部屋掃除の翌日

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目が覚めるとお昼過ぎだった。
彼を起こすと、「腹が減ったから・・帰る」といった。

彼が帰った後、私はお風呂に入り、簡単な食事をした。
(まだあんまり食べられなかったから杏仁豆腐だけでした^^;)
それから、帰ったばかりの彼と少しだけメールのやり取りをした。

「ラーメン食べた?」
「結局ラーメンは食べなかった。昼飯はドトールで済ませたよ。
そうそう、昨日のスパゲッティすっごくおいしかった。お前、料理上手だな」


帰ったばかりなのに、付き合ってもいないのに、
そんなメールをやり取り。。。


そして夕方になり、化粧をしてスーパーに出かけようと
エントランスに出たところで彼からメールが来た。


「夕飯まだなら、ラーメン食べに行こーよ」

まだ胃腸の調子がよくないから少し躊躇した。
でも、やっぱり彼に会いたいっていう気持ちがあったんだろうし
誘ってくれたのがうれしかったのもあり、行くことにした。


そして、彼と2人で荻窪の「春木屋」へ行った。
有名店らしく、何人か店の外に並んでいた。

昔ながらの中華そば、な感じ。
東京とんこつだったら、きっと胃腸の具合が悪くなっただろうけど
あっさりした味は私の体調にちょうどよかった。


その後、彼は「デザートを食べたい」と言い出し、
家の前を通過して1時間かけてファミレスに行った。

なんだかんだで、私もデザートを食べてしまったのだが。。。


その後、「耳を澄ませば」の舞台となった、小さな丘へ連れて行ってくれた。

主人公が彼と一緒に朝日を見たところ。

私たちは、その代わりに夜景を眺めた。

寒かったけれど、きれいだった。
光の数だけ、人々の生活がある。
街の光は、生活している人がいる証。


帰り道、「秘密の場所なんだから、誰にも言うなよ」と何度も言われたw

そして、車で家まで送ってくれた後、彼はそのままおばあちゃんの家に帰って行った。(休みの日は学生時代のようにおばあちゃんの家に行くことがある)


その後、ラーメンご馳走様メールをすると、彼から返信があった。
(時間は既に午前3時半)


「悔しいけど、ラーメンズ面白かった!俺の負けだ!!でも、パノラマ展望連れてったから、今日はアイコな!マジで秘密の場所だからな!!」

「ラーメンズはまだまだ他にもいいのがあるから!今度また見せるよ!」

「楽しみにしてる!でも、今の心はシービスケット一直線!公開したら見に行こうな!!」


そのあと、5時ごろまで他愛のないメールのやり取りが続いた。
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部屋掃除

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私は片付けが苦手。
気がつくと散らかっている。

部屋に収納が少ないというのも原因だが
基本的に出しっぱなしだからいけないのだ。

わかってはいるものの、
今も目の前には今日使った鞄が放り投げてある。

学生であるため、部屋には大量のレジュメや
論文の為の資料、本などが散乱している。


一方、彼はきれい好きだ。
埃アレルギーという体質もあるのだろうが
片付けも掃除も徹底しているらしい。


それは、一年前も今もかわらない。

2004年に入ってすぐの頃、
そんな片付け上手な彼に、ウチに来てもらった。

もちろん目的は部屋掃除。

普通は恥ずかしがるところだけれど、
とにかく部屋をきれいにしたかったし、
なにより収納家具の組み立てに期待していたので
特に恥ずかしくはなかった。


そうは言っても、実際に部屋に来てもらう直前、
あぁ・・この部屋を他人に見られるのは
やっぱり恥ずかしい!!!

と思ったけれど。

後の祭り。

ウチについた彼は、絶句していた。

もちろん、あまりの汚さに。


足の踏み場もないとはまさにこのこと。


レジュメをある程度まとめただけで
そのほかの本や洋服などは部屋に散乱していた。


「とりあえず、収納する棚を買いに行こう」

そういうと、近くのホームセンターへ車で出かけた。
比較的リーズナブルなチェストとカラーボックスを購入した。

その後、学校の近くにあるちょっと有名なケーキ屋さんに寄って、ケーキをいくつか買った。
彼も私も甘いもの好きなんです♪


帰宅後・・・
チェストを組み立てる彼。
部屋が狭いのと、散らかってるのとでスペースがないため
片付け以外の手伝いができない私。
ダンボールをつぶしたり、発泡スチロールをゴミ袋に入れたり・・・

