今日も○○(マルマル)な自転車生活

CANYON Ultimate CF9.0SLでロングライドやらポタリングやら。
基本的に山はのんびり登ります。

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ブルベ装備のお話その3でございます。

 

その1 その2 はこちら。

 

今回取り上げる一発目はこちら

【荷物の積み方どうしよう問題】

600kmブルベの制限時間は40時間。

去年は38時間半、今年は38時間弱で完走していますが、

どっちにしてもまる1日以上走っているわけです。

 

中には仮眠も取らずにとにかく速く走る!

という人もいますが私には(ヾノ・∀・`)ムリムリ

 

仮眠を取るついでに着替えもしたいし、

サッパリもしたいしと思うと自然と荷物は多くなります。

【2016】

初めて400km以上のブルベに参加したのは昨年のBRM1008

富士山を周るコースでした。

その時の装備が上の写真。

トップチューブバックにおやつポーチ、サドルバッグには

GIANTのリーズナブルなのに巨大なもの。

サドルバッグには着替えのアンダー、着替えのジャージとレーパン、

レインウェア、輪行袋、ファーストエイドキット等々色々詰め込んでいました。

 

トップチューブバックにはバッテリーと鍵などを入れて

おやつポーチには補給食を入れていました。

 

この装備ではサドルバッグが重すぎて、上りのダンシングで

予想以上に左右に持って行かれます。

トップチューブバックも使っているうちに、頻繁に使いたいものを詰め込む

ようになって容量不足を感じるようになっていました。

 

【2017】

今回の出走時スタイルが上の写真です。

サドルバッグをRawLow MounteainWorksのBike'nHikeBagに更新。

容量は若干GIANT製には劣るものの、外してリュックサックとして

使えたり車体への固定がしやすく出来ていたりと使い勝手が良い物です。

こちらにはレインウェアや鍵などを入れていました。

 

そしてトップチューブバックはやめて

APIDURAのフレームバックを装備。

ボトルの抜き差しはしにくくなるものの容量はトップチューブバックよりも

多くなりサドルバッグでの容量低下を補えます。

こちらにはバッテリー類、薬、エマージェンシーシート、ウィンドブレーカー

予備チューブなどを入れて、フートポーチにはガムや補給食を入れていました。

 

フレームバックは手元からのアクセス性が良いのも良いところ。

なんなら普段のライドでもサドルバッグではなくフレームバックの方が

良いかもと思うほどです。

 

携帯工具などはツール缶に入れてダウンチューブ下の増設ゲージに装着。

これで600kmは走れる装備が比較的余裕を持って入れられました。

 

また前回の600kmでは着替えのジャージとレーパンを持っていきましたが、

今回は無し。

持っていく荷物自体も軽量化することができました。

その代わり、大阪到着時には自分でも分かるくらい汗臭かったですがwww

 

満足度★★★★★

防水性能があるフレームバックにすれば良かったかなとも思いますが、

値段と自分のバイクのサイズの折り合いをつけた結果なので良しとします。

 

最後の問題は

【手のしびれどうしよう問題】

これも去年の600kmでは大きなダメージとなった問題です。

手のひらから左親指の付け根を中心に弱い痺れが3週間ほど続きました。

サドル問題と同様、一番の原因は自分の乗り方なのは重々承知の上で、

機材でなんとかしようと思うわけです。

 

まず思いついたのが分厚いパットの入ったグローブを使うこと。

なので7月くらいから自転車屋に行ってはグローブの試着を繰り返して来ました。

指切りで、手のひらから左親指の付け根にかけて厚めのパットが入ってて・・・

探してもこれ!と言うものには出会えなかったのでネットを漁って結局

SPECIALIZEDのグローブを購入。

 

8月のグループライドなどで使ってみましたが、思っていたのとパットの位置が違って

いてイマイチ感が否めません。かといってポイポイ新しいグローブを買うわけにも

行かずはてはて困った困った・・・というときに目に入ってきたのが

チコリンパフというもの。

 

なんということは無い百均で売っている化粧用のパフをグローブの中に入れて置く

という簡単なアイディアですが、

これがまあ効果絶大!!

