アメリカのメソッドを使って英語と日本語でレッスンするピアノ教室です。
 

これ、昔懐かしいバイエルの曲です。

今日Sちゃんと一緒にやりました。

アメリカではバイエルといっても、ピアノの先生方は皆一瞬「なんだっけ?」という感じでしたが…。(笑)

 

私は自分の指導にはバイエルを使いませんが、自分は子どもの頃弾きました。この曲も、もちろん覚えています。その時はただ弾いただけで、何も教わらなかったし、何も考えていなかったな…。

これはSucceeding at the PianoのLevel4の中の曲です。

「レベル4でこれ?」と思うかもしれませんが、よく見るとこの曲、学ぶべきことが山のようにあります。

まず、6/8で付点二分音符イコール72とありますから、これはコンパウンドデュプル(複合の2拍子)ですね。

この前の曲が3/8(シンプルトリプル)なので、それと対になっています。(曲順もちゃんと考えていますね。)

それを説明して、ノリを確認。

 

フォームの確認。(ABフォーム)

 

コードは I と V。keyはAm。(AmとE)両方ともroot position。(基本形)

途中でKey Cにmodulate(転調)して、(コードはI と V、second inversion 第二転回形と基本形)..

その後、 またAmの調にもどります。

和音と、転調を確認。

 

後半のスケールはAmのMelodic.(イ短調の旋律的短音階)

スケールの下りの所で一か所だけ I でも Vでもなく iiのコードのfirst inversion(第一転回形)(Bdim)が入っています。これはIVのコードの代わりですね。トップにBの音がきていて、その次のAmがsecond inversionなのでそのトップの音符であるCとの関係が半音のleading toneとtonicの関係なのでより強い推進力が出てきます。

最後はperfect cadende(完全終止)

 

すごいな~!こんなに短い曲の中に、こんなにたくさん、それもきれいにわかりやすく色々な要素が入っている。バイエルもバカにできませんね~!

これはとても幼稚園生には説明してもわかるとは思えません。

レベル4に入っていることが頷けます。

そういうところが、演奏だけに特化して指導してきた日本のピアノ指導とアメリカのメソッドとの違いだと痛感します。

これをただ、ただ、弾いて終わってしまっていたなんて、なんてもったいないことをしたんだろう…と今さら思ったのでした。

 

6/8のノリで、アップテンポ、強弱やアーティキュレーションをきちんとつけて弾いたら、

まさにこの曲名通り、魔法の絨毯に乗って、空を飛んでいるようでした。


 

 

にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 湘南情報へ

AD