「アリスクリードの失踪」


監督:J・ブレイクソン

出演:ジェマ・アータートン、エディ・マーサン、マーティン・コムストン


小人のくしゃみ(続・「三十路ーズ」)

イギリスで公開されると、その緻密な作品世界に、

「ダニー・ボイルやクリストファー・ノーラン、ウォシャウスキー兄弟のデビュー作に匹敵する」

と英米の批評家に絶賛されたという本作。

これが長編デビュー作というJ・ブレイクソン監督は、まだ30代前半。

登場人物はたったの3人、場所もほとんどが拉致された部屋で進行するなど、低予算映画であることは画面からも伝わってくるが、

それを逆手に取ってキャラクターを掘り下げてサスペンスを生む手腕は、随所に才気が感じられる。

脚本も兼ねているため、デビューにあたって今までに浮かんださまざまなアイデアを盛り込んだのだろう。

二転三転する展開、人間関係からは目が離せない。


●ストーリー●

若い男と中年男の2人は綿密に練った計画の下、富豪の娘アリス・クリードを誘拐する。

監禁状態のアリスは、絶対的な恐怖の中、生き抜く希望を持ち続けた。

そんな中、首謀者の中年男が外出した際に反撃を試みたアリスだったが、共犯の男が驚愕の事実を口にする。

そして、その瞬間から誘拐犯とアリスの関係がねじれ始め、3人の力関係が目まぐるしく変化する。

200万ポンドの大金を得るための用意周到な誘拐計画が、3人の生き残りをかけた戦いへ変わっていく――



*****鑑賞後のつぶやき*****(ネタバレはござーませんのでご安心を。)


今日は、久しぶりに”一人deミニシアター”を楽しみたくなりまして、(水曜はレディースdayだしね!)

定時になるのを待ち構え、有楽町で公開中の映画をネット検索。

で、

おっと、この映画、見逃すところだったぜぃ、

と、思い出したわけです。

「おもしろそうだ。」と、チェックしてたんだよねー、かなり前に。


さてさて、感想はといいますと、

・・・・おもしろかった。ホントに。


ミー的満足度は、★★★★!

いや・・・・

単館系の映画って、失敗な場合、

「金返せー!2時間を返せー!」って叫びたくなるようなものもあったりするからなー。

それ考えたら、

★★★★α くらいあげてもいーかも。(←なぜに、上から?)


この映画、とにかく、上映時間中(まさに最初から最後まで)スクリーンに引き込まれっぱなしだった。

まさしく、釘付け。

それだけでも私にとっては、十分にエンターティメントとしての価値あり。

その時間ずっと、夢中になれてるわけだから。



確か、今月の24日まで上映しているはずなので、時間のある方は、是非ご鑑賞あれ。


ちなみに東京での上映は、

ヒューマントラストシネマ有楽町と、ヒューマントラストシネマ渋谷の2館のみ(だったはず)。

ミニシアターではあれども、まだ新しい映画館なので綺麗だし座席も悪くないよん。







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