段々とお腹がすいてきたし、手持ち無沙汰になってきた。

「ご飯作ろうか?」

「ん~・・・これが終わってからでいい」


ある程度目処が立った頃、私は夕飯を作り始めた。
そもそも、それは私たちの交換条件だった。

私がパスタをご馳走する代わりに、彼は部屋片付けを手伝う。
手料理が恋しいとやたらといっていた彼に、
私が提示した条件だった。

「あと10分くらいでできるから、テーブルの上片付けて。」

「はーい」

しかし、見てみると全然片付いてない!!
仕方ないので、自分でさっと片付け、2人分の食事スペースを確保した。

「うまい」
「だろ?でも、ちょっと失敗だったかも。」

そんな話をしながら食事をして、ケーキを食べて
それが終わると再びチェスト製作を再開した。


そして、完成したチェストとカラーボックスに本や洋服を収納。
随分と部屋が片付いた。

時間は既に深夜だった。
しかしその後、ラーメンズのビデオを鑑賞。
というより、無理やり彼にラーメンズのビデオを見させた。

気がつくと朝の5時ごろだった。

「腹減ったな~・・・」

寝ようよ・・・(心の声)

「ジョナ(ファミレス)行くぞ!」

「えぇ~~~!?」


そして車に乗せられ、近くのファミレスへ。
実はこの数日前、私は体調を崩し、
あまり食べ物が食べられない状態だった。
食事は常に栄養補給ゼリーだった。

このことは彼も知っていた。
ワガママなヤツなのだ・・・orz

彼はイタリアンハンバーグセットをがっつり食べていた。
それを見ながら、私はスープを飲んでいた。
(これでもお腹は苦しかった)


そして、帰ってくると、私はベッドで、
彼はテーブルを挟んでカーペットの上で眠った。。。

やっぱり私たちは友達だった。
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去年は、誰よりも早く彼がメールをくれました。
そのことは以前に書いたとおり。
私の誕生日参照。

そのことに関連して少しだけ補足を。

私の誕生日、私は一人で過ごしました。
TOPSのケーキを買って、小さな贅沢をしました。

えぇ。たった一人で。

誰と過ごすこともなく。

プレゼントも特になく。
(地元に帰ってから友達に貰いましたけど)


でも、ちょっぴり期待してたんです。
彼にあげたし、くれるかなって。

しかし、夢は夢でしかなく。

きっと、その後のディズニーランドが彼にとっての誕生日プレゼントだったんでしょう。
結局、行ってみたら当日チケットはなかったわけですが。

その代わりに行った河口湖が、私へのプレゼントとなりました。
現実逃避参照。


河口湖に行った帰り道。
その日に使った高速代や食事代を払おうとしたとき。

「いくら?」
「いいよ。」
「え~?」
「その代わり、これが誕生日プレゼントな。」

その高速代は覚えてないけれど、結構な額だったと思う。
その上、私の突然のワガママに付き合ってくれたのだ。

正直、形に残るものがほしいという気持ちもあった。
けれど、それでもいいと思った。
一緒にいる時間を、彼は私にくれたのだ。

それは、Hが私にくれなかったもの。
私が何よりほしかったもの。
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ミレナリオと初雪

