今年の夏祭りは、例年の夏祭りとは違い、年長組、年中組の子ども達が中心となり企画、運営をして、作り上げる夏祭りを行います。
そして、「自分たちがつくる夏祭りを通して、年齢が低いクラスのお友達にも十分楽しんでもらおう!」という目標を持って、6月から動き始めました。
夏祭りのテーマは、「動物」。
まずは、動物に対してのイメージを膨らませることができるように、実際に子どもの国の動物園に行き、どんな動物がどんな所に住んでいるのか、どんな食べ物を食べるか…など、学んできました。
年長さんのお部屋は、動物の写真や住んでいる環境の写真を貼りだし、気付けばいつも動物が近くに感じられる部屋の中で、夏祭りの準備を進めてきました。
話し合った結果、
「子ども達が動物や探検家になり、動物達が住む世界(草原やサバンナ、海、ジャングル、湖)でのお祭り」を行う事になりました。
子ども達のイメージを地図にしました。当日は、この地図の進路で進んでいきます。
この部屋の設定も、全て子どもたちが考えたんですよ。
まずは、レストランでおやつを食べて、お腹がパンパンになってからスタート。
「サバンナ、砂漠の部屋で喉が渇くかもしれないから、隣は海がいいんじゃないか!」
「海を抜けるとジャングル。色々な生き物やものがあるのかな~?」
「ジャングルで歩くと喉が渇くから、その隣は湖がいいんじゃない?」
「でも湖って、周りがきれいな山がありそう・・・」
食べ物屋さんでは、人間の食べ物も動物の食べ物も売りたい!という思いから、リンゴやドーナツ、焼きそば、スパゲティ、水など、色々なものを作りました。
中にはこんな子どもも・・・
りんごを作っていると、手に糊がくっついてしまい、なかなかうまく作れなくて
「難しい~」と言いながらも、
「みんなに喜んでもらいたいから頑張る」と、難しいことにもチャレンジしていた年長組の男の子。
魚釣りゲームでは、乳児クラスから幼児クラスまで、各クラスで魚を作り準備しました。
乳児クラスは、絵の具を使って、色のにじむ様子を楽しみました
みんな、真剣な顔で作ったり、お友達の作ったものを見ていますね
幼児クラスは、キラキラの紙や画用紙、ペン、糊など、色々な素材に触れながら制作をしました。
年長さんは、廃材を使いながら作りましたが、一人一人工夫した点も違い、個性的な魚達が出来上がりました。
宝探しでは、
「宝箱を探すのか?」「宝箱の鍵を探すのか?」で、意見は分かれましたが、「宝箱の鍵を探そう」ということになりました。
「こっそり、はずれも混ぜよう」
子どもらしいですね(笑)
はずれの中身は、鍵ではなく、あひるちゃん。
その他にも、ゲームや部屋の環境を作るのに毎日少しずつ、楽しみながら取り組んできた子ども達です。
さぁ、園内が動物の住んでいる雰囲気に段々と変わってきて、盛り上がってきました。
どんな動物夏祭りになるか楽しみですね