みずたまとしましま

ピアニスト菊地まゆ子のライヴ情報、日記、くだらないことやくだらないことなど何でも。


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先日の、河口湖と山中湖での演奏の余韻がずっと心の中にぽわわわわ~んと残っていて、何を書こうと思っても言葉にならない。



音楽って、ものすごい力を持っている。
これは、ライヴでしか体験できない。



例えば、わたしが一人で喋ろうったって、たかが知れている。
1時間与えられたとして、何か中身のあることが話せるだろうか。
これが、お互いに良いポイントを刺激し合える仲間と一緒だったらどうか。
話はどんどん盛り上がって、思わぬところへ話題が飛んだり、
ひょんなことから物事の真理に触ったりする。

セッションライヴってこんな感じ。
良い相手と、ってところがポイント。
できればお互いにとって。
うまく つつき合って、相手の面白いところを引き出す。
聞き役に回ったり、ときどき畳み掛けたりして・・・
相乗効果でどんどん面白い方向へ話題が進んで、エキサイトする。
萎縮しちゃう人が相手だとなかなか喋れない。
ライヴって、ほんと、会話なんだなー。

で、さらにライヴの場合はお客さんがいる。
演奏者とお客さんが一緒になって作り上げていく。
時間と空間を共有して。

聴いてる人も、ライヴを作っている。
落語と一緒。



わたしのリーダートリオは、わたしが自分を解放して臆することなく喋れる(音楽でね)、良いポイントをつっついてくれて、予想外の展開になる、素晴らしいメンバーにお願いしています!

毎回、どんなライヴになるかドキドキわくわく!!

そして、一緒に作り上げてくれるあなたの存在も必要です。

5月18日は是非、このバンドのライヴへお越しください!


【2016.5.18(水)】
@福生 MOON★TAM
ピアノ 菊地まゆ子
ベース 寺尾陽介
ドラム abbey
チャージ 2500円
19時半オープン、20時スタート
〈MOON★TAM〉
東京都福生市福生876
042-553-6525

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ヴィブラフォンの山口真由子
パーカッションの熊本比呂志
そしてピアノのわたし菊地まゆ子

この3人のユニットで、富士五湖別荘地ツアーをして参りました。

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このトリオ、本当にすごい。

どこまでも自由で、かと言って緩いわけではなく、
ほどよい緊張感で糸を引き合って、
ある一人にほかの二人がついて行ったり、
また別の方向へ仕掛けて行ったり・・・
そんな中で奇跡のような瞬間がいくつも生まれる。

奇跡が生まれたとき、ふとお客さまの方を見ると、
全員がわたしたちと同じ顔をしてこっちを向いている。
みんな同じ気持ちなんだ。

この空間を作っているのは、わたしたち3人と、
ここにいるお客さまたち全員なんだ、
それを肌で感じるライヴでした。

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音楽ってすごい!
わたしはうまく言葉にできないけれど、
こんなすごい瞬間を、もっと多くの人に体験して欲しい。

CDやyoutubeでは絶対に経験できない、
そこにいる人だけが共有できる、価値のある時間。



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音楽をやっていて良かったなあと
心から思いました。

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ところで・・・・
このユニット、「Cocoupon」という名前がつきましたよ。
コクーポン。

魂のこもった熱い演奏をしますが、
名前はどこか力の抜けた、コクーポン。

お仕事どしどしお待ちしていますコクーポン。

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イライラが止まらない。
止められない。
日常のいろんなことがわたしの処理能力を超えて蓄積し、コップの水がいっぱいになっている。
ちょっとしたことで水は溢れ出す。
たまに少しのリフレッシュをするけれども、減ったとしても八分目。
またすぐにいっぱいになる。




目が覚めたときから雨が降っていた。

床に小さなテーブルを出し、3歳の長女“ふたは”と二人で朝食をとる。
たけのこごはんに、野菜のミルクスープという変な取り合わせ。

量が足りなかったのか、味が気に入ったのか、ふたはは
「ミルクスープのおかわり ください」と言った。
物を頼むとき、彼女はなぜか敬語だ。

「ごめんね、今日のスープは もうお父さんの分しか残っていないんだ」
「じゃあお母さんの(お椀に残っている分)をくれればいいじゃん」

ここでわたしはカチンと来た。
人の物を取って平気なのか?
相手の分がなくなっても自分が満たされればいいのか?
以前は自分の好きな果物でもわたしに分けてくれる優しい子だったではないか。
いつからそんな身勝手になったのだ。