 

グローブの中のどこにパフを入れるのかということは試行錯誤しましたが、

痺れはほぼ皆無。これが100円で実現できるなんて・・・目からウロコでした。

 

ただグローブの中に入れるということで随分と太いハンドルにパットたっぷりの

バーテープを巻いて握っているようで最初は違和感があります。

ま、すぐに慣れましたが(笑)

 

満足度★★★★★

効果の割に安価

普段のライドでも後ろポケットにでも忍ばせておいて、疲れが溜まってきたり

ちょっと気分を変えたい時に使ってみると良いかもしれません。

 

【おまけ】

 

記事にも書きましたが今回の参加者は

この三角形の反射板通称「おにぎり」の装備率が高かったと思います。

去年の400kmで初めて見ましたがこれが前方に見えるとなんか安心します。

自分だけで走っているわけではない!って感じがして。

普段のライドではちょっと使いにくい気もしますが、ブルベでは必須アイテムかも。

 

満足度★★★★☆

夜間にすごく目だって良いのですが、普通にサドルに取り付けるとタイヤと干渉する

可能性が無きにしもあらず。

サドルバッグを装着しているときなら問題ないと思いますが。

 

装備編は今回で終わりです。

 

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※★評価追加 10/31

 

ブルベ装備のお話その2でございます。

 

その1はこちら

 

今回取り上げるのはこちら

【コンポどうしよう問題】

去年のブルベは全て紐アルテで完走しています。

それでSRが取れていますのでコンポの性能としてはアルテグラで

なんら問題ありません。

 

問題があるのは私の体。

過去に二度ほど左手の腱鞘炎を患ったことがあります。

腱鞘炎になるとブレーキ操作はともかく変速操作が本当に辛い。

 

手首をひねるだけで激痛が走ります。

ブルベという長丁場では後半になって手首に違和感が出てくることがあります。

そのまま続けていれば腱鞘炎のあの痛さが襲ってくる・・・

と思うと変速をためらってしまい脚にダメージが・・・という恐れがありますので、

導入したのが電動無線コンポ SRAM e-Tap

 

e-Tapを選んだ理由は過去に書きましたので省略。

今年の1月に換装してからここまでのブルベでは手首への負担感が

劇的に減って楽をさせてもらっています。

サイコンにその時のギアの選択が表示できるのもなにげに魅力。

一部で心配されていたバッテリーもいままでに一度も走行中に脱落していないので

心配なしでしょう。

まだバッテリー切れまで走ったことはありませんが、四桁ブルベになったら一度充電

なりバッテリー交換なりが必要になるでしょうね。

 

それからスプロケットもしれっと交換してました。

14-28Tのいわゆるジュニアスプロケットを導入。

下り坂ではあっという間にトップギアになってしまい足らないのですが、

平地ではコマメに変速できるせいか、巡航速度が上がっています。

 

満足度★★★★★

文句なしの星5つ。

今のところ文句の付け所ありません。

 

ジュニアスプロケットもおすすめ。

 

【サドルどうしよう問題】

昨年の600kmで出てきた問題の中で一番大きいのはこれかもしれません。

 

500km近辺からPCなどで用を足したときの排尿痛が出てきて、完走後も

続いていました。激痛ではないのですがじわじわと痛みの波がやってくる感じで

人生初の泌尿器科にかかったほど。診察だけで時間が立てば治ると言われましたが

完全に痛みが引くまでには1ヶ月ほどかかりました。

 

もう一度600kmを走り、さらにそれ以上の距離を見据えるならばこの排尿痛対策が

必須となったのです。

 

排尿痛の原因はもちろんサドルだけではありません。

一番の問題はペダリングフォームなのでしょうが、600km近く走ってずっと同じ

フォームを維持できる能力は私にはありません。

まずは機材面で排尿痛が出にくくする手立てをくじる必要があります。

 

一般に尿道を圧迫しないためには穴開きサドルを使います。

昨年まで使っていたのはフィジークの溝つきのバーサス。

 

フィジークの体の硬さによってサドルを選ぶというコンセプトに惹かれて使っていました。

 

富士山を回った400kmの時もフィジークのバーサスで、排尿痛も出なかったのですが、

600kmを考えた時に不安が残ったので、新たにこちらを導入。

 

