Aチームが3人、Bチームが2人で戦ったとします。
条件は、能力は皆同等とします。
①一騎打ちの場合はどちらが勝つでしょうか?
答えはAチームが1人残って勝ち、となります。
では、皆が鉄砲を持つとどうなるでしょうか?
条件は、射撃の腕は全員同じ。
かつ、1人が1分間に6発発射できるとします。
②どちらがどれ位勝つでしょうか?
答えは、先程とはだいぶ異なった状況になってきます。
Aチームは3人で、それぞれ1分間に6発ずつ発射するので、
合計18発/分
Bチームは2人で、それぞれ1分間に6発ずつ発射するので、
合計12発/分
では、被弾数で考えるとどうでしょう?
Aチーム3人にはBチームより12発射掛けられるので、
1人あたり4発/分
Bチーム2人にはAチームより18発射掛けられるので、
1人あたり9発/分
なんと、
1,5倍の戦力差にも係わらず、被弾数は2,25倍
になっています。
弾の当たり方によっては、完勝【3対0】もありえるんですね。
これが経済成長段階で勝ち組企業がが利用した戦略です。
つまり、
能力は考慮に入れず規模を拡大することでで競合他社に勝つ
戦略を採ったのです。
これでは多勢に無勢、一人では勝機は生まれてきません。
一人で多勢に勝つ方法が、ドリル戦法です。
一点に力を集中して突破口を開くのです。
穴が開くとうその様に仲間が集まりだします。
そして、点から面へと戦線を拡大していきます。
ちょうど、
大阪市長の橋本さんがドリル戦法で突破口(大阪府・大阪市)を開き
今後面展開(国政)をしていくはずです。
歴史上では、織田信長の桶狭間の戦いが典型的な例ですね。
たまに、ずば抜けて能力の高い人が
一人で多方面戦略を展開することがありますが
力を入れているときは橋頭堡が築けますが、
ほかの戦線に手を回している間に消滅してしまいます。
このような方は、
ドリル戦法を身に付けることで
飛躍的に効率が上がり、
結果全ての橋頭堡が維持でき、
それぞれを発展させることが出来ます。
要はこっちの方が近道って事ですね!
ポイントは捨てることです。