受け持ち患者さんが、とっても気を使われる人でした。
もう10何年、学生さんがついたことがなかった患者さんだったけれでも、
受け持たせてくださいました。
私がよかったとかじゃなく、うちの学校の精神の先生がすんばらしかったからです。
実習が始まり、たくさん患者さんとお話をしました。
ご年配の方でもあったので、もう、作業療法などにはあまり参加されていないのに、
学生さんには、精神科病院をいろいろと知ってほしいからと、
一緒に、参加してくださいました。
そのほか、自分自身の状況、幻聴はこういうものであるなど、
本当に、たくさんのお話をしてくださいました。
でも、お話し続けると、気づかれかれなどから、
幻聴がひどくなってきたりもします。
そのときは、ものすごく私に申し訳なさそうに謝られて
ベッドで休まれます。
たくさんお話はできるけど、でも、距離があるという感じでした。
先生とお話をしていると
「ひよこさんと患者さんは、お互いの性格から
相手を気遣いすぎるところがあるからね。
もうちょっと、楽にかまえてもいいんよ。」
と、アドバイスしてくださいました。
本当に、この先生はすばらしくって、
ちょっとことで、学生や患者さんのことを見抜かれます。
実習始まるまでは、ただのおっとりした先生としか正直思っていませんでしたが、
本当、実習始まって、先生の見方が変わりました。
本当に本当に、尊敬する先生です。
この実習の間、本当に患者さんとたくさんお話しました。
受け持ち患者さんだけでなく、他の患者さんともたくさんお話しました。
壮年期あたりの患者さん5・6名と円になってお話をよくしました。
実習は2週間あったのだけど、
1週目に彼氏がいるのかどうか聞かれました。
まあ、正直にいますよってお話したのです。
で、ちょこちょこ彼氏のことについて聞かれたので、
ちょこちょこ答えていました。
ところが、1週目と2週目の間の連休で
彼氏と別れてしまった
のです・・・・・・・・
2週目に、その6名の患者さんに報告。。。。
すると、みんな口をそろえて、
「あいつとは、別れてよかった。
あんたには、本当にもっといい人がいる。」
って、すごい、はげましてくれました。
本当に、救われました~。
みんな、すごくすごく、優しいひとばかりでした。
これがきっかけなのか、
私は、精神科看護がとても好きになりました。
まあ、彼氏と別れてしまったので、
実習初日に受け持ち患者さんに
「あんたは、23歳が24歳で結婚するじゃろう。」
って、言われていたのが、
「やっぱり、25歳が26歳じゃのう。」
って、年齢があがってしまいました~。
まあ、今現在、25歳か26歳はとても難しいというか、
結婚願望も自分でもビックリするくらいないので、
不可能ですな。。。。。。