半年

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あれから、半年が過ぎました。



毎日、仕事に追われ本当に忙しい日々を過ごしています。




夏に一度だけ彼に会いました。


私が以前住んでいた街で、映画を見て、ご飯を食べて、お茶を飲んで。


お互いの近況など他愛のない話をして。



以前と何も変わらなかった。



だけど、その頃やっと彼のことを考えずにすむようになっていたのに


また彼のことを考えるようになってしまいました。



今でも、彼のことを考えない日はありません。


本当に大切な人だった、愛おしい人だったから、

沢山の幸せをもらったから、

どうにかして、元に戻れないだろうか、と。



けれど、きっと戻っても同じことになるような気はします。




彼は気づかなかったけれど、私はいつも不安だった。



価値観の違いも、不満は沢山あった。





だから、きっと、一緒にはいられなかったんだろうと思います。



でも、自分を納得させることができない。


納得というよりも・・・



人間はきっと、生きるうえで

さまざまなことを理解し、

自分が飲み込めるよう咀嚼し、

それをグッと飲み込んで、

自らの一部にしていくのだろうと思います。



理解はできる、咀嚼もできる。



でも、それを自らこなして、自分の一部とすることができない。



だから、今でも彼のことを考えてしまうのでしょう。




ふと思いました。


同じものを同じように理解できる人が、一緒にいる人なのだろう、と。



そうでなければ、人間は一人で生きることが心地いいのだと思います。



彼とは、一緒にそれができるだろうか?




答えは出ません。



だから、もうしばらくは不毛だけれど問い続けなくてはいけないのだと思います。

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