なんとも豪快に先端を切り落としたサドルです。

これで600km走った結果、軽い排尿痛は出ましたが2日ほどで消滅。

排尿痛対策としては結果が出ましたが、坐骨がサドルと擦れていたようで皮が

めくれました。表面の皮が日焼けしてむけるような感じでしたので痛みはさほどでは

無かったのですが、座り仕事が長くなると痛みが出てきました。

摩擦軽減のためのクリームをもっとマメに塗ったりと運用の改善点もありますが、

他のサドルも試してみたくなってきています。

 

まずい・・・サドル沼だwww

 

満足度★★☆☆☆

 

星は2つ。

排尿痛は緩和できましたが坐骨との接点に課題あり。

400kmまでは問題ないですが、400km以上だとかなりキツイです。

600kmでも残り20kmからが超絶キツかった・・・。

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「ロードバイクに乗っています」と一口に言ってもレースだったり

ロングライドだったりグラベルだったりと乗り手の「志向」に

よってフレームやコンポーネントの選択や、各部パーツの

チョイスは随分違うものです。

 

私の場合、2016シーズンから本格的にブルベを始めたことで

当然ながら「ブルベ志向」とでも言うべきパーツチョイスが続いています。

これは2016シーズンを走ってみてどうしたら次の時により楽に走れるか、

痛みが減らせるか、疲れにくく出来るか、回復しやすくなるか

といった事柄を考えたときの選択です。

 

先日走った二度目の600kmブルベでは昨年とどのような変化があったのか

ご紹介してみます。

 

【2016BRM1028で出てきた問題点】

人生初の600km走終了時に出てきた問題はこちら

【サイコンどうしよう問題】

【コンポどうしよう問題】

【サドルどうしよう問題】

【荷物の積み方どうしよう問題】

【手のしびれどうしよう問題】

この他にもいくつかありますが大きなものは以上6点

順を追って見ていきます。

【サイコンどうしよう問題】

【2016】

数年前までは紙ベースのキューシートをいかにわかりやすく

工夫して持っていくかがランドヌールの腕の見せ所でしたが、

最近はルート案内をしてくれるサイコンが登場してブルベ参加への

ハードルが下がっている気がします。私も下がったハードルのおかげで

ブルベを楽しめるようになった一人。

 

私の場合、GARMIN Edge500でブルベに初参加、その後Edge520に

更新、予備機としてOregon600装備となってきました。

Edgeは事前にコースを入れておけば案内はしてくれますがナビ機能は

無し。加えて山道などではルートが実際の道路とずれてしまうことが度々

あり初めてのルートでは不安を覚えることも度々。

マップも初期状態では入っていません。

そこでGARMINのOregon600を導入しました。

 

Oregonはもともと山歩き用のGPSなのでちょっと重量が重いのと、

単三電池を2本使いながら稼働時間が短いという欠点がありました。

ルートを見失うことはほぼ無いので、Edgeでコース見失う→Oregon起動

→Edgeコースに復帰→Oregonシャットダウンという運用をしてきました。

【2017】

Oregonの稼働時間に不安を覚え、さらにどうせならGARMIN社製では無い

GPSサイコンで良いものが無いかと思っていた矢先「これは!」と思えるものが

出てきました。それがWahooElementsBOLT

(奥の青いUSBカバーがBOLT 手前はEdge520)

調べてみると固定ローラー台などで自転車業界に参入したWahoo社が発売した

GPSサイコンElements それを若干小型化したのがBOLTとのこと。

Twitterのフォロワーであるのもとsan(@nomotorado)さん関脇さん(@sekiwakepizza)が

Elementsを導入していたのでインプレなど見てみると高評価。

ブルベでの使用例があまり無いようなので人柱的な覚悟も決めて導入です。

 

コースを引くのは一般的なルートラボよりもRIDEwithGPSとの方相性がいいです。

スマホにElements用のアプリをインストール、これとRIDEwithGPSを連携させます。

そしてBOLTとスマホをBluetoothでペアリングして同期させておけば・・・

RIDEwithGPS上に引いたルートがBOLTに表示されます。

 

そしてRIDEwithGPS自体の使い勝手がいいのが望外の収穫でした。

英語版でしかも無料で使える機能は限定されていますが、ルートを引くと

キューシートを自動で生成(日本語で)、その後にポイントを加えるのも簡単。

 

