します。
まずは右クランクを外したところです。
普通ならチェーンリングもくっついて外れるのですが、セレクター式はここの歯数を選択できるというのが利点でした。
チェーンリングを外します。
続いて左側のクランクを外します。
左側のロックナットが見えてきました。
このロックナットを外すには22ミリの薄型スパナと22ミリのスパナが必要です。
薄いほうでベアリングの玉押しをとめておき、ロックナット(逆ネジ)をゆるめます。
外れました。続いてシャフトを固定して玉押しを外します。
いったんゆるむとあとは手で回したら外れます。
左側のベアリングが見えてきました。
この状態でようやく右側からシャフトを抜き取ることができます。
部品を順番どおりに並べるとこうなります。
これでフレームに左右のワンが残ります。
このギザギザに合わせてシマノの「TLーFW20」という工具を使います。その昔、FFのスプロケの取り外しで使われていたモノです。
本来ならこのワン専用のもう少し長いモノが存在しますが手持ちが無いためこちらで代用します。工具のかかりは浅くなりますがゆるめるのに問題はありません。
ゆるんだら手で外せます。
続いて右側のワンを外します。まずはチェーンカバーの台座プレートをとめているロックナットを外します。
左側と同じ手順で右側を外します。
右ワンは逆ネジなので時計回りにゆるめます。
外れました。
クリーナーで積年の汚れを落とします。
右側、左側ともにネジ山を傷めることなくクリーニング完了です。
これでカップコーン式の受け入れ態勢は整いました。
敷島自転車というシールが時代を感じさせますね。(笑)
久しぶりに更新します。
今回は一般自転車に採用されているセレクター式ギアクランクとBBの撤去作業です。
もうほとんど問屋にも在庫がなく、現行でこれを使っている車種はありません。
まだ使える状態ではありますが、補修部品が無いのと、左側がゆるんでくるという特有の欠点があるため普通のカップコーン式に交換します。
まずは右クランクを外したところです。
普通ならチェーンリングもくっついて外れるのですが、セレクター式はここの歯数を選択できるというのが利点でした。
チェーンリングを外します。
続いて左側のクランクを外します。
左側のロックナットが見えてきました。
このロックナットを外すには22ミリの薄型スパナと22ミリのスパナが必要です。
薄いほうでベアリングの玉押しをとめておき、ロックナット(逆ネジ)をゆるめます。
外れました。続いてシャフトを固定して玉押しを外します。
いったんゆるむとあとは手で回したら外れます。
左側のベアリングが見えてきました。
この状態でようやく右側からシャフトを抜き取ることができます。
部品を順番どおりに並べるとこうなります。
これでフレームに左右のワンが残ります。
このギザギザに合わせてシマノの「TLーFW20」という工具を使います。その昔、FFのスプロケの取り外しで使われていたモノです。
本来ならこのワン専用のもう少し長いモノが存在しますが手持ちが無いためこちらで代用します。工具のかかりは浅くなりますがゆるめるのに問題はありません。
ゆるんだら手で外せます。
続いて右側のワンを外します。まずはチェーンカバーの台座プレートをとめているロックナットを外します。
左側と同じ手順で右側を外します。
右ワンは逆ネジなので時計回りにゆるめます。
外れました。
クリーナーで積年の汚れを落とします。
右側、左側ともにネジ山を傷めることなくクリーニング完了です。
これでカップコーン式の受け入れ態勢は整いました。
敷島自転車というシールが時代を感じさせますね。(笑)