海南鶏飯、あるいは、カオマンガイ。 | ルワンダのおうちから。

ルワンダのおうちから。

ロンドン→半年の東南アジア放浪旅→プラハ→またまた旅→ハーグ→インドネシア周遊→タシュケント→キガリ、と海外生活10年弱を終えて、2011年、東京に帰って来ました。毎日のお料理と、ぷつぷつの思いの記録。


ルワンダのおうちから。
うちで、何かごちそうを作ろうか?と言うとこのお料理か、トムヤム・クン。
あちこち旅をしておぼえた、私の得意料理!ではあるのだけれど。日本料理が挙がらないところは、日本人妻としては少し微妙・・・。

でもやっぱり私も好きな味。
タイに暮らした私には、このお料理はカオマンガイ。中国に長く勤務していた彼にとっては、海南島の思い出の味、海南鶏飯(はいなんじーふぁん)。ベトナムにも、シンガポールにも、似たようなお料理があった。移民の方が広めた、故郷の味。そう思うと、何だかノスタルジック。そんな感傷に浸りながら、ルワンダで、海南鶏飯をせっせと炊く。

しっとりと柔らかにゆでた鶏に、そのスープで炊いた、こくのあるごはん。それに甘辛いタレが絡んでどんどん食べられる味。火加減にさえ気をつければ、とても簡単です。ゆで鶏はたくさん作っておいても便利。

海南鶏飯(はいなん・じーふぁん)
【材料】(二人分)
鶏もも肉   大きめ2枚
ねぎの青いところ
生姜   1かけ

米(あれば長粒米)   2合
鶏を煮たスープ   400cc
生姜   1かけ
にんにく   2かけ
ナムプラー   大さじ1

老醤油(中国の甘い濃い口醤油、もしくはシーズニングソースやタイのシーユー・ダム、インドネシアのケチャップマニスなどでも。どれもない場合は、お醤油にお砂糖を足してみてください。)   大さじ1
しょうゆ   大さじ1
オイスターソース   大さじ1
刻みねぎ

香菜

【つくり方】
1. 鶏をゆでる。鍋に鶏肉を並べ、ひたひたになるくらいに水を張り、薄切りにした生姜とねぎの青いところを加え強火にかける。沸騰したら、ごくごく弱火で15分ゆでて火を止め、蓋をして余熱で火を通す。竹串で肉の厚いところを刺してみて、透明な肉汁が出れば出来上がり。そのままゆで汁につけておくとぱさぱさしない。
2. 米を炊く。研いだ米に、鶏をゆでたスープ、千切りにした生姜、みじん切りのにんにく、ナムプラーを加え、通常通りに炊く。
3. たれの材料を合わせ、ごはんと鶏肉を器によそい、好みで香菜を添える。




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