実際にブルベで使ってみた様子は前回までの記事に書いてあり、

読むと散々な目に合わされたように感じますが、良かった点も多々あります。

 

  1. ボタンの操作性が良い
  2. バッテリーの持ちが良い(Edgeと比べて)
  3. キューシートの先が見られる
  4. 日本地図が入っている

1.についてはタッチパネルではないのですが、画面下にある3つのボタンで画面の切り替え

などを行います。マップ→勾配→現在値(スピードとか)→マップといった具合の切り替えが

出来ます。マップ画面で右側にある上下のボタンを押すと縮尺の切り替えができ、これは

本当に良かったです。

Edgeで縮尺の切り替えって面倒ですからね。

 

マップ

勾配

現在値

 

2.Edgeと比べての話ですが、木場公園をスタートした時に同時にスタート。

バックライトオフ、点灯15秒で同じ条件にしてみましたが、とある時点で比べてみると

Edgeの残量50%に対してBOLTの残量60%でした。

大した差がないとも見れますが、EdgeとBOLTで充電タイミングが被らないというのが大事な

気がします。

 

3.はEdgeでもBOLTでも交差点などをルートに引いていれば表示してくれます。

Edgeだとこんな感じ。

「R134」の先は表示してくれません(ひょっとして何か方法あるのか?)

もちろん進行していけば次々に表示は変わっていきます。

 

一方のBOLT

これで右側のボタンを押すと

このようにキューシートの先が表示されます。

こんなのどうでもいいと思われるかもしれませんが、「次のPCまでどれくらいだろ」

と頻繁に確認したがり、残りの距離が減っていくのが分かることでモチベーションを

維持している私には重要な機能です。

 

4.日本全国の地図が入っています。最新のEdge820やEdge1030でもカバーされるように

なったようですが価格帯が安いEdge520ではメモリーが少ないせいかカバーされていません。

取捨選択すれば外国の地図も入るので海外ブルベに出る人にも良いかも。

(海外ブルベのコースはほぼRIDEwithGPS でデータ化されているようです)

 

とはいえ残念な点もいくつかあります。

  1. GPSの精度が残念
  2. 付属のアタッチメントが残念
  3. 日本語が残念

1.についてはBRM1007の記事にも書きましたが、100km過ぎたぐらいから

コースアウト警告が頻発する印象です。うるさいからと思って放っておいたら

フリーズしました。

 

どうも細かいハンドルさばきによる東西南北の把握が苦手なようで、

ストップアンドゴーを繰り返す度にブレが蓄積されて100kmぐらいでコースアウトして

いるように感じました。

再起動すればGPS衛星を再補足して修正できますが、再起動時にアクティビティを

復元するのに結構時間がかかります。

再起動前のアクティビティを回復しなくてもいいやと割り切れれば、再起動も速いのですが

そうするとあとからログを取った時に再起動のタイミングでぶつ切りになってました。

 

2.について

BOLTを使い始めたときはこのようにステム上に設置してみましたが、視線の動きが

大きくなってしまうので

ハンドル前に変更。アタッチメントはステム上に設置したときも、

レックマウントに並べたときもBOLTに付属していた純正品です。

ところが充電しようと思うとハンドル前に付けたままでは

USBがハンドルと干渉してしまいさせません。

仕方ないので充電するときだけステム上に移動させて充電していました。

もうちょっとハンドル前への突き出し量があれば良いのですが。

 

ですがガタガタ道でもBOLTが脱落するようなことは無かったので保持力は充分

なのかなとも思えます。

 

3.についてはまあ、多くは申し上げませんwww

 

満足度★★★☆☆

かなり4に近い3。

今後のアップデートに期待。

 

思ったより文量が増えたのであとは次回

 

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PC7ミニストップ亀山関木崎店に着いたのは13:34。

気温はゆうに30度を越えて真夏日。

日差しは容赦なく照りつける。

湿度が低いのが救いという厳しい天候。

ここでしっかりと急速補給を取りたいところだが、ここを出ると

今回のコースで最後の長い上り鈴鹿峠となる。

早い時間に最後の難所をクリアしてあとグダグダになったほうが

良いのではないかと思って休憩もそこそこにスタートする。

 