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去年の12月26日。

その日は研究会があって、都内の大学に行ってました。
主催の教授は、私の学部時代の恩師。

研究会は欠席の予定でしたが、修論指導を受ける為、
研究会が始まる3時間前に大学についていました。

そこで、教授と話し合い、修論提出は翌年に持ち越すことに。

そして、修論があるので研究会も参加しない予定だったのですが、提出を延期したので出席することに。
ついでに忘年会も出席することに。

おいしい食事とおいしいワインとで、非常に幸せ~♪な気分になりました。


お店を出た頃、私の携帯に着信履歴が残っていました。


それは彼から。
思い起こせば数時間前、大学に向かう途中に彼にメールを送っていました。


「ミレナリオ一緒に見に行かない?」


もしや、今日行きたがっているのかと勘違いしているのでは・・・
そうしてみていると、彼から着信が。


「もしもし?」

「今どこにいる?お前ん家の近くにいるんだけど。」

「え?今は・・・○○あたり。研究会の忘年会があったから」

「今車なんだけどさ、行く?」

「ミレナリオ?」

「そう」

「・・・その頃には終わってると思うよ。」


「まぁ終わってたら終わってたでいいよ。じゃあ、××で待ち合わせな。」

「わかった。」


先生方と別れる前だったので、少し気を遣って手短に済ませた。
駅に着くとそれぞれ解散し、私は彼との待ち合わせ場所に向かった。

手には、お昼に食べようと思っていたパンが残っていた。


彼との待ち合わせ場所に着くと、わかりにくい場所に車をとめていた。

「わかりずらい。」
「しょうがないじゃん。混んでるんだから。」

そうして、丸の内方面に車を出した。


「これ、お昼に食べようと思って買ったんだけど、余ったからあげる。」

そういって、彼に神戸屋の袋を渡した。

「お!サンキュー!何も食ってないから腹へってたんだよ~」
「そうか。よかった。」

そして、私は彼に切り出した。

「そうそう。私さ、今年論文を出さないことにした。」

「えっ・・マジで?」

彼は心底びっくりしていた。
空気が変わったのが手に取るようにわかった。

はっきりとは言わないけど、
俺のせいだなと彼が思っているのもわかった。

そのあと、そのことについてどう話したかは覚えてない。
ただ、ぎこちない雰囲気になったけど、居心地の悪い空気にはならなかった。


丸の内に着くと、既にミレナリオは終了していた。

仕方ないので、そのまま帰ることに。


しばらく経ち、日付が変わった頃から雪が降り出した。

* 去年の初雪 *


雪国育ちの私は、はしゃいだ。
うれしくてうれしくて、雪を触りたくなった。

「ね、窓開けていい?」

「だめだめ!寒いから!!」

そういう彼は半そでだった(笑)
もちろん、会ってすぐに「季節感がない」と突っ込んでおいた。

何度も何度も、笑いながら「いいよ」なんていうはずもない彼に
「窓あけてもいい?」としつこく聞いた。

結局、寒さを嫌がる半そで姿の彼を横目に
許しを得ぬまま、私は窓を開けて雪を触ってみた。


大好きな雪が本当にうれしくて、
いつもにないくらい、はしゃぎながら。


「わぁ・・雪だ・・」


感想にもならない言葉だけど、
雪の滅多に降らない東京で雪に触れることができるなんて
しかも、その初雪を、彼とみられるなんて
すごくうれしくて、感動したんだ・・・

当時、私にとって彼は、
友達か好きな人かわからないけど、大切にしたい人
だった。
だから、彼と一緒にいられることはうれしかったし、
滅多にない機会を一緒に過ごせるのは喜びだった。


しばらく窓を開けて雪を堪能していると、
「寒いんだから早く閉めろよ~」
という情けない声が聞こえてきた。

バカめ。真冬に半そでTシャツなんて着てるからだ(ΦωΦ)フフ・・・



結局、ミレナリオは見ることができなかった。
その数日後に実家に帰ったから。

だけど、初雪を一緒に見ることができたのがうれしかった。

クリスマス

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それから数日。

23日の夜、私は遊び半分で彼にメールを送った。

「今年のクリスマスは一人かー」という内容のメール。

誕生日も一人で過ごし、クリスマスまでも一人・・・
そんなことはここ数年経験していなかった。

一緒に過ごしたいというよりも、
いじけた私を慰めてぇ~♪という意図のメール。

それに、彼はまだ研修期間中だったから、
出てこられないだろうと思っていた。


携帯から♪愛が呼ぶほうへが流れた。

彼からの返信。

そういわれてもな~的な言葉と、同情が
そのメールには盛り込まれていた。

それに加えて、飯でも食うかと書いてあった。


出られるのか・・・?


誰かと過ごせるのはうれしいけれど、彼が少し心配になった。

そう送信すると、彼は少しなら大丈夫といってくれた。


翌日、私たちは駅前で待ち合わせた。
スーツ姿の彼。

なんだか少し変な感じ。
いつもはカジュアルな服装だから、
見慣れない姿にドキリとした。

「どこに行く?」

「食べたいものとかあるの?」

「ん~・・別にない。酒でも飲むか。」

「じゃあ、行きたいお店があるんだけど、いい?」

そういって、私が気になっていたお店に行くと
人気のあるお店らしく、満席でフラれてしまった。

「どうしようか。Rの店でも行く?」

「まぁ、最悪それでも仕方ないか。」

普段ならそのまま流れてもおかしくないのに、
彼はその日、なぜだかRの店に行くことを好まなかった。
クリスマスだからだろうか・・・

「○○(某百貨店)でも行くか。」

「そうだね。」

そのまま、デパートのレストランフロアへ行くと
クリスマスなのに妙に空いていた。


食事がおわり、会計を済ませると私たちは店を出た。

彼に自分の分を払おうとすると、彼はいらないと受け取らなかった。

最初に声をかけたのは私なのに。

その後、カフェでコーヒーを飲み、
ギリギリの時間まで一緒に過ごした。


その日、どんな話をしたかは覚えてないけど
たくさん話して、たくさん笑ったことは覚えてる。

彼のおかげで楽しいクリスマスを過ごすことができた。