「お母さんが食べられなくなっちゃうけど、ふうちゃん それでもいいの?」
「いい」

わたしの心の中ではっきりと、メラメラという音がした。
怒るようなことではない。
わかっていたけど、止められなかった。
メラメラメラメラメラメラメラメラ。

わたしは、自分のお椀をひっくり返し、中身をふたはのお椀に乱暴にあけた。

ここまでにしよう。
これ以上長引かせても、ふたはにはわたしが怒る理由は伝わらない。
美味しいと食べてくれるんだから、喜ぶべきことではないか。
頭の片隅にそんな言葉がよぎったが、怒りの勢いが勝った。

「ふうちゃんは、自分が良ければいいの?」
「自分がおかわりするために ほかの人が食べられなくなっても平気なの?」
「お母さんの分、全部なくなっちゃったんだよ。いいの、それで?」

止まらない。
詳しくは覚えていないが、とても子ども相手に話すようなことではない言い方をしたと思う。
ふたはも負けていない。
全てに「うん」と答える。



彼女は強い。
こうなると向こうも意地になっていて、あるときなど
「お母さんは要らないのね?じゃあもう出て行きます。あとは自分で全部やってください。ごはんの支度も、洗濯も、何もやってあげないから。保育園も一人で行ってください。お母さんはもう二度と帰って来ません。さようなら。」
と言って出て行ったふりをしたら、わたしがトイレを我慢できなくなって戻るまでの40~50分、鼻歌まじりに遊んでいた。3歳になるか、ならないかの頃だ。

謝らせようとして逆の言葉で誘導する方法は効かない。
こちらがどんどんエスカレートして自爆するだけだ。
わかっているけど、わかっているんだけど。
勢いが止められない。

皿に乗っていたアスパラガスを箸で掴んで ふたはの茶碗に全て投げつけた。
もう知らない。
どうにでもなれ。
わたしは怒っているんだ。
どんなに怒っているか、理解しろ!


自分のことしか考えていないのはわたしだった。
わかっていた。
でも止められない。


ふたはは、いつもは茶碗にたくさんご飯粒を残すくせに、その日は箸できれいに寄せて全て食べた。
いつまでもダラダラと時間をかけてする着替えや歯磨き、洗顔も、言われずに さっと済ませた。

何かは感じている。
母への反抗心かもしれない。



いつもの半分くらいの時間で身支度が済んでしまったふたはは、玄関で靴を履いていた。
何やら機嫌良さそうにわたしに話しかけている。
本当にさっぱりした人だ。

わたしは急に力が抜け、洗面所の椅子に座り込んだ。
ぽろぽろと涙が落ちた。
もうだめだ。ほんとうに。わたしは。
生活の全てが、自分のキャパシティーを超えている感じがした。




保育園まで、ふたはの足で25分くらい。
朝どんなに怒っても、つい急かしてしまっても、
この25分だけは焦らず、楽しく、二人の時間を過ごすと決めている。
「決めている」というより、自然にそうなっている。


お互いそれぞれの傘をさし、手をつないだ。
さっきとは関係のない話をしながら、しばらく歩いた。
大きい水たまりだね。
そうだね。

「お母さんさ、本当は ふうちゃんが美味しくスープ食べてくれるの、嬉しいんだよ。
おかわりしていいんだよ。お母さんの分、喜んであげるよ。
ただ、ふうちゃんが相手の分がなくなってもいいと思ってることだけ、悲しかったんだ。」

言いながら、また涙が出てきた。
ふたはは「ごめんね」と言った。
心が溶けた。
そうだ、こちらが素直になれば、ふたはの心はやわらかくなるのだ。

いいんだよ、ふたはは悪くない。

「好きな味だったの?」
「うん。ミルクスープ美味しかったから、ふうちゃんおかわりしたかったの。」
「たくさん食べていいんだよ。お母さん、本当は嬉しいの。」

わたしは泣きながら話した。
ふたはは泣かなかった。
そういえば、家でわたしが怒りまくっている間も、ふたはは泣かなかった。


「今日さ、保育園から帰ったら、また仲良ししようね」
と、ふたはは言った。
うん、うん。
「仲良しする」ってどういうことかよくわからなかったけど、仲良くしようってことかな。

そして・・・
「お母さん、怒ってても ふうちゃんのこと大好き?」

くそー!!全てわかっていやがる。笑
子どもは全部わかっているんだよな。




保育園がもうすぐ見えてくるころ、道のわきで紫陽花が蕾をつけていた。
「見て、ふうちゃん。もうすぐ咲くよ。」
「ほんとだ!お水をいーっぱい、ごくごくのんだら咲く?」
「うん、きっと咲くよ。」
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