【PC7~三条大橋73.5km】

PC7を出たらすぐに鈴鹿峠だと思っていたが違った。

そこは関宿という宿場町。

しかもこんな町並みを2kmほども走る。

ブルベで東京から450km以上走ってきていることを忘れさせてくれた。

 

関宿を抜けるといよいよ鈴鹿峠。

9km弱の距離で400m弱上る。

平均勾配5%以下とくたびれた脚でもなんとか上れる。

しかし勾配が緩む場所があまりなくじわじわと苦しめられる。

峠のピークはトンネル。

普通トンネルって平坦だと思うが、鈴鹿トンネルは若干上り勾配。

なんで平坦にトンネル作らなかったかなー

と先人に対する罵倒を口にしながら越えた。

 

鈴鹿峠を下っていくと

滋賀県に突入。

良い感じの下りが続いてヒャッハーだがいかんせん暑い。

 

下りのヒャッハーが無くなったあたりでセブンイレブン土山中学校前店が

あったので一休み。

 

「すみませーん!!」

ちょっと離れた場所から小学生が話しかけてきた。

きっとどっから来たんですか?とかどこまで行くんですか?とか

聞いてくるんだろうと身構えると

「ウォーキング大会の15kmコースのゴールってどこですか?」

 

・・・知るか・・・どう見たってこの辺の人間には見えないだろうが!

と心のなかでは悪態を付いたが現実には

「分かりませーん!!」と返すのみだ。

思えばPC7に到着する以前から随分と人と会話をしていなかった。

推定3時間ぶりの会話がこんなになろうとは・・・

 

先を急ぐことにしよう。

相変わらず日差しはキツく気温は高い。

 

しばらく国道1号を行くが途中左折し、またも宿場町を通る。

旧東海道なのだろう。宿場町はどこも風情があっていい。

住宅地なのでスピードは出せないが車と信号が少ない。

石部宿というところらしい。

20kphほどでゆったりと走っていると右を参加者がさっそうと抜いていった。

重めのギヤを軽やかに回すいかにも速い人だ。

宿場町で出会ったので仮に「S氏」としておこう。

だが私を抜いた後、S氏は若干スピードを落として私と一定の距離を取った。

 

ここまで見かけた覚えが無い参加者なのだが、結果的にはこのS氏と

大阪まで一緒することになる。

 

しばらく田舎道を走って栗東市内で国道1号に再合流。

大津市に入る。

琵琶湖畔を淡々と走って世に名高い逢坂を上る。

京阪線が平行して走っているが、鉄道にしては勾配がキツくかなりの

急カーブに思える。

S氏は相変わらずアウタートップで回し続けている。

問うてみたら変速するのを忘れていたらしい。

リアを変速後は「あ~回る~」と嬉しそうだった。

疲れてくると変速すら忘れるものなのだろうか?

 

逢坂を越えれば京都に入っているはずだが、京都ってこんなに坂がある街なのだろうか?

盆地なので入るにも出るにも坂道なのは理解していたつもりだが・・・

 

三条通を駆け抜けていくが、自動車が増えてきた。

加えて祭りの山車が出ているようで交通規制もかかっていて走りにくい。

通過チェックの三条大橋は目の前のはずだがいかんせん歩行者が車道までてきているし

タクシー・バスが多くてまさにカオス。

ようやくの思いで三条大橋たもとの弥次喜多像で通過チェックの撮影。

撮影後は観光客でごった返す中を川端通りを使って南下していった。

 

【三条大橋~ゴール49.0km】

川端通り~師団通りは試走によってコース変更となった場所だが、

道路は車で溢れかえり、歩道は観光客でぎゅうぎゅう詰めと走りにくいこと

この上ないコースだった。

路肩も荒れ気味。

京都と大阪を結ぶ幹線道路なので超絶交通量も多い。

 

加えて交差点の舗装はまあ酷いレベルの状態で

MTBかせめてSLATEが欲しくなる。

それぐらいガッタガタ。

 

さらにさらに夕方18時を過ぎると沿道の飲食店に入る車が多く、

気を使う。それにしても焼肉店が多いな・・・。

 

大阪市内に入って京阪国道を外れればゴールのセブンイレブン大阪道修町店までは

あと10km。

 

京阪国道を外れたら随分舗装状態は良くなって走りやすくはなったが

でもまだ10kmもあるのか・・・というのが正直なところ。

腰は痛くないが、お尻が痛い。

きっと皮がめくれてるわ・・・それに左手の親指の付け根が痺れてるし。

早く自転車から降りたい!!!!

