総括

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大学時代の彼と私の関係を総括すると・・・

知り合いです。


友達、じゃなかった気がするなぁ・・

講義のときは女の子だけで固まってたし
ゼミのときは彼は別ゼミだったし。
ご飯食べるときもそのどっちかの集団だった。

3年生のときはゼミが忙しくて、毎日実習室に入り浸っていたしね。

講義室ですれ違っても、声をかけないって言う時点で
すでに友達じゃないし。
あ、いるって意識はしてたけれど。
道端であったときは少し話をしたから、辛うじて知り合いだった。

だから、後期のテスト前に会ったことが
今の私たちにつながっているんだろうと思う。

それがなかったら、きっと私たちは他人になっていた。


こんな私たちだから、大学時代のことを思い出すと
今2人でいることが不思議で少し変な感覚。

恋人が少しくすぐったい。


以上が、私たちの大学時代の関係です。
これからの「大学時代」では、彼との小話を綴っていきます。

あるかどうかはわからんけどね。
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テスト前

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大学4年の夏、彼から電話がかかってきた。
用件はノートを貸して欲しい。

ほとんど授業に出ない彼は、
前期テストが近いのに全く授業内容がわかっていなかった。
私は、興味のある授業には出ていて
ノートもきちんととっていたので、その点で時々頼られた。

「ノート貸してもいいけど、なんか奢って。」
「わかった。から、かしてくれ。」

そして、会う日を決めた。


正直、私は、学食とかケーキとか、
500円で事足りる程度のものを想定していた。


しかし、約束の場所にいくと

「焼肉食いに行こうぜ~」


焼肉ですかっ!?
昼から焼肉・・・
重いし高いし、いいのっ!?
そりゃあ卒業に比べたら安いもんかもしれないけどさ・・・


と、思いつつも何も言わずに焼肉屋へ行き
焼肉をおいしく頂いた。

何もせずに奢ってもらえるなら、使わない手はないしね♪

そして、焼肉を食べた後、コーヒーショップへ立ち寄り、
アイスラテを飲んだ。
これももちろん彼のおごり♪


後期も彼にノートを貸し、夕飯をファミレスでご馳走になった。
少しワインを飲みながら、パスタを食べ、デザートまで。
その後、「ここのドーナツがうまいんだよ」と
立ち寄ったスーパーでドーナツを買ってくれた。


正直、おごってもらうのは苦手なんですけどね。
気を遣ってしまって、好きなものを頼めないから。

ノートを貸したからといって、不相応な金額を出されても困る。


彼と私の大学時代の関係はこんな感じでした。
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知り合い

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6人で飲んだ時、私も彼にこんなことを言った。

「お前は私と同じ匂いがする」

「なんだよ、それ」

酔ってるせいなのか、彼は笑っていた。

「お前も私も人間的に腐ってるじゃん?」

私も笑ってそんなことを話していた。

実際、私は彼に同じ匂いを感じていた。
彼は、人に対しておおっぴらにひどいことを言う。
私は、人を傷つけるようなことはしないけど
心の中では、他人を嘲笑するようなところがあった。


その飲み会の後、しばらくして私はRと別れ、
Hと付き合うことになった。

それまでは、みんなでお昼を学食で食べていたが
私たちはだんだんとその輪から外れるようになっていた。

さらに、2年になってRが他のゼミに移ったこともあり
彼やRたちとの交流は少なくなっていった。

それに、私は授業を受けるときは女の子の友達といつもいたので
まじめに授業を受けていれば彼らと時間を過ごすチャンスもなかった。

段々と彼らが『友達』から『知り合い』になっていった。


同じ授業をとっていて教室ですれ違うことがあっても
その時に目が合っても
挨拶を交わすことはなくなっていった。



そうして、私たちは大学4年になった。
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誤解

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大学2年生の春。

私はRとギクシャクし始め、
それをHに相談するようになっていた。
Hは同じゼミだったこともあり、
少しずつ意識するようになっていた。

ほかのRの友人たちとも何度か会い
なんとか打ち解けるようになっていた。

そんなある日、学校の近くで飲み会をすることになった。
メンバーは、彼、H、R、K、Kの彼女、私の6人。

春なのになぜかすき焼き食べ放題(肉だけ)
酒も飲み放題。

彼とHはなぜか飲み対決をし、
Hはみんながまずいといったサワーを普通に飲み干し、
店員はなぜかわたしが呼んだときだけ反応し
Kと彼女の馴れ初め話で盛り上がり
みんな大笑いして、楽しい飲み会となった。


その後、彼の家が近いので、
彼の家にみんなで押しかけることになった。
Kと彼女は帰っていったが。

Hも彼も千鳥足。そうでなくても、みんな酔っていた。

Hは酔っ払って「イエ~イ!!」といいながら
私の頭をバチコーンとたたいた。

「なんで??」と、私たちは爆笑していた。


そして、彼とこんな話になった。

「お前はホントに人見知りだよな~」
「しかもさ~慣れるまですげ~時間かかるんだよね~」
「俺さ~、ずっとお前に嫌われてると思ってたもん」
「あ~それは人見知りだね~」
「マジで、お前に嫌われてると思ってたからな~」


それは本当に誤解だった。
彼にそんな風に思われているなんて、想像すらしなかった。

ただし、嫌ってもいなかったけど好いてもいない
知り合い程度の認識だったけど。

少しだけ、友人に近づいた気がした。


けれど、そのときの私にとっては、
気になるHが私に関わってくれたことの方がずっとうれしかった。

Hとの出会い

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彼の家の最寄駅に着くと、そこにはRと彼と、その他数人の友達がいた。
どうやらみんなで出迎えてくれたらしい。

彼の家に向かう途中、突然彼は

「俺、ローソンのチーズケーキが食いたい」

といい、ローソンに向かうことになった。

季節は冬。
私は生チョコが食べたくなり、購入した。

そして、再び彼の家へ向かう。

・・・が、異変が起きた。

彼は袋からさっき買ったチーズケーキを取り出すと、バリバリと袋をあけてそのまま食べだしたのだ。


うわ・・行儀悪い・・・


口には出さないけれど、驚き、あきれた。


彼の家に着くと、ゼミでみたことのある顔に気付いた。


私の大学は、1年次は割り振りでゼミに所属し、
2年以降は面接の上、研究関心に合うゼミに所属することになる。

私とRは同じゼミで、そのほかは別々のゼミだった。
しかし、見覚えのあるその人・・Hは同じゼミだった。


Hは、あまり多くは喋らない人だった。
でも、その場に溶け込んでいる。
カメラが趣味で、ペンタックスのMZ-3を手に持っていた。


食事はほとんど終わっていて、私はその残りを少し食べただけだった。

それが終わると、Hのカメラを触らせてもらった。

実家に一眼レフがあって、カメラに興味があったのだ。


Hは、あの場では少し違う色にみえた。



その半年後、私はHと付き合うことになる。