それしか考えていなかったと思う。

 

そして21:30ちょっと前。ついにその時が訪れた。

ゴール。アイスコーヒーを買って一気に飲み干した。

やった。着いた。着いてしまった。

本当に大阪まで自転車で来てしまった。

もっと感動するかなと思っていたが案外淡々としている。

【認定会場へ】

認定会場まで今少し走らないとイケないせいかもしれない。

ゴールのコンビニには先着の参加者も何人かいたので、

S氏と共に他の参加者にくっついて認定会場に向かう。

認定会場「grupett」はPBPの完走経験をもつマスターが営むお店。

この日は認定会場として貸切だ。

組んで走ったら楽しそうなフレームが何本もぶら下がっている。

もいで帰りたい。

 

ここので認定待ちの間にようやくmom氏に会えた。

話を聞いていたらどうやら10分ほど先着でゴールしていたようだ。

 

のぼう氏の姿は見えない。もう認定終わっちゃったかな?

無事に認定が終わりゴールが確定。

マスターが用意してくれた食事をいただく。

しかしなぜかあまり胃が受け付けてくれず少ししか食べられなかった。

弱った胃でも受け付けられそうなメニューが多かったし、じっさいに

とても美味しかったのでもっと食べたかったが残念。

 

早々にホテルに引き上げることにしよう。

コースを設計してくれたばる氏、そしてAR日本橋スタッフの皆さんに

お礼を言ってお店を出た。

火照った体に夜風が気持ち良い。

ただもう自転車には乗りたくないくらいにお尻が痛いので輪行袋に

自転車入れてタクシーでホテルに向かうことに決めた。

 

輪行準備中にのぼう氏、続けてあまえび氏もゴール。

長い道中をねぎらう。

交わした言葉は少なかったが通い合うものがあったように思う。

 

輪行準備を整え、タクシーを拾ってホテルへ行ってチェックイン。

この時にはすでに23時を回っていた。

 

ホテルでシャワーを浴びてベッドに横になる。

自宅を出てからここに至るまでの道のりを順を追って思い出そうと思ったが

一番最初の東急田園都市線あざみ野駅に辿り着く前に意識を失っていた。

 

今回のブルベでは600kmのコースを

平均時速22.4kphで走破。

経過時間は38時間51分。走行時間26時間50分。

獲得標高3353m(GARMIN読み)ちなみにBOLTによると3995m。

平均ケイデンスは73だった。

 

(走行編完)

 

 

 

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約300kmを走ってようやく仮眠所に潜り込んだものの

ガリガリ・・・ガリガリ・・・ガリガリ・・・ガリガリ

機械的に続く木を削るようなをするような音。

連続したかと思うと時折止む。止んだときが本当に静かな

だけにちょっとした音が気になってしまう。

 

フロントに連絡入れるか?

でもこのままでも寝られそうだしな・・・

このまま音が収まれば良いけど・・・ガリガリ・・・

なんだろうなこの音・・・ガリガリ

 

一向に収まらず落ち着かない。

トイレにも行きたくなったので用を足して、電気を消して

ベッドに戻る。

お?音がなくなった・・・・ひょっとして・・・・

ジャージとビブを乾かすためにかけてた換気扇の音か?

 

まったく音がなくなったので換気扇だったんだな。

これで寝られる・・・・ピロロロン、ピロロロン、

鳴り響く携帯の目覚ましアラーム。もう3:30か・・結局ほぼ眠れずに2日目を迎えることになった。

 

2日目は浜名湖をスタートして名古屋~鈴鹿峠~京都~大阪へ向かう。

天気予報は最高気温28℃と言っているので昼間は真夏装備で良さそう。

なのでUVカットのアームカバーにレッグカバーを装備することにする。

あとは脚に経皮鎮痛薬ネオパスタノーゲンを塗布しておく。

あとは昨日と同じ装備。若干ジャージから芳しい臭がしてくるが。

 

【通過チェック新居関所~PC5】

仮眠所から通過チェックとなっている新居関所までは約10km。

そこからPC5までは16kmほどなので写真撮影時間を入れても1時間半で到着できそう。

PC5のクローズは8日6:30なので少々余裕を持てそうだ。

新居関所では昨日箱根で共に押し歩きしていた参加者と邂逅。

お互いに疲れからかあまり話すこともなく、彼は先行していった。

まだまだ日の出までは時間があるので暗いが、ここも陽があるうちに来られると

楽しそうだ。

新居関所を過ぎると間もなく愛知県に入った。

ついに静岡県を東西に貫通して走ったわけだ。

長かったな・・・静岡県・・・

 

【PC5~PC6 92.9km】

PC5を5:28にチェック。予定通り1時間の貯金。

この頃には空も白んできてどこからともなく参加者たちも姿を現す。

ラブホやビジホに泊まった参加者が多いようだが、寝ていないという猛者もいた。

ここで1時間早い組でスタートしていた のぼう氏を捕捉。

入れ違いでPC5を後にしていった。

PC5を出ると東京~大阪間を走るローディーには聖地とも言えるキャノンボールが見えた。

 

名古屋市内に入る頃には気温もかなり上がってきていた。・・・カタカタ・・・

 

大都市圏に入ってきたので道路も広くなってきたが、路肩は随分と荒れている。

上りはほぼない分、下りもない。

至って単調なのに走りにくい厄介な区間だ。・・・カタカタ・・・

 

加えて名古屋の交差点は時差信号が基本のようなのだが、

時差のパターンが私には慣れないものだった。

次はこっちの信号が青かな?と思って身構えると空振り。

こっちの信号はまだ変わらないな・・・と思うと青に変わり。

まったく休めない。

 

そんなまったく陰欝にさせてくれる名古屋市内を抜けたところで前輪にパンク。

歩道に上がってチューブ交換に取り掛かる。

小さな鉄片がタイヤに突き刺さっていたが、幸いタイヤが裂けるようなことはなかった。

焦らず、急いでチューブ交換だ。

 

「おーにいちゃんは自転車で旅してんのか?」

ママチャリに乗ったご機嫌な親父さんが声をかけてきた。

「ええ、東京から大阪まで。」

「ふえ~~~~~~~~大したもんだな~。この先も気をつけてな。」

信号が青に変わり親父さんは行ってしまった。

 

そうなんだよな、東京から大阪まで自転車で行くって凄いことなんだよな。

それを2日で走ってやろうなんて普通の人からしたらとんでもないことなのだ。

ま、それを24時間以内にやってしまおうって人も多いけどな。

 

チューブ交換を終えて再び走り始める。・・・カタカタ・・・

 

しかしなんだかさっきからカタカタ音がするな?

なんの音だ?

げ!ボトルケージが割れとる!!!!

 

ここ最近、チューブバッグを使い始めたのだが

ボトルの抜き差しがしにくいので左側に引っ張り出すタイプにボトルケージを変更していた。

それが割れてしまった。

ここまでボトルの落下という事態にはなっていないが、

事故を引き起こす可能性もあるのでジャージの後ろポケットにボトルを

入れておくことにした。

それにしても今回のブルベ、音から起こるトラブルが多すぎる。

 

【PC6~PC7 41.4km】

PC6は11:02にチェック。

この頃には道路上の温度はかなり上がってきて31℃表示も出ていた。

日差しを遮る場所も少なくジリジリと容赦なく焼かれる気がする。

 

それにしても太ももが暑い。ではなくて厚い、違う熱い。

出発前にネオパスタノーゲンを塗布したせいか焼けるように熱い。

ペットボトルの水を定期的にダバダバかける。

首筋にもかける。

 

若干頭痛もしてきたので少ない日陰で休みも入れるので距離が稼げない。

だが脚が思うように回らない分心拍も上がっていないようで、

滝のような汗というわけではない。

時速も25kphぐらいで巡航していたが、オーバーヒートしなくて済んだので

良しとする。

他の参加者によるとこの区間で熱中症の症状が出てしまったためにDNF

となった参加者も出た区間だったようだ。

 

暑さもピークとなる頃にはGARMINには34℃の表示。

ヘロヘロに成りながらもPC7に13:34